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・電柱の上にある2台の変圧器は何結線でつながっているのですか?
V?Δ?Y?
・それぞれの結線に関してのメリットやデメリットは何ですか?

できるかぎり分かりやすく教えて下さい。お願いします。

A 回答 (2件)

元配電マンです。

電力会社によっても違うのでしょうか。

以下は高圧配電線についてです。
通常電灯電源としては1台で単相3線式が得られます。
この単相変圧器を2台使って変則V結線で灯動併用4線式が最も多いパターンでしょう。
この灯動併用4線式は共用相変圧器で単相3線式、共用変圧器と専用変圧器の2台(V結線)で三相3線式が組み合わせて得られるものです。
美装化地域では外見上長細い1台に見えても中身は2台の変圧器となっているものも使用されます。
動力負荷が大きい場合や、動力負荷にフリッカー負荷がある場合は、このような構成を採らず、動力用に別のバンクを構成します。その場合は三相変圧器の場合もありますが、単相変圧器のV結線で構成する場合が多いです。Δ結線は循環電流の問題があるので極力避けたい形式です。

なお、参考までに申し上げますと、三相変圧器は管理しにくいので極力使用しないようにしています。ただし、三相変圧器の2次側接地は中性点ではなく、3線のうちのいずれかの一線を接地します。
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単相と3相で異なります。


単相の場合は2次側のみ直列に結線して(単相3線式)で家庭用であれば
両端の線から負荷に繋ぐと200V、中央の線とどちらかの線から負荷に
繋ぐと100Vを取れる仕様の結線方法です。
3相の場合はV結線ということになりますが、メリットは本来3台の
単相変圧器が必要な所を2台の単相変圧器で3相出力が得れれること
です。
デメリットは効率が悪いことです。
効率の悪さから余程の事情がない限り使われない決線方法です。
また、単相3線に2台の単相変圧器及び3相式に3台の変圧器という
方法も滅多には使われず、1台の専用変圧器にて使用されているものが
殆どだと思われます。

基題から少し外れますがΔ?Y?について
3相専用変圧器において通常は1次側をΔ、2次側をYにしたものが使わ
れます。
ΔとYを組あわせているのはΔで高調波の防止、Yで中性点(アース)の
引き出し等の理由があります。
これ以上は基の質問から外れますので控えます。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明ありがとうございます☆☆☆

お礼日時:2008/01/24 20:27

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