OCNのモバイルに新コース登場!キャンペーン続々開催中

以前、しばしば京都に出かけ、旅館に一泊ないし二泊しては市内の寺院を巡りました。そのとき・・

ある寺院で、五つの仏像を円形に配置して祭っておりました。これは宇宙の構造を表す立体曼荼羅であり、『五智如来』と称すると説明しておりました。

質問は、
(1)この寺院の名称を思い出せないのです。
(2)五つの仏像のそれぞれの名前を知りたいのです。

よろしくお願いします。m( _ _ )m

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

(2)について回答します。


五智如来とは大日如来の五つの智慧(事理を照らして正邪を分別する精神作用・瞑想によって得られる根源的な力)を表す如来(仏)で、中央と四方に配され、密教で重視されます。
五智如来の名称・姿は胎蔵曼荼羅(大日如来の慈悲の世界)・金剛界曼荼羅(大日如来の智慧の世界)で異なりますが、両者は異名同体です。

(金)は金剛界の、(胎)は胎蔵での名称です。

中央:大日如来
…法界体性智(ほっかいたいしょうち)大宇宙に遍満する絶対不変なる真理そのものであり、最高の智慧。

東:阿閦(あしゅく)如来(金)・宝幢(ほうどう)如来(胎)
…大円鏡智(だいえんきょうち)万物を写す鏡のように、この世の真実をありのまま見詰める智慧。

南:宝生(ほうしょう)如来(金)・開敷華(かいふけ)如来(胎)
…平等性智(びょうどうしょうち)万物の差異あるものと見る意識を離れて、根源は平等と見詰める智慧。

西:観自在王(かんじざい)如来(金)・無量寿(むりょうじゅ)如来(胎)
…妙観察智(みょうかんざつち)衆生の持つ差異をよく観察して、その特性に応じて教えを説く智慧。
※観自在・無量寿は共に阿弥陀如来の異名です。

北:不空成就(ふくうじょうじゅ)如来(金)・天鼓雷音(てんくらいおん)如来(胎)
…成所作智(じょうそさち)もろもろの所作や教化を成就する智慧。
※不空成就、天鼓雷音は共に釈迦如来の異名です。

五智は密教行者が発心修行して得る智慧であり、同時に大日如来の内に秘められた智慧。そして、五智如来は大日如来の別徳をそれぞれの表しながらも、同時にそれぞれの五仏がまた五智を有しています。
だから別々に表現しながらも、あまねく一切の仏や菩薩など諸尊はそれぞれ五智を有している。
万物にはそれぞれに違いや特性はあるが、その根源は一つであり平等である。根源は一つであり平等であるが、それぞれ違いや特性を持って宇宙は成り立つ。一見、離反する考えながらもそれが不可分の関係。人間も内に五智を秘め、宇宙も五智を秘めている。私たちを包む宇宙と、内に秘められた宇宙が一体であるという思想が五智です。

(1)についてですが、京都市内でもどこでしょうか?
五智如来による曼荼羅構造で有名なのは東寺ですが。有名寺院でないと判断がつきにくいです。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。

東寺(京都駅の近く)を拝観した記憶はないのですが、真言宗の寺といえば醍醐寺(京都市伏見区)を拝観しました。醍醐寺にも五智如来の立体曼荼羅が祭られているのでしょうか。

補足日時:2008/02/22 20:44
    • good
    • 1

ANo.2です。



醍醐寺は、上醍醐に「五大明王」が祀られていますが、五智如来が祀られているお堂があったかどうか……。
私が醍醐寺にお参りしたのは随分前のことで記憶が曖昧です。
醍醐寺のホームページをざっと見てみましたが、「五智如来」の記述はないように思います。

http://www.daigoji.or.jp/index3.html

あと、有名なのは高野山の金剛三昧院のものですが、高野山で見られたわけではないんですよね?
だとしたら、あと京都で有名なのは安祥寺というお寺のもののようです。ただ、安祥寺のものは現在は京都国立博物館に寄託(?)されているようなのですが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E7%A5%A5% …(%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

