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だ液アミラーゼや膵液アミラーゼは、なぜ多糖類を単糖類まで分解しないんですか?

A 回答 (3件)

唾液中やすい臓に存在するアミラーゼはα-アミラーゼです。


β-アミラーゼはマルトースを生成します。マルトースは麦芽糖と呼ばれている糖です。麦の発芽の際にβ-アミラーゼの働きが活発になることから来た名前でしょう。サツマイモにも多く含まれているそうです。コウジカビ等の菌類にも含まれています。
γーアミラーゼは哺乳動物の小腸にもあるようです。
αーアミラーゼでまず澱粉をぶった切ってある程度小さくする、消化し切れなかった分が小腸で改めて分解されるということになりそうですね。お餅がご飯よりも腹持ちがいいというのはαーアミラーゼで分解できない澱粉(アミロペクチン)の割合が多いからだろうと思います。

酵素の働く物質の種類と反応は決まっています。基質特異性といいます。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。私ももう一度調べなおしてみます!!

お礼日時:2008/01/20 08:44

そういう酵素だからです.



アミラーゼはなぜ多糖を加水分解するのですか,という問に,あなたならどう答えますか?
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この回答へのお礼

確かにそういう酵素だからですね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/20 08:50

専門ではないのですが分る範囲でお答えします。


アミラーゼには
1.αアミラーゼ:デンプンやグリコーゲンなどの「α-1,4グリコシド結合」を「ランダムに切る」酵素で液化酵素と呼ばれる。オリゴ糖やデキストリンなどを作る。高分子の「内部で」切ることができる。
つまり「α-1,4グリコシド結合」しか切れない。気まぐれに切る。餅米の主成分アミロペクチンなど「α-1,6結合は切れない」。
2.βアミラーゼ:デンプンの「端っこ」から「マルトース」単位で「α-1,4グリコシド結合」を順番に切る。アミロースは全部切れるが、アミロースはデンプンの20%位しか含まれていない。アミロペクチンに遭遇すると「巨大デキストリン」を残して「お手上げになる」。
3.グルコアミラーゼ:デンプンを「端っこ」から「グルコース単位で」切る。アミロペクチンの「α-1,6結合も切れる」。

ですのでグルコアミラーゼならご希望のようにデンプン、グリコーゲンを単糖類のグルコースにまで切れます。
以上全部添付リンクからの引用でした。(笑)

参考URL:http://www.hbi-enzymes.com/HBI_Amylase.htm
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この回答へのお礼

お調べいただいてありがとうございました。私ももう一度調べ直してみます!

お礼日時:2008/01/20 08:48

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