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最近中世ヨーロッパに興味を持ち始めた者です。
いくつかわからないことがあるのですが、
・貴族は普段どのような仕事をしていたのでしょうか?
・庶民や商人などは貴族の地位にはなれなかったのでしょうか?
・貴族は再婚や離婚はできたのでしょうか?

・中世ヨーロッパの庶民の暮らしや、
 建築・裁縫(当時の原料が載っていると嬉しいです)が
 書かれているホームページや本がありましたら教えてください。
・もっと勉強したいので、お勧めのホームページや本も教えていただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

>「ノートルダムの背むし男」は「ノートルダムの鐘」でしょうか?



「ノートルダムの背むし男」はアンソニー・クイーン、ジーナ・ロロブリッジ主演の50年以上前のハリウッド映画です。
ディズニーの漫画映画のタイトルは「ノートルダムの鐘」です。

その他にも「ロビンフッド」や「ジャンヌダルク」『The Name of the Rose』の映画も中世ヨーロッパが舞台です。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Name_of_the_Ros …

また、ヨーロッパの中世が終わる1517年にはルターの宗教改革がはじまった年でそれから、グーテンベルクの印刷技術により聖書がドイツ語で出版されるなどヨーロッパの歴史上たいへん大きな出来事がありました。
それまでカトリック教会はたいへん多くの献金や巡礼者のもたらすものでたいへん富んでいましたが、ルターの宗教改革により収入はほとんどなくなります。
それまで、カトリック教会は巡礼者を呼ぶために、立派な教会を建て、有名な彫刻家や画家に作品を作らせますが、宗教改革以降、宗教画など
資金不足によりずっと数を減らします。

ドイツでは初夏~秋にかけてあちらこちらの城で中世の生活を体験できる催し物が行なわれます。

参考URL:http://www.ritterturnier.de/
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございます。

ディズニーの「ノートルダムの鐘」は見たことがあるのですが、「ノートルダムの背むし男」は見たことがありませんでした。
検索してみたのですがなかなか見つからず、実写映画というのだけわかりました。実写だとよりリアルに中世の建物や生活がわかりそうですね! 教えてくださりありがとうございます。レンタルビデオ屋で探してみます。

The Name of the RoseのURLも拝見しました。
英語でしたのでちょっと読むのが難しかったのですが、衣装の写真に惹かれました。サスペンスタッチな感じがしたのでストーリーにも引き込まれそうです。

ルターの宗教改革以前は富んでいたのですね。
中世と聞くと、貴族・王族といった身分や宗教のイメージがあります。

ドイツでは中世の生活を体験できる催し物があるのですか!
とっても行ってみたくなりました。
参考URLも拝見するととても楽しそうな催し物ですね。
写真を見てるだけでも楽しいです。

回答ありがとうございます。
いろいろ参考になります。

お礼日時:2008/01/18 23:13

他の方々がお書きになっているイングランド王ヘンリー8世。


その二度目の妃アン・ブーリンの家は、父方の曽祖父が田舎の農家だったようです。
農家と言っても中流家庭だそうなので、地方の名士みたいな感じなのか。
曽祖父はロンドン市長になったそうです。
その息子の代で領地や爵位を得たようですが、そのまた息子、つまりアンの父親も有力貴族の娘と結婚して(←この人がアンの母親)、イングランドの宮廷に出入りしていました。
アンや兄妹の3人は、一時、フランス宮廷で教育を受けていた模様。
ブーリン家は庶民から貴族になった例と言えるのでは。

メアリーとアンのブーリン家の姉妹の物語がアメリカで映画化されたそうです。
The Other Boleyn Girl(2008年公開)
主演がスカーレット・ヨハンソンとナタリー・ポートマンなので、日本でも上映するかな??
同タイトルの原作小説(Philippa Gregory 著)があって、領地(宮廷を離れた郊外にあって農民が畑を作ってます)の様子やブーリン家の成り立ちが出てきますが、未邦訳だと思います。
もし日本で映画公開されれば、小説も邦訳されて大々的に売り出されるんじゃないかと想像しますが。。。

