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回分培養と流加培養について教えて下さい.
特にこの2つの培養方法の違いについてお願いします.

A 回答 (2件)

rei00さんのご紹介なさっている本を読めば


大丈夫だとは思いますので、一応簡単に・・・・

簡単にいうと、培養の時の培地の扱い方の違いなんですよ。

回分培養というのは、培養している時に培地を新たに加えるような事はしないで、
最初に用意した培地のまま培養を進めていく方式です。
一回培養を始めたら、あとはじっと見守る~。

流加培養はその逆で、
培養槽に一定の割合で新たな培地を供給していく方法です。

蛇足ですが・・・
回分培養では微生物の増殖が進むにつれて、
基質(栄養)が減少したり、代謝生成物の蓄積等が起こり、
微生物の生育は時間と共に頭打ちになります。
(定常期のことですね。)
時と共に培地の中身も変わっていくって感じで。

流加培養では、
培地が供給され続けるために基質の減少がないので微生物は増殖し続けます。

勿論、増殖が続くのはそれだけによるのではなく、
代謝産物が蓄積をしない事のおかげによる事もありますよ。
(流加培養では新たに加えた培地と同じ量の培地を流出させるのが
 普通だったと記憶しています。)
こちらは、上手くやれば培地の状態・組成等を一定に保つ事も可能です。

まだまだ、細かい違いとかはありますが、簡単にということで。(^^)
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教科書に載っているように思いますが,次のものはいかがでしょうか。



・海野・中西・白神「生物化学工学」(1992、講談社)
・合葉・ハンフリー・ミリス(永谷訳)「生物化学工学」第2版 (1986、東大出版会)
・田口・永井編「微生物培養工学」(微生物学基礎講座7巻)(1988 、共立出版)
・スタンバリー・ホワイテイカー(石崎訳)「発酵工学の基礎」―実験室 から工場まで―(1988、学会出版センター)
http://www.bcasj.or.jp/jssp/f_microbiol/hakko_ko …
・アトキンソン(福井・山根訳)「バイオリアクター」―微生物・生化学の反応器―(1977、産業図書)
・日本発酵工学会編「バイオエンジニアリング」(1985、日刊工業新聞社)
・吉田敏臣著「培養工学」コロナ社
・山根恒夫著「生物反応工学」産業図書
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