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最近本を読んでいて潜在意識ということに興味を持ちました。

潜在意識というのは外部の人間から言われても潜在意識になってしまうのですか?
例えば 一流大学に入ろうとして 親に言ったら「お前には難しい!」
といわれたら潜在意識になって本当に入れなくなったりと自分に影響するものなのですか?

A 回答 (4件)

こんにちは。


潜在意識とは
「意識の表層になくして思考や行動に影響を与える心理作用」
と定義されます。

これは古典心理学で我々の心理現象を分類するために用いられる概念であり、実体というものは存在しません。それは我々が何らかの選択を行う場合、その結果に作用しながら意識の表層には自覚されない要素を指します。
例えば、「お腹が空いた」というのは我々の生命中枢で下される判定です。これが自覚されている場合は既に意識に上っているわけですから誰でもこれを基に適切な行動を選択することができます。ですが、我々はしばしば「確か冷蔵庫に何々があった」などと不意に行動を起こすことがあります。これは「空腹」という判定が自覚されていないにも拘らず、潜在意識からの呼び掛けがそのまま勉強を続けるか夜食を摂るかといった結果選択に影響を与えたということになります。

ですが、これが脳の潜在領域であることは間違いないのですが、このようなものは本能行動に当たり、ここには学習機能というものがありません。ですから、他人から何を言われようと「空腹=不利益」、この判定は生涯に渡って絶対に変更されることはありません。
これに対しまして、「大脳辺縁系」といいますのは脳内では無意識の領域ではありますが、ここには「学習機能」というものがあります。「大脳辺縁系(扁桃体)」は過去の学習結果に基づいて「利益・不利益」の判定を下し、情動行動を選択するための中枢です。
但し、この判定は過去の体験から獲得されるものであるため、未来の結果を予測して判定を下すということができません。従いまして、「未来の結果」というものは何らかの別な形で示されなければなりません。
では、ここで一流大学に合格するという「未来報酬」が示されますと、
「合格できる:利益」
「合格できない:不利益」
このような判定規準が大脳辺縁系に学習されることになります。
ですから、このあとは表層意識、即ち大脳皮質が「一流大学合格」という未来の結果を予測してやれるならば大脳辺縁系はそれに対して「利益・報酬」という判定を下すことができるようになります。
ですが、
「努力が辛い:不利益」
「サボりたい:利益」
当然のことながらこのような判定が下されますと受験勉強に身が入らなくなります。ですから、大脳辺縁系には未来の結果を予測することはできませんので、自分で意識するなり、他人に励まされるなり、「未来報酬」の提示といいますのは頻繁に行なわれるならばそれだけ効果が上がります。
また、「合格できない:不利益」という判定を使って自分に気合を入れることもできます。
このような判定に従って我々の行動選択は変化するわけですから、これが繰り返されることによって、果たして遠い未来の結果にも一歩ずつ近付いてゆくことができます。

このように、潜在意識といいますのは心理現象を分類するための概念であり、実体や構造というものはありません。そして、それは無意識の領域で発生する反応であるため、基本的には結果を予測することはできません。
ですが、反応といいますのは「外界」や「表層」からの入力によって発生するものであり、「大脳辺縁系の情動反応」といいますのはその判定規準を学習によって獲得することができます。このため、潜在領域を上手く誘導し、それを目標達成に役立てることは十分に可能ということになります。

>例えば 一流大学に入ろうとして 親に言ったら「お前には難しい!」といわれたら潜在意識になって本当に入れなくなったりと自分に影響するものなのですか?

そうですね、
「お前には無理だ」と言われて「何くそ!」と思うならば気力にもなりますが、発言力の高いひとにこれをやられますと本人の行動選択に悪い影響を及ぼす可能性があります。
親や教師の役割とは、
「激励(報酬)」と
「叱咤(指導)」です。
これがきちんと行なわれませんと学生は伸びません。
達成の困難であることが事実であるならば、
「もっと努力をしろ」
「目標には冷静に目を向けろ」
これが「指導」です。
但し、目標を達成したいと思うならば他人から何を言われてもくじけない強い意志が必要ですよね。
只今述べました通り、潜在意識といいますのは誘導が可能なのですから、ダメだと諦めたならばそれは自分の意志が敗れたということです。ですから、どのような選択であろうとも最終的には自分が決めることなのですから、これを周りのせいにすることはちょっとできません。
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意識には、基本的に二つあることはご存知でしょうか?


まず一つは顕在意識というものですが、これは人間が日々生活をしていく上で、感情で感じたり、理論で物事を考えたりする際にこの顕在意識が関係をしていますね。例えばお腹が減ったので、食事を摂りたいという食欲。体が疲れたので、そろそろ寝たいと考えるのが睡眠欲。といった具合で日々の人間生活の中で、大きく関わっているのが顕在意識ですね。

一方で二つ目の潜在意識というものですが、これは基本的に個人的に無意識状態で働くものですね。例えば幼少期の頃から朝7時に毎朝起きる習慣が身に付いている方は、大人になっても脳や体が勝手に朝7時に起きるように習慣化されてしまった場合に、この潜在意識が働いているものと思われます。潜在意識はマイナス要素になることもありますが、むしろこの潜在意識をフル活用することにより、プラス要素になるのですよ。

この潜在意識を無意識でフル活用したことにより、人生を大きく成功させた偉人達はたくさんいます。例えば、かつてアメリカの鉄鋼王と呼ばれたナポレオン・ヒルは、Positive Mental Attitude(PMA)理論を考案して、人生において巨万の富を築き上げました。他には、マイクロソフトのビル・ゲイツや金持ち父さん・貧乏父さんの著者ロバート・キヨサキなどは、正にこの潜在意識を人生において上手に使っているということが言えます。

親から『あなたじゃ、一流大学に入るのは難しいわ』と貶されたとしても、逆に自分自身で『私は必ず一流大学に合格できる』と1分毎、1時間毎、6時間毎、1日毎、自分自身に呪文をかけるように、自分に言い聞かす習慣を身につけて、潜在意識に届かせれば、マイナス要素を捨て去られて、プラス要素が植えつけられるので、人生はむしろ良い流れに導かれるのですよ。潜在意識を良いイメージや良い言葉で彩ることで、潜在意識化にある理想が現実へと姿を現すことは非常に有名な話です。これを原理原則論とも別名で言います。一種のマインドコントロールですね。

他に有名な潜在意識を上手に使った偉人達に、ダイム・クライスラーの社長さんやあのエジソンだって、ピカソだって潜在意識をフル活用した人間だったという歴史上の事実は有名な話です。

ぜひ、潜在意識をプラス要素と捉えて、ご自信の人生に役立ててみて下さいね。God bless you☆

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D% …
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その場合、あなたが「そうだよ、おれには難しいよ」と思いこんだらそれが潜在意識になります。


逆に、「おれは絶対合格する」という潜在意識があれば、親に何と言われても気にならないわけです。
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潜在意識は過去の自分の記憶で印象にのこり、土台のようになったものです。

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