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古代中国文明と四大発明(羅針盤、火薬、印刷術、紙)はどんな関係があるんですか?それとこれ以外に古代中国文明とはどんなものがあるんですか?どちらかでいいので知っていたら教えてチョ♪

A 回答 (5件)

宮城谷昌光さんの書かれた小説をお読み下さい。

商(殷)時代から春秋戦国時代までの世界が素晴らしい物語となっています。
まずは芸術選奨を受けた「重耳」から、
講談社文庫 重耳〈上〉 ISBN:9784062633239 ¥619-
講談社文庫 重耳〈中〉 ISBN:9784062633246 ¥619-
講談社文庫 重耳〈下〉 ISBN:9784062633253 ¥619-
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羅針盤と火薬と紙は中国の発明品です。



羅針盤は、遅くとも周の時代の終わり頃にはその原型があります。現在見ることが出来る形に近いものは、遅くとも漢王朝の終わり頃(三国志の時代)には登場するようです(易などにとって方角は必要不可欠なものだったため)。

火薬は、例えば三国志の諸葛孔明が戦で使っているくらい、昔から使われているようです。いわゆる「黒色火薬」というもので、大体200年くらい前までの火薬はほぼこの種類だと思って間違いありません。

紙は、漢の時代には存在したようで、文献で確認できるだけでも三国志よりも前の発明品です。いまでいう和紙に似たものだったようです。

印刷術は、金属製の活版印刷技術は西洋で発明されましたが、それ以前の木版などの印刷技術は中国で発明されています。時々韓国の方が「金属製活版印刷は朝鮮で発明された」と言っていますが、確実な証拠は見当たらない上に存在しても早期に廃れたと考えた方が良さそうです。


これらが後にシルクロードを通って中国から西洋に伝わります。
紙と印刷技術は聖書の印刷を容易にし、宗教改革へとつながっていきます。火薬は銃の発明と鉱山の開発を進めさせ、羅針盤の「発明」は大航海時代の到来を告げるものでした。

※補足しておくと、漢の時代が西暦前 3 世紀~紀元後 3 世紀、周だと更にそれ以前、ということになります。三国志の諸葛孔明は大体西暦 3 世紀頃の人です。


> それとこれ以外に古代中国文明とはどんなものがあるんですか?

有名なものを一つだけあげるとすれば、陶芸品になります。
大航海時代以降、中国の陶器が西洋に伝わり、必死に真似したのが西洋の陶磁器です。例えばマイセンなんかが有名です。マイセンは1700年頃のお話で、日本の有田焼なども影響を与えた、といわれています。
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この回答へのお礼

スッゴ→イ参考になりました♪ホントに一般人なんですか《笑》
陶磁器もあるんですか↑↑
ありがとっっ!

お礼日時:2008/02/23 12:32

質問で挙げられた他にも絹や絹織物があります。


蚕を育て、その繭からとる絹糸、それから織りなされる絹織物は当時の西洋の毛織物文化にとって羨望の的でした。
東西貿易の主目的は軽く薄い絹織物を入手するため発達したのです。
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この回答へのお礼

養蚕?もこの頃からだったんですか~♪
勉強になりました

お礼日時:2008/02/26 20:47

古代中国文明については、藪内 清『中国文明の形成』〔岩波書店〕が


わかりやすい叙述をしていて、よいと思います。読んでみてください。
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%96 …
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製紙は漢代に蔡倫(さいりん)(?ー107)という役人によって発明または改良されたと言われています。



紙の伝わりについては、日本〈7世紀はじめ〉に洛陽(2世紀はじめ)から伝わりました。
また、751年に中央アジアのタラスで唐とイスラム教国のアッパース朝が(タラス河畔の)戦い、この戦いで唐が敗れ、イスラム側の捕虜になった者の中に紙職人が居たために、紙がイスラム世界に伝わり、そこからヨーロッパに伝わったと言われています。
タラス(751年)→サマルカンド(751年)→バグダード(8世紀末)→エジプト(10世紀末)ここからシチリア(11世紀)とモロッコ(11世紀末)に伝わり、シチリアとモロッコからドイツ(14世紀)→イギリス(15世紀末)→アメリカ(17世紀末)に伝わりました。

紀元前2世紀の世界地図を見ると中国は今の半分くらいの国土しかなく、その上、万里の頂上の上に匈奴が中国の倍い以上の領域でのしかかっていて中国とヨーロッパの交易はほとんど無かったようです。
紀元2世紀の世界地図を見ると、中国は今の上海辺りから地中海のシチリア島まで海路も含めた交易ルートが網の目のように出来、絹、木綿、象牙、香料、メノウ、真珠、金貨、鼈甲、染料、ガラス、さとうきびなどの品が行き来していたようです。この頃の中国の製品として、青銅器、漆器、陶器、織物(特に絹)は近隣諸国に大きな影響を及ぼしたようです。

木版印刷(膠泥活字、こうてい活字)、火薬、羅針盤(方位磁石)の発明は宋代の文明ではないでしょうか。

ドイツでグーテンベルクが活版印刷を発明したのは1447年のことです。紙に印刷されました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F% …

方位磁石はペルシャの商人によってヨーロッパへ伝わったといわれています。方位磁石の改良が羅針盤の発展につながり、大航海時代や地図の発展へと繋がったものと見られます。

また、火薬についてはヨーロッパに伝わりそれまで要塞を壊すための石弓は火薬にとって代わり、大砲や鉄砲に発展するのですが、そのための溶鉱炉の改造や発展にも繋がって行きます。また、大砲や鉄砲のために要塞の形が丸から函館の五稜郭のような星型に変わって行きます。
石弓の写真
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F: …
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