ヘンリー8世の妃で、アン・ブーリンに王妃の座を奪われたキャサリン・オブ・アラゴン(カタリーナ・デ・アラゴン)の出身地スペインに関しては、伝記小説『女王フアナ』(角川文庫)があります。
このファナはキャサリン・オブ・アラゴンの姉で、彼女達の両親はレコンキスタで有名なカトリック両王です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%83 …

スペイン王家も政略結婚だらけのヨーロッパ諸国の例に漏れず、周辺諸国の王家と姻戚関係を結びました。
配偶者が死亡すれば再婚は問題なくできたようで、最初の夫が亡くなると未亡人はまた他の家(または次の王)に嫁いだりしています。

キャサリン・オブ・アラゴンも、ヘンリー8世の前の王の妃で、王が死去したのでヘンリー8世が娶りました。
小説によると、周囲の反対を押し切って、だそうですが、
その後次々と他の貴婦人たちに手を出すんですなあ。

カトリックは他の方がおっしゃるようにローマ教皇の許しがないと離婚はできなかったそうですが、愛人や庶子はいました。
結婚が絡まなければ良かったんでしょう、社会的には。。。。
王の寵愛を受けて男子を産んだりしたら権力が手に入るかもしれない。当時は男子が跡継ぎでした。
王家だけでなく、一般貴族の縁組も家柄や家の利益が考えられていました。

また小説になってしまいますが、
『貴婦人と一角獣』(トレイシー・シュヴァリエ)も中世ヨーロッパです。
残念ながらというか、文庫版は出ていなくてハードカバーだけらしい。白水社。
こちらは王家でなく、普通の貴族の家庭だったと思います。
現在のフランスやベルギーあたりが舞台です。
庶民と言いますか、フランドルの織物職人やその周辺の商人の生活が出てきます。
http://park8.wakwak.com/~w22/606.htm

これらの小説はかなり創作が入っているので(シュヴァリエの小説なんかは現存する織物をヒントにしたまったくの架空)史実を追うには不向きですが、当時の社会の成り立ちや暮らしぶりを見るには参考になると思います。
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この回答へのお礼

なるほど…男子が跡継ぎとして大事な時代なので、男子を出産すると王妃に迎えられたりすることもあるのですね。
キャサリン・オブ・アラゴンの記事に目が行ってましたが、アン・ブーリンの記事も拝見すると、壮絶な人生だったようですね…。

The Other Boleyn Girlの公式サイトで、予告ムービー見てみました。
衣装や建物がリアルで見入ってしまいました。
ストーリーも面白そうですし、日本で公開される日が来ますように…。

>女王フアナ
狂気の女王と名前は聞いたことがありました。
キャサリン・オブ・アラゴンの姉だったのですね!
中世の王族は激動な人生が多かったのですね。

再婚は配偶者が亡くなった場合は問題ないのですね。
ヘンリー8世は…記事を読むと次々とお妃を娶っていたようで……。
子供をたくさん残すことが繁栄に繋がる時代を考えてもちょっと心変わりしすぎですね。

>結婚が絡まなければ良かったんでしょう、社会的には。。。。
うーん……悲しいことですね……。

>『貴婦人と一角獣』
貴族に産まれた女性の悲哀さが書かれているようですね。
史実も興味ありますが、当時を舞台にした小説も読んでみたいので、興味があります。
探してみますね。

いろいろとご紹介と回答ありがとうございます。
勉強になりました!

お礼日時:2008/01/18 23:55

一言でヨーロッパと言っても、とても範囲が広く、地域差がありすぎるのでいちがいに「こうだ!」ということは出来ませんが、、、。


一応、分かるところを。(主にイタリアをイメージしてます)

>・貴族は普段どのような仕事をしていたのでしょうか?

普段は、自分の領地を統治したりしていました。
戦争があると、部下を引き連れて戦いに行ってました。
主従関係を結んでいるのですが、一対一の関係ではなく、複数の主人に仕えることも出来ました。
また、傭兵業を行って富を築いたり、一都市の僭主になったりしていました。

>・庶民や商人などは貴族の地位にはなれなかったのでしょうか?

