プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

旅行券をつかって旅行代理店で、旅を予約したとして、
都合が悪くなって旅行をキャンセルした場合は、
旅行券で帰ってくるんでしょうか?それとも、現金で戻ってくるのでしょうか?

A 回答 (2件)

原則として現金です。

カードで払った場合はカードの口座に戻されます。

なお、一定額のキャンセル料 数%~100%を差し引かれます。
キャンセルのタイミングやプランによっては、1円も戻ってこないこともあるので注意してください。
    • good
    • 1

世の中の趨勢は「旅行券で購入した商品は旅行券で払い戻す」方向にあります。


既にJR乗車券類は、旅行券で購入した場合の払戻は旅行券で行われるようになっています[1]。旅行券で購入したJR乗車券類は券面に「商制」というスタンプが捺されるので払戻時に識別でき、このスタンプがある乗車券は旅行券で払い戻されます。クレジットカードで購入した乗車券に捺されるスタンプ「C制」と同じ趣旨です。(この「商制」スタンプは確か昨年導入されました。それまでは現金で払戻を受けられたと思います)

一般の旅行商品(パック旅行など)についても、旅行券で購入した場合は原則として旅行券で払い戻されます。
払い戻しの際には領収証を持参することになりますが、そこには入金方法(現金/カード/旅行券)とそれぞれの金額が例えば「旅行券20000円 現金5000円」のように記されています。返金の際もそれと同じものが帰ってきます。(JTBで確認しました。他社でも同じでしょう)
もちろんキャンセル料は引かれます。旅行券と現金とを併せて払ったような場合に、「旅行券の分から先に差し引いてなるべく現金を多く返してくれ」のような交渉は可能でしょうけど。

これらは以下の事情によると考えられます。
旅行会社は顧客の囲い込みのために「旅行券積立プラン」を積極的に売り込んでいます。(例えばJTBなら「たびたび」、近ツリなら「旅したく」)
ご存じかとも思いますがこれらは、一定金額を予め支払っておくと(あるいは積み立てると)、一定期間後に利息相当額が付加された額の旅行券を受け取れるというものです。旅行券での受け取りですから満期後は必ずその旅行会社で商品を購入することになり、旅行会社にとっては市中の金利より有利な利率を設定しても採算がとれるわけです。
ところがその旅行商品を払い戻されて現金で返金するとなると、旅行会社は単に市中利息との差額分を損しただけになってしまいます。例えば40万円を一度に払い込んで年利5%(単利)で5年間預けて(据え置いて)、5年後に50万円の旅行券を受取ったとします。これで50万円の旅行商品を購入しすぐにキャンセルすると、仮にキャンセル料が1万円(2%)であったとしても、49万円の現金を受け取れますから年利3.6%で貯金をしたことと同じことになります。
現在の金利水準を考えればとんでもない逆ザヤで、その差額は旅行会社の持ち出しになってしまいます。そこで「旅行券で購入した商品は旅行券で払い戻す」ことで自衛しているわけです(*1)。
ただ、現金で返金してくれる旅行会社がないとまでは断言できませんので、万全を期すのであればhaijima954さんが利用されようとしている旅行会社に直接確認されるのがよろしいかと思います。

まとめますと
(1)JR乗車券などの払戻は旅行券で行われるように変わってきている。
(2)乗車券以外の商品(ツアー旅行)についても、旅行券での払戻しが原則である。
(3)旅行券積立プラン制度を維持するためにそのような措置をとっている
となるかと思います。

[1]JRを安く上げよう *最後の方に出てきます
http://shunanrail.hp.infoseek.co.jp/Rail/etc.htm

--------
*1 旅行会社で、新幹線回数券など換金性の高い商品を買って金券ショップで売る方法もあったのですが、これも規則が変わり旅行券で買える対象から回数券は外されました。また旅行券を直接金券ショップに売る方法もありますが、金券ショップにとってのメイン商品である新幹線/特急回数券・特急回数券の仕入れに使えなくなったため、買取価格が大幅に下落しています。

参考URL:http://shunanrail.hp.infoseek.co.jp/Rail/etc.htm
    • good
    • 5
この回答へのお礼

すごく分かりやすいです。
勉強になりました。ありがとうございます

お礼日時:2002/10/06 10:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!