安祥寺・・だったかもしれません。高野山ではありません。

どうも有難うございました。

お礼日時:2008/02/24 18:55

(2)について。


密教で五智に五仏を配したものを言います。

1.大日如来 法界体性智(諸法の体性となる智)
2.阿しゅく如来 大円鏡智(法界の万象を顕現する智)
3.宝生如来 平等性智(彼此の差別を滅して平等一如だと観ずる智)
4.無量寿如来 妙観察智(諸法を分別し衆生の機を観察して説法断疑のはたらきをなす智)
5.不空成就如来 成所作智(自利利他の妙業を成就する智)

『仏教辞典』からの抜粋です。
大日如来を中心に、さまざまな智を象徴する仏たちを配するのが立体曼陀羅です。

(1)についてですが、具体的にどこの寺院かは分からないのですが、密教系(真言系)の寺院だと思います。
有名どころでは東寺(教王護国寺)でしょうか。

※阿しゅく如来の「しゅく」は、門構えに「人」が三つ入る字です。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。

東寺(京都駅の近く)を拝観した記憶はないのですが、真言宗の寺といえば醍醐寺(京都市伏見区)を拝観しました。醍醐寺にも五智如来の立体曼荼羅が祭られているのでしょうか。

補足日時:2008/02/22 20:43
    • good
    • 0

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q大日如来様とはどんなお方なのですか?

私は浄土真宗ですがご説教の中に大日如来様の話が出て詳しくしりたいと思いました。

もしよければ教えてください。

Aベストアンサー

 我が家も浄土真宗ですが、浄土真宗の説教に大日如来が出るのは珍しいんじゃないでしょうか。

 というのは、浄土真宗などは仏教の中でも「顕教」と呼ばれる一派に分類されますが、もう一派を「密教」と言います。つまり、別派だからです。

 この密教は、この大日如来(理解の仕方にもよりますが、本来は大宇宙そのものであって物言わぬ仏)から、直接意向を聞いたり、加持祈祷を通じてお願いをしたりしようという仏教を言います。

 空海が中国から持ってきたのが真言宗ですが、空海が渡海した時、空海を一目見た中国真言宗の最高僧が、「遅し!我、汝を待つこと久し!」と叫んだという逸話があります。

 勉学に励んだ空海は真言宗のすぐに最高位に就き、奥義や仏典などを全部日本に持って帰ったために、以後、中国では真言宗は廃れました。数年前、中国に空海像が里帰りしたような記事を見た記憶があります。


 密教では当然、大日如来は宇宙(宇宙を描く曼荼羅)の中心であり、諸仏(如来その他)も大日如来から産まれるものとされています。それ故、諸仏の王とされて王冠を被って描かれたり、彫られたりします。場合によっては装身具も身につけます。

 大本の思想は、帝釈天と戦った阿修羅系の神だそうです。ゾロアスター教のアフラ・マズダ(全生命の根源)・・・ そのものではないようですが、思想的には同系だとのこと。

 一神教は、他宗教信徒に対して「受け入れ」を求めるだけ(拒否すれば死)ですが、仏教のように平和的な宗教では、相手の言い分を認めて受け入れなければなりません。

 有名なところでは、阿修羅は帝釈天と何度となく戦った後、仏教に帰依したことになっています。これなどは、阿修羅を信じる者に、「阿修羅でさえ帰依したんだから、おまえたちも」と言うための方便だったものと思います。

 そう説得するためには、まず阿修羅の存在を認め、次に仏教の中に受け入れなければなりません。

 つまり、平和宗教というのは、いろんな宗教からの影響を受けざるを得ないのです。で、その一つが、大日如来。

 大日如来は、万物の根源であり宇宙そのものですので、かくかくしかじかの容姿であった、こう考えた、というようなことはおそらく伝わっていないものと思います。

 その代わり、というわけではないのでしょうが、金剛界や胎蔵界のそれぞれで、さまざまな仏や菩薩、明王などに変身して人々を教え導くとされています。例えば、不動明王も大日如来の変身姿の一つ(教令輪身)です。