なれることもありました。
商売も別にユダヤ人だけのモノではありませんでしたし。
ただ、庶民といった場合は都市に住む者と地方の農民で差はありました。
例えば、フィレンツェ市民と言えば「庶民」ですが、農民のように農地を耕したりしていません。(職人とか商売人とか)
また、市民が土地を持ちそこで農民を働かせていたりしました。
まぁ、市民も貴族みたいな感じ。でも、貴族ではない。

>・貴族は再婚や離婚はできたのでしょうか?

原則は「出来ません」
実際は「ローマ教皇の胸三寸です」
というのは、カトリック・キリスト教では「離婚」は出来ないことになってるからです。
「離婚」といった場合、なんらかの原因で「正式な結婚が成立していなかった」という事になります。
つまり、「結婚そのものが無かった」ことにするのです。
それを宗教裁判(教会が司る裁判)で証明しなければなりませんでした。
で、「結婚」というと「セックス」の事でした。
なので、「結婚がなかった」というと「夫婦関係が無かった」という事です。
これを証明しなければいけないので、「離婚」は相当「名誉」が傷つく事だったようです。

>・もっと勉強したいので、お勧めのホームページや本も教えていただければ嬉しいです。
>よろしくお願いします。

幾つか、参考資料を。

『イタリア中世都市国家研究』 (岩波書店)
清水 広一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83 …


『ヨーロッパの都市と生活』(筑摩書房)
増田 四郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83 …

『中世の窓から』 (朝日新聞社出版局)
阿部 謹也 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E4%B8%96%E3%81 …

いずれも絶版のようなので、お近くの図書館で探してみてください。

あと、歴史学をやる上で欠かせない「歴史観を養う書」として

『歴史の哲学 ー現代の思想的状況』( 講談社学術文庫)
渡邊二郎 著
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81 …
http://club.pep.ne.jp/~y.hosoya/booksreview/reki …

参考URL:http://history.husigi.com/
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この回答へのお礼

貴族は戦うことも仕事なのですね。
一対一でなく、複数に仕えることもできるのは意外でした。

>例えば、フィレンツェ市民と言えば「庶民」ですが、農民のように農地を耕したりしていません。(職人とか商売人とか)
なるほど、庶民にもいろいろあるのですね。
>まぁ、市民も貴族みたいな感じ。でも、貴族ではない。
裕福な市民…みたいな感じでしょうか?

カトリック・キリスト教は原則離婚は認められないのですね。
跡継ぎが大事な時代なので結婚は子作り・繁栄という概念があるのかもしれず、夫婦関係がなかったことを証明するのは確かに名誉を傷つけられるかもしれません。

>『イタリア中世都市国家研究』 (岩波書店)
>『ヨーロッパの都市と生活』(筑摩書房)
>『中世の窓から』 (朝日新聞社出版局)
絶版とのことで、図書館で探してみますね。
ご紹介、ありがとうございます。

>『歴史の哲学 ー現代の思想的状況』( 講談社学術文庫)
哲学者の方が書かれた本なのですね。
内容を把握するのに時間はかかりそうですが、歴史を勉強していこうと思ってますのでゆっくり読んでみたいと思います。

参考URL、ありがとうございます。
じっくり拝見させていただきます。
小ネタ、面白いですね。

回答ありがとうございました!
勉強になりました。

お礼日時:2008/01/18 01:05

>・中世ヨーロッパの庶民の暮らしや、


 建築・裁縫(当時の原料が載っていると嬉しいです)が
 書かれているホームページや本がありましたら教えてください。

とのことなので、私が持っている中世ヨーロッパ関連の本を紹介します。

●<「知」のビジュアル百科 25>中世ヨーロッパ入門/あすなろ書房
 5世紀から15世紀、ヨーロッパの暮らしはどのようなものだったのか?領主、職人、農民などさまざまな階級の人々の暮らしを鮮やかに再現したビジュアル版歴史入門書。写真や図版が多く載っていて、中世の暮らしや文化などが分かりやすい本です。(目次から抜粋・・・中世とはどんな時代か・農民の生活・中世の女性・宮廷・装飾美術・中世の音楽・病気と死等)

