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昔話、桃太郎の冒頭部分、
「昔々あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。
 ある日、お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に…」

物語の進行上、お爺さんが柴刈りに行くことを説明する意味って…
最初にお爺さんを紹介している時点で、特に必要ない気もします。
単に物語の調子をよくするためなのかもしれませんが、
実は元々の話にはお爺さんの柴刈りにも何かアクシデントが?
などと想像を膨らませています。

実際のところどうなのか、ご存じの方はお願いします。
また特に理由がないとしても、みなさんの妄想をお聞かせ下さい。

A 回答 (5件)

昔話には幾つかのバリエーションがあって、お爺さんが何をしているのか触れていない桃太郎の話もあります。

「昔、むかし、あるところに爺さまと婆さまとあった。婆さまが川へ洗いものに行った。すると....」の様に、爺さまの件がきれいにカットされています。話の進行上必要では無いと判断されて話者が省いたのでしょう。

しかし、矢張り、他の回答者が指摘されているように、二人がともに働いていたという状況を説明しておいた方が、話の展開が面白くなるようです。

桃から子供が生まれる、という設定は、教育的配慮により変更された話だけが採録されたようで、近世には、二人が桃を食べて回春し、子供を産むというバージョンもありました。

昔話は、我々が知っている(現代風にリライトされた)ものだけでなく、多くのバリエーションがあり、オリジナルに近いものは豊艶で残酷なものが多いです。
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この回答へのお礼

そういえばオリジナルの話はもっと濃かったですね。
子供にも分かりやすく、テンポのよいストーリーとして
現在のような形が一般的になったということなら、
おじいさんの件を深く追究しても仕方ないのかなぁ…

今一度オリジナルを深く読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/14 17:24

むしろ、おじいさんについて、もっと詳しく描写しても良いと思います。



「柴刈りは年老いたおじいさんにとっては大変きつい仕事でした。また、おばあさんも痛む腰をかがめながら一所懸命洗濯をしていました。二人はいつも思っていました。『あと30年若かったら、子供が出来るのになぁ』・・と。」

こうすると、流れてきた桃をおばあさんが持ち帰り、夫婦で分けて食べたら、二人とも若返り、子作りに励む場面までスムーズにつながりますね(笑)。(江戸時代まで主流だった回春型ストーリー)
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この回答へのお礼

回春話はすっかり忘れていました。
確かにそういうストーリーであれば、
「お爺さんの仕事」の意味は大きいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/14 17:21

両者とも働いていることを示す意味があります。


また、
柴刈りを略したらお爺さんは何をしてるのかという
疑問が生まれ、それはあとのお楽しみ的な
印象になってしまい、実際そっちに面白い展開は無いのだから
面白くなくなります。
また、
その日の出来事としても事件は桃だけであることを
強調することで、
巨大桃の登場以前は平凡な日常が続いていた空気を
感じさせる効果もあります。
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この回答へのお礼

別にお爺さんは家にいてもいいわけですよ…

ただ、平凡な日常を表現するために
お爺さんが「いつもの」芝刈りへ行く、という部分は納得です。

お礼日時:2008/02/14 17:18

お爺さんのところを省いてしまえば、周りの風景が分からなくなるんじゃないかなぁと思ったんだけど…。


物語の冒頭って、舞台背景を説明するところだろうし。

この回答への補足

お爺さんが芝刈りに行くことって、
物語全体の舞台背景として必要ですか?

補足日時:2008/02/14 17:16
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「お爺さんとお婆さんが住んでいました」で始めたからには、お爺さんのことも言及しておくのが自然だと思いますよ。

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この回答へのお礼

それだとお爺さんは家にいてもいいわけですし、
お爺さんは後から出てくるので、言及しなければいけなくも無い、
と思ったわけです。

お礼日時:2008/02/14 17:15

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