痔になりやすい生活習慣とは?

「嫌」という感情はどうして生まれるのでしょうか?
例えば,勉強を毎日10時間続けるのは嫌になって続かない人が多いと思います.
どうして嫌になるのでしょうか.
防衛本能としたら,どういう生命の危機から防衛しているのでしょうか.
よろしくお願いします.

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A 回答 (4件)

こんにちは。


#2です。回答をお読み頂きありがとうございます。

>まだ一つ疑問があるのですが,例えば毎日10時間勉強すると,それにより将来報酬を得ることができるかもしれません.しかし,そう信じる意志が現在は無報酬という本能に負けてしまうから勉強が続かないということでしょうか?

はい、その通りだと思います。
前回に書きました通り、
「興味が持てて理解ができる」
「問題が次々と解ける」
脳内にこのような「実際の報酬」が発生している場合は体力の続く限り幾らでも勉強を継続させることができます。
ですが、
「10時間勉強すれば成績が上がる」
「成績が上がれば周りから認められる」
このようなものはみな「未来報酬」であり、今現在に与えられている実際の利益ではありません。では、上記のような実際の報酬が得られない場合、我々が自分の意志によって勉強を継続させるためには、
「未来の利益を予測してそれを報酬と判定する」
「未来の不利益を予測してそれを賞罰と判定する」
これ以外の手段はありません。

我々の脳が行なう行動選択には以下のような三種類があります。
「本能行動:無意識行動(生命中枢の無条件反射)」
「情動行動:無意識行動(大脳辺縁系の情動反応)」
「理性行動:意識行動(大脳皮質の認知・思考)」
このうち、「未来の結果」というものを予測して選択されるのは意識行動である「理性行動」だけです。本能行動や情動行動といいますのは「今現在の入力」にしか判定を下すことができませんので、未来の結果を予測することはできません。そして、この三つのうち「勉強をすれば自分の利益になる」、このような判定を下すことができるのは「大脳辺縁系の情動反応」だけです。
まず、本能行動には元々勉強を利益と判定する基準がありません。では、理性行動では未来の結果を予測することはできるのですが、「利益・不利益の反応」を発生させるという機能が大脳皮質にはありません。
これに対しまして、大脳辺縁系には「判定規準の学習機能」があり、勉強をして「成績が上がった」「褒められた」といった体験が過去に学習されている場合はこれに基づいて利益という反応を発生させることができます。では、我々が自分の意志で勉強を継続させようとするならば、大脳皮質が未来の結果を予測し、これによって大脳辺縁系に利益という反応を発生させる以外に手段はないということになります。

大脳辺縁系といいますのは今現在の入力にしか判定を下すことができません。ですから、未来の結果といいますのは必ずや大脳皮質から入力されなければなりません。
ですが、この未来報酬といいますのは飽くまで「代理報酬」であり、今現在に与えられている実際の利益ではありません。ですから、目の前にひとたび「現実の不利益」や、あるいは「別の誘惑」などといったものが発生してしまいますと途端に立場が悪くなります。そして、大脳辺縁系が大脳皮質の代理報酬を受け入れず、今現在の状況に対して「嫌になった・飽きた」と判定を下してしまいますならば、我々はそれ以上勉強を続けることができなくなります。
では、「試験に落ちたら困る」、未来報酬が通用しないならば「未来の不利益」を予測して大脳辺縁系に脅しを掛けます。本来ならば勉強といいますのは「報酬・利益」に従ってやるものですが、「恐怖」といいますのは脳内では最も優先順位が高いですから、我々はしばしばこの手を使います。

>あと,私はこういう心理学に興味があるのですが,どんな本を読むと書かれているか,もしご存知でしたら教えていただけると助かります.

そうですね、
ご質問を拝見する限り、10時間勉強をして将来は総理大臣になってやろうといった話でもないようですね。どちらかといいますならば質問者さんは学問好きで、色々と興味があるといったように感じられます。
「なぜ嫌と思うのか」
「それは防衛本能なのか」
このような脳の構造というものをお知りになりたいのならば心理学よりも脳科学の方が面白いと思います。
とは言いましても、恥かしながらこれを読めばいいですよといったものがズバリご紹介できないのですが、幸い現在では脳科学の一般解説書というものもたくさん出版されています。
例えば、上記にある「脳の行動選択には三種類あります」というのは、これは「脳の三位一体説」といいまして、現在の脳科学では主流の考え方なんです。このようなポイントを抑えておきますと、一見複雑な脳の働きも整理して考えることができます。
このようなものを理解しようとするならば、「何々心理学」といった特別な知識は必要ありません。心理学の方は一般解説をざっと頭に入れておけばそれで良いと思います。そこには「感情とは何か」「本能とは何か」といったことがきちんと定義されているはずですから、このようなものを頭に入れておけば脳科学の情報を集めてもそれほど戸惑うことはありません。少々取っ付きにくいですが、脳は分かり始めると面白いですよ。
まあ、何のアドバイスにもならばくて申し訳ないのですが(汗)。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました.