●中世騎士物語/新紀元社
 中世のフランスに生まれた架空の騎士ジェラールを案内役として騎士の姿を語り、中世がどんな時代だったかを紹介した本です。(目次から・・・騎士の守護聖人・出陣・騎馬戦術・鎧・兜・剣・王都パリ・騎士道物語・騎士叙任式・攻城戦等)

●中世ヨーロッパの城の生活/講談社学術文庫
 城作りはなぜ始まったのか、城の内外ではどのような生活が営まれていたのかを英国の城を例にとって人々の生活実態を描き出した本。(目次から・・・城のあるじ・城の奥方・城の1日・村人たち・城の1年等)
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この回答へのお礼

たくさんの本の紹介ありがとうございます!

>●<「知」のビジュアル百科 25>中世ヨーロッパ入門/あすなろ書房
ビジュアルで暮らしが書かれて分かりやすそうです。
さまざまな階級の暮らしにとても惹かれます。

>●中世騎士物語/新紀元社
物語形式、読みやすそうですね。
騎士も興味があるので探して読んでみます。

>●中世ヨーロッパの城の生活/講談社学術文庫
城の生活がわかりやすそうですね。
城の1日・村人たちというのが気になります。

回答ありがとうございます。
どれも興味があります。
早速探して読んでみたいと思います。

お礼日時:2008/01/18 00:27

>・貴族は普段どのような仕事をしていたのでしょうか?



中世ヨーロッパ(600~1453または1517年まで)
マクシミリアン1世が「中世最後の騎士」と呼ばれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF% …
貴族の仕事は荘園の管理運営
敵の侵入から自国民を守るまた争いの時に戦う
世襲制の維持と他国との血縁関係の維持
(王様はだいたい10人以上の男子をもうけそのうちの7~8人が騎士になり、2~3人が司教になったりしていました。女子が生まれると、他の国との関係の為に嫁がせました。嫁ぎ先は皇帝と各地の王様達の会議で決められていました。)

また、乗馬や狩や城での舞踏会は貴族だけに許された趣味でした。

>・庶民や商人などは貴族の地位にはなれなかったのでしょうか?

カトリック教会は商人や金融業を「悪行」のように扱っていたので、ユダヤ人が商人や金融業をするようになりました。また、城壁都市の壁の外などにジプシーが鍋や籠製品、陶器を売りにやってきました。
庶民のほとんどが農民で農民の子供が貴族の家に奉公にあがることはあっても貴族と結婚や貴族の地位になることはほとんどなかたと思いますが、例えば戦いで貢献した者などは一番下の位などを授かったようです。勿論、陰では色々あったと思います。
南ドイツのカトリックで世襲制を重んじている家では、今でも子供が出来ないと婚姻させてもらえないこともあります。

>・貴族は再婚や離婚はできたのでしょうか?

カトリックは離婚を認めていないので再婚は相手が亡くならないと出来ませんでした。
(子供が出来ないと暗殺してしまったりとかあったかもしれません。ヘンリー8世をご参照ください。ただし、彼が生きたのは中世がほぼ終わるころですし、ルターの宗教革命後http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3% …
また、王様のお后に子供が出来ないときは、王様の兄弟や甥などが王位を継承したり、養子縁組もあったと思います。

・中世ヨーロッパの庶民の暮らしや、
 建築・裁縫(当時の原料が載っていると嬉しいです)が
 書かれているホームページや本がありましたら教えてください。

映画で「ノートルダムの背むし男」や「ラマンチャの男(ドン・キホーテ)」には中世の生活などが出てきます。

参考URL:http://www.geocities.jp/japan_aristocrat_associa …
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この回答へのお礼

王様の子供が大勢いるのは世襲制の維持や他国との血縁関係維持が仕事だからなのですね。
マクシミリアン一世の記事、興味深く読ませていただきました。

庶民でも戦いで貢献することがあれば貴族になれたのですね。
やはり陰ではいろいろあったのでしょうか…。
貴族になれたといっても華やかな生活を送れるとは限らないのでしょうね…。