 従って、大日如来そのものを直接知るのではなく、それぞれの仏などの教えや特徴を知って積み上げていくしかないのではないかと思います。
  

 我が家も浄土真宗ですが、浄土真宗の説教に大日如来が出るのは珍しいんじゃないでしょうか。

 というのは、浄土真宗などは仏教の中でも「顕教」と呼ばれる一派に分類されますが、もう一派を「密教」と言います。つまり、別派だからです。

 この密教は、この大日如来(理解の仕方にもよりますが、本来は大宇宙そのものであって物言わぬ仏)から、直接意向を聞いたり、加持祈祷を通じてお願いをしたりしようという仏教を言います。

 空海が中国から持ってきたのが真言宗ですが、空海が渡海した時、空海を一...続きを読む

Q「諸行無常」と「諸法無我」の違いを教えてください。

「諸行無常」と「諸法無我」の違いを教えてください。
自分なりに調べてみたのですが「諸行無常」と「諸法無我」の意味や違いが理解できません。できれば具体例をまじえながら説明していただければ幸いです。宜しくお願いします。

Aベストアンサー

沈黙の仏陀/大川隆法/幸福の科学出版
悟りの挑戦(下)/大川隆法/幸福の科学出版

を参考にしていうと

・諸行無常

これは別に悟りを得てなくても、誰もが理解しやすいと思えます。
頑張って一戸建てを建てたり、マンションを買っても時間の流れとともに朽ちてゆき、いずれ建て直ししないとダメになります。
美しく咲いた花でも、しばらくすれば枯れて散る。
70年代に、日本中のアイドルで笑顔の可愛い女性タレントも、今では中年太りのおばさんという方もいる。
これは時間論です。
そして、いまあるものにあまりこだわりを持つな、地上のものに執着を持つな、ということ。

・諸法無我

これも諸行無常と同じく、地上のものに執着を持つなという教えですが、これは、空間論です。
時間論で、「一切のものが変転していく」ことをとらえているとすれば、こちらは、「一切のものは実在ではない。すべてのものは夢幻の世界である」
という空間の教え、思想です。

この両者いずれも、この世的、3次元的な視点ではなく、あの世からこの世を見たときの視点です。なので、特に後者の思想は、悟りを得ないと解りにくいと思えます。
たとえていえば、この世は舞台劇であり、実在する建物と思っているのははりぼての舞台セット。
出演者はそれぞれの役柄を演じているが、舞台を降りたら(あの世に戻ったら)本来の自分に戻る。
だから、自分が舞台上の役で持っている地位や財産にあまり執着して生きるな、ということですね。
さらにいえば、舞台を降りたら(死んだら)すべてが無になるというのは誤りであり、役者の顔を脱ぎ去った、本来の自分が生きている「死後の世界」に戻っていくので、舞台上のことに執着するなということでもあります。

ちなみに、もうひとつ「涅槃寂静」があり、この3つを三宝印といって、仏教の教えの基本とされています。

・涅槃寂静

時間・空間、そのすべてにおいて、固定的なものは何もない、恒常なるものは何も無い。そのなかで、現にここに存在し、修行をしている私は、いったい何であろうか?という問いを追求し、そして永遠の実相なるものをつかみとってゆく、そこに涅槃寂静の境地が開けてくる・・・。

そして、これらの思想は、無我、空の悟りに通じていくものです。

沈黙の仏陀/大川隆法/幸福の科学出版
悟りの挑戦(下)/大川隆法/幸福の科学出版

を参考にしていうと

・諸行無常

これは別に悟りを得てなくても、誰もが理解しやすいと思えます。
頑張って一戸建てを建てたり、マンションを買っても時間の流れとともに朽ちてゆき、いずれ建て直ししないとダメになります。
美しく咲いた花でも、しばらくすれば枯れて散る。
70年代に、日本中のアイドルで笑顔の可愛い女性タレントも、今では中年太りのおばさんという方もいる。
これは時間論です。
そして、いまあるもの...続きを読む


人気Q&Aランキング