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国や人種で人気のある音楽のジャンルに偏りが見られるのはどうしてでしょうか?
例えば、傾向としては小生の経験上の印象ですが、日本ではアイドル系やPOPSが主流で、中国では老若男女に関わらず、クラシック音楽やテレサテンのような歌謡曲風の音楽を好み、北欧州人は日本や中国に比べ ゴシック・ブラックメタルなどのドゥームな音も好む傾向にあり、北米はうるさい感じの音楽が好きで、アフリカ系の人は、明るいポジティブな音やR&B,RAP,JAZZを好む傾向が強いように思います。また、アフリカ系の知人から聞いたのですが、彼らは間違っても一般的にはヘビーメタルなどのドゥームでダークな音楽は好きになることはないそうです。

どうしてこのような違いが出てくるのでしょうか?
よく、音楽には壁がないと言われますが、地域文化&環境で音楽の好みが変わるのはどうしてでしょうか。
天候や日照時間による性格の違いとも聞きますが、では緯度が近いドイツと北海道の人たちの音楽の趣味は近いのか?と聞かれれば、なかなかすぐには答えられません。。。。考えれば考える程、いろんな見解が堂々巡りしてしまい、キリがなくなって困っています。

是非、皆様のご意見をお聞かせください。

A 回答 (2件)

私的意見で恐縮ですが…



文化の違いだと思います。

私は個人的にアフリカ系ブラックミュージックを好んで聞きますが、それすらも地域によって好みが細かく分かれたりします。

具体的にアメリカ東海岸のほうでは、社会性のある内容の音楽、どちらかというと伝統的な音の組み立てを好まれ、アメリカ南部のほうだと、歌詞の内容はともあれ、リズムがよい音楽が好まれる、これに尽きるとおもいます。

文化の違い、というか、歴史だと思うのですが、古来日本の音楽では、打楽器はあまりメインでつかわれないですね?(和太鼓は別として)雅楽などとってみても、メロディーライン(というと語弊がありますか…)が主体の音楽が根本的にあった、と。とすれば日本のポップスのような、メロディーライン主体の音楽が受け継がれていくのもまた歴史の自然な成り行きかと思います。

一方、アフリカ系の方たちは、ドラムなど打楽器が身近にあったため、リズムで遊ぶようになる、するとリズム主体の音楽に自然と馴染むわけですね。

ヨーロッパの方は、オーケストラの文化からバンド文化が出てきたのだと思います。ドラムの打楽器、ギターなどの主旋律、統合音楽(というのか??)が好まれた理由になるのではないでしょうか??

中国も、民俗音楽を考えれば、想像に難しくないのではないのでしょうか??

私の本当に個人的な意見ですが、天候や日照は、現代音楽についていえばまったく関係ないと思います。

ちょっと話はそれますが、興味深い意見がひとつ。

日本人に、今黒人音楽のラップミュージックがはやっていますが、あれも、歴史の流れを考えるとうなずけるんです。
ラップは英語を崩したり韻を踏んだりするのですが、昔から日本でも言葉で遊んだり、韻を踏んだりしますね?俳句や短歌、落語なんかもそうです。
とすると、日本人にラップは馴染みやすかった、といえるのではないでしょうか。
ただ、リズムで遊ぶ文化が無かったため、ラップ音楽を聴く人口に比べ、クラブに行って踊る人口の比率が低いのでしょう。

長々と失礼いたしました。
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この回答へのお礼

Morris-Bさん
早速のご回答ありがとうございました。
書かれていること、納得です。
確かに歴史と文化は影響していますね。
ちなみに私もワールドミュージックの中では、アフリカ系の音楽が好きですが、アフリカ系ブラックミュージックとはどのような音楽なのでしょうか?Akonなどのアフリカ大陸出身のアーティストが歌うR&Bやラップですか?
それとも、KONONO No.1のようなそれぞれの風土に合ったタイプの音楽なのでしょうか?とても興味があります。

ところで、「中国も、民俗音楽を考えれば、想像に難しくないのではないのでしょうか??」とありますが、彼らの多くが好きなクラシック音楽=オーケストラですよね?でも、「ヨーロッパの方は、オーケストラの文化からバンド文化が出てきたのだと思います。ドラムの打楽器、ギターなどの主旋律、統合音楽(というのか??)が好まれた理由」という方向には行きそうにないですよね。
(そうやって屁理屈を考えるからキリがなくなるのですが。。。)

日本人のラップ好き、言われて見れば確かにうなずけますね!
ラップミュージックの歌詞を見ると、「クールな顔して駄洒落かよ!」とツッコミたくなることが結構あります。(笑)

でも、そこでまた疑問なのですが、韻を踏むのが好きと言えば、中国の漢詩も一文一文の抑揚やリズムを大切にしているし、必ず韻を踏ませるようにしていますよね。しかし、ラップを好む人はあまり見ません。
むしろ、けなされてしまうくらいです。

本当に堂々巡りですね。。。
またご意見聞かせていただければ嬉しい限りです。

お礼日時:2008/02/24 02:28

morris-Bです。



言葉足らず(?)で申し訳ない。。。
自分は、アフリカンアメリカンの音楽を好みます。最近は、おっしゃっていたようにアフリカ大陸出身の方などもたくさんでているようで、楽しいですね~。

中国についてですが、これは私の知識不足です。。
中国の民族音楽というと、なんという楽器なのか分からないのですが、多分音色的に管楽器だとおもいますが、ヨーロッパのたくさんの種類の楽器を使った派手なオーケストラよりは、その管楽器主体の、宮廷音楽というのでしょうかmmmmmう~んつたわりにくい。
その宮廷音楽が、歌謡音楽に似ているな、と思ったのです。
すいません。
勝手にそんなイメージがあったんです。

勉強します。笑

ラップの中国における認知度についてですが、これを書いていいのだろうか…。。
まぁ、言ってしまえば日本とアメリカは仲良しなんです笑。文化が伝わりやすかっただけで、中国でも、そのうち人気がでてくると思いますよ。
韓国や台湾などでもラップはすごく人気があるようなので。
若者は頭が柔らかいですから、まずは若者から、ですね。
うちのおばあちゃんだって、ラップを聞いていたら「なんだこりゃお経か」とまじめに答えていました。。

ラップをけなしたり、うんぬんは、まぁ。。世界情勢やらを視野にいれていただけると、ね。


じっくりとした返答をいただいてうれしかったのでくだけた文章になってしまいました。
失礼しました。
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