私は今まで,「肉体」「精神」「意識」「潜在意識」の4つの階層に分けて人間の行動を考えていました.
そんな中「脳の三位一体説」を教えていただき,とても興味深かったです.
すごく丁寧に説明していただきありがとうございました.

お礼日時:2008/02/09 18:11

>あと,私はこういう心理学に興味があるのですが,どんな本を読むと書かれているか,


もしご存知でしたら教えていただけると助かります.

学問としての心理学の本は余り知りませんが
実践としての心の動きを述べたもので役に立つのは
1)
オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫) マーティン・E.P. セリグマン、Martin E.P. Seligman、 山村 宜子 (文庫 - 1994/2)
新品: ¥ 660 (税込)

セリグマン博士は米国ですが心理学の大御所でとくにうつ病の大家です。

2)通勤大学MBA〈12〉メンタルマネジメント (通勤大学文庫) グローバルタスクフォース 織田 善行 (単行本 - 2004/3)
新品: ¥ 935 (税込)

これは人間の心の働きを分かりやすく書いています。

どちらも1000円以下の本なので買いやすいと思います。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます.

書店で見てます.

お礼日時:2008/02/07 20:08

こんにちは。


「嫌」というのは我々の脳が与えられた状況に対して「不利益」という判定を下しているということです。「危険」や「苦痛」といったものに対してはこの判定が下され必ずや回避行動が選択されますので、我々動物はこれによって自分の身を守っています。
はっきりとした危険や苦痛というものが見当たらなくても、何らかに対して不利益という判定が下されている限り間違っても接近行動が選択されるということはありませんから、我々の脳はこの状態を必然的に「嫌だ」と自覚することになります。
長時間勉強を続けますと誰でも疲れますから、この場合は自分の身体を守るために不利益という危険信号が発せられます。少し休めということですね。これに対しまして、「飽きる」というのは脳の判定が少々違います。

勉強を続けられるということは、興味が湧いたり問題が解けたりすることが自分にとっての「報酬・利益」と判定されているからです。ですが、やがて興味が薄れたり難しい問題にぶち当たってしまいますとしだいに報酬というものが得られなくなります。我々の脳はこの「無報酬状態」を不利益と判定しますので、「飽きる」という現象が発生します。
これは我々動物が「無報酬刺激」に対しては早々に不利益の判定を下し、また新たな別の行動を選択するために必要な機能です。このようにして状況に応じた行動の切り替えが行なわれなければ動物は何時まで経っても「食料」や「生殖相手」といったちゃんとした報酬を見付け出すことができませんので、やがて子孫も残せずに死んでしまいます。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます.

すごくわかりやすい説明でした.
まだ一つ疑問があるのですが,
例えば毎日10時間勉強すると,それにより将来報酬を得ることができるかもしれません.
しかし,そう信じる意志が現在は無報酬という本能に負けてしまうから勉強が続かないということでしょうか?

あと,私はこういう心理学に興味があるのですが,どんな本を読むと書かれているか,
もしご存知でしたら教えていただけると助かります.

いくつも質問をして申し訳ないですが,
お時間がありましたらご返答よろしくお願いします.

お礼日時:2008/02/06 19:12

素人です。



「痛い」という感覚が全身に生まれつき備わっていない方々(幼児~高校生くらい)のレポをTVで見たことがあります。覚えてるところでは、小さなお子様がアスファルトで転んでも、ニコニコしていたり・・ご本人は痛くないと言うことです。
足先が無残にも無数に裂けている写真もありました。(素足で歩いて傷つけても気づかず、歩き続けたり、完治してないのに繰り返したりの結果だそうです)
無痛であると、怪我に対しての認知がないので、命にかかわるそうです。たとえ「すり傷」でもケアしないとそこからばい菌が入り感染症になる可能性もありますし、受けた傷や衝撃の場所によってはケアが遅れると命の危険は格段に高くなりますよね?・・雲膜下出血等による頭痛や、血管を傷付けた場合や傷の深さや広範囲のヤケドや・・色々あると思います。
なので、知識で、「無痛」の危険をカバーするそうです。(会見したレポでは、小さいお子様にはまだ理解ができないので、保護者が必ず1人付いて見守るそうです)

体と心の違いはありますが、「嫌だ」という感情はなんだか同じではないかなと思い、投稿しました。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます.

おっしゃる通り,私も嫌という感情は人間が身を守るためにあると思います.
ただ,嫌という感情は本当に人間の身を守っているのか疑問に思っていました.
毎日10時間勉強できたほうが,いろいろな技術・知識を身につけることができ,
結果として人間の身を守っているような気がして.

また考えてみたいと思います.
ありがとうございました.

お礼日時:2008/02/06 18:41

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