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Access2000からAccess2003にインポートをしました。
そうしたらAccess2003の方を排他モードで開こうとするとファイルが開けません。
「排他モードで開く」の左側にレ点のチェックが入っているのです。他の誰かが開いているときは開けません。誰も開いていないときは開けます。
このレ点の意味は何だったでしょうか?
そのファイルのオプションの設定は「共有モード」になっています。
Access2000の方はその現象が起きません。
ということは、バージョン換えでインポートするときにおかしくなってしまったのでしょうか?
よろしければ教えてください。

A 回答 (1件)

> このレ点の意味は何だったでしょうか?



LAN上ではなくStand Aloneでの確認結果ではありますが、このマークは、Accessのメニューで
「ツール(T)→オプション(O)」で表示される『オプション』ダイアログの『詳細』タブで、『既定の開く
モード』を「排他モードで開く」に設定した場合に表示されるもののようです。
(「共有モードで開く」にした場合に、「開く(O)」にチェックが入らないことを考えると、片手落ちな
 気もします・・・)

なお、この設定は、ファイルに対してではなく、アプリケーションに対してのものになります。
(Windowsのスタートメニューなどからアプリケーションのみを起動した場合には、Accessの
 メニュー上で「オプション(O)」が使えないようになっていたり、複数のAccessファイルを開くと、
 それぞれの『オプション』ダイアログで別々の値を指定できる(=他方での設定が、リアルタイム
 に反映されない)など、確かに誤解を招きかねない動作かと思いますが)


> Access2003の方を排他モードで開こうとするとファイルが開けません。
> (中略) 他の誰かが開いているときは開けません。誰も開いていないときは開けます。

私の知る限り、Accessには少なくとも2種類の「排他モード」があります。
ひとつは、上記『オプション』ダイアログで設定する『既定の開くモード』としての排他モードで、
もうひとつは、『ファイルを開く』ダイアログの『開く』ボタンで「排他モードで開く(V)」を指定した
場合の排他モードです。
(なお、上記『既定の開くモード』で「排他モードで開く」を指定した場合は、後者の操作をしても、
 前者と同じ「排他モード」になってしまうので注意が必要)

で、ご質問の内容からすると、375kさんが見慣れているのは「前者の排他モード」で、一方、
現在の状況は「後者の排他モード」と思われます。

<最初のユーザーが、「前者の排他モード」でファイルを開いていた場合>
 次のユーザーが、同じ排他モードでそのファイルを開こうとすると、「他のユーザーがこの
 データベースを開いているか、排他モードで開く権限がないため (中略) このデータベースを
 共有モードで開きます。」というメッセージが出ます。(→ファイル展開可)

<最初のユーザーが、「後者の排他モード」でファイルを開いていた場合>
 次のユーザーがそのファイルを開こうとすると、『既定の開くモード』の設定や、『ファイルを
 開く』ダイアログでの指定内容に関係なく、「'○○.mdb'は既に使用されているので、使用でき
 ませんでした。」というメッセージが出ます。(→ファイル展開不可)

*同一PC上で上記動作を確認する場合、2度目の展開時には、Windowsのスタートメニュー等
 からAccessを起動させてから、『ファイルを開く』ダイアログを使ってファイルを開いて下さい。
 (ファイルのダブルクリックによる起動だと、ウィンドウが切り替わるだけになる場合があります)


従って、他の方が使用中に開けなるということは、先に開いている方が「後者の排他モード」を
使用していると推測されますので、共有モードで開くように依頼してみて下さい。


※上記はAccess2003で確認しましたが、Access2000でも同様の仕様だったと思います。
  ですので、もし同じ条件下で2000と2003での動作が異なるのだとすると、仰るようにエラーを
  起こしているのかもしれません。


・・・長文、失礼致しました。
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この回答へのお礼

いつもご親切に丁寧な回答をくださって助かります。
教えていただいた内容で対処してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/25 13:27

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