相手が亡くなられていた場合は再婚できたのですね。
ヘンリー8世の記事も拝見させていただきました。
キャサリンやメアリーの関連記事も拝見しましたが、特にメアリーの身分が庶子か王女かという辺りは興味深かったです。
ヘンリー8世について書かれている本を今度読んでみようと思います。
(mouryouさんやnacamさんがおっしゃったイギリス王のカトリック離脱はヘンリー8世のことなのですね。勉強不足です)

「ノートルダムの背むし男」は「ノートルダムの鐘」でしょうか?
以前見たことがありますが、今度は中世の生活という観点でじっくり見ようと思います。
ドン・キホーテはまだ見たことがないので探したいと思います。

回答ありがとうございました!
参考URLもありがとうございます。
たくさん勉強になりました。

お礼日時:2008/01/18 00:12

>貴族は普段どのような仕事をしていたのでしょうか?



上級貴族は、統治が仕事です。下級貴族は、直接農民や使用人の管理などが仕事ですが、本人も農作業に従事した者もいました。
(騎士階級など自分も農作業をしないと生活できなかった)

>庶民や商人などは貴族の地位にはなれなかったのでしょうか?

なれる事もありました。
ただし、日本の江戸時代と同様下級貴族(御家人程度)ですが。
庶民が出世するのであれば、貴族社会よりも聖職会を目指します。
司祭や司教ばかりでなく、枢機卿になれる可能性もありました。

>貴族は再婚や離婚はできたのでしょうか?

原則的に離婚はできませんが、特別な事情があればできました。
たとえば、結婚した相手が実は近親者だったりした場合です。
ヨーロッパの貴族社会は、婚姻でむすびついていますから、ほとんど近親者同士の結婚が多くなります。
離婚したい場合、近親者との結婚であった事を理由に、離婚ではなく婚の無効による実質的な離婚を行いました。
離婚や結婚の無効となりますと、相手先とのケンカ(戦争)状態となりますので、離婚や結婚の無効よりも、別居などで対処しました。
エレアノーラ・アキテーヌは、フランス全土の1/3にもなる領土を持っており、フランス国王ルイ7世の王妃でしたが、男子後継者が無いため、近親結婚であると主張し、エレアノーラと離婚します。
エレアノーラは、より近親のイギリス王ヘンリー2世と結婚します。

イギリス王ヘンリー8世は、近親結婚を理由に離婚しようとしますが、教皇庁の許可が出なかったため、カトリックを離脱して離婚し再婚します。
再婚は全く問題ありませんでした。
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この回答へのお礼

貴族にもいろいろ差があるのですね。
騎士階級が農作業しなければ生活できなかったのは意外でした。

庶民が貴族になれる場合もあるのですね。
でも確かに聖職会のが出世しやすい感じします。
貴族社会はやはり身分の壁が大きそうです…。

中世は近親結婚が多かったのですか…。
>エレアノーラは、より近親のイギリス王ヘンリー2世と結婚します。
更に近親の人と結婚したのですね、ちょっとびっくりです。
もしかすると、離婚できないのならば近親者であることを理由にして婚を無効にし、新たに結婚するというのが多かったのでしょうか。

回答ありがとうございました。
参考になります!

お礼日時:2008/01/17 22:54

解るところだけ


・貴族は普段どのような仕事をしていたのでしょうか?
 基本的に労働はありません。領地の税収で暮らしていました。イギリスなどでは狩りは害獣退治として領主の仕事でした。
・庶民や商人などは貴族の地位にはなれなかったのでしょうか?
 身分制度が厳しいので貴族にはなれなかったのではないでしょうか。
・貴族は再婚や離婚はできたのでしょうか?
 カトリックは原則として離婚できません。そのためフランスでは愛人を持つことが発達しました。一方イギリスは離婚するためにカトリックを離脱しました。
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この回答へのお礼

害獣退治は領主の仕事だったのですね。
そういえば貴族が馬に乗って狩りに行くイメージがあります。

>身分制度が厳しいので貴族にはなれなかったのではないでしょうか。
やはり身分制度は厳しいのですね。

なるほど…カトリックは原則として離婚できないのですね。
中世が舞台の映画などを見ると愛人の話が出てくるのはそのためだったのでしょうか。

回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/01/17 22:25

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