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数学と物理学はどのような違いがあるのでしょうか?
教えてください!

A 回答 (3件)

数学は理論のための理論です。

現象面を説明する時もありますが、それは数学を方法として使うという意味で、学問としては、純粋な理論に理論を組み立てる形で発展してきました。ある式が現象として正しいかどうかの検証は、数学のお仕事ではありません。
古典力学は、数式どうしを導く数学として正しかったが、現象としては元の仮説した数式が現象をとらえきれていなかったので、否定される訳です。

物理学は、現象面を説明するための科学です。説明のために数式を使うので、数学を手段として使っているといえますが、その本質は、物性に対して研究する科学です。
数学的に証明されていない定理も、現象として再現性があり正しそうなら、正しいとして扱っています。
ある仮説が正しいか証明するのに、
 既に証明されている仮説へ導く・・・一番てっとり早い
 現象が再現性があるか、いろいろなシーンで再現実験する
 同様の現象が起こっていないか観測する
のどれでもよいわけですが、実験や観測はいろいろな要素があり「たまたまでしょ?」って言われるとなかなか反論が難しい。ホントに正しいか確認するには、すでに確認された仮説に持っていくのが手っ取り早くていい。そこで数学を使う、という関係かな?
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現代の物理学が,数学を手段として発展している,と言う関係になります.



古代では,天体の動きを音楽で表現しようとした人がいました.
また,古来より人は宇宙を言葉で説明しようとして来ました.

数学は,最小限の定義があれば,いろいろな定理を導出出来ます.
そしてその定理は最初の定義と矛盾しないように閉じる系になっています.
また,量を表現出来る機能も有しています.

物理学はある現象に対して,観測事実から一般的な法則へ帰納させようとするものです.
逆に,法則から,未知の現象を予測することも出来ます.
(実際に予測が正しいかどうかの判断は,観測による検証が必須です.)
そして,その現象は量として観測することが出来ます.

言わば,物理学が数学を利用するようになったのは,今となっては必然のように見えます.
しかし恐らく,数学と物理学との出会いは,
人類史上,極めて大きな発明・発見だったと言えるでしょう.
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研究対象が「数理現象」か「物理現象」かの違い。

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