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タイトルどおりなんですが、推理小説のように 「密室殺人事件」 が発生し、犯人の巧妙なトリックが成功して迷宮入りになったというような事件って、過去に世界のどこかで実際にあったのでしょうか?

名探偵が登場して、快刀乱麻のようにトリックを暴き、見事事件が解決 ・・ こんな事はないでしょうが、小説のような事件が過去に発生した事があるのかなと感じています。

推理小説のファンとして質問します。

A 回答 (3件)

有名なところでは、


1898年スイス・レマン湖の遊覧フェリーで発生した、
元オーストリア=ハンガリー帝国皇后のエリザベートが
内側から鍵のかかった遊覧フェリーの個室内で胸から血を流して
死んでいるのが見つかった事件ですね。

しかし、この真相は
船に乗る前にテロリストに襲われ、細い鋭利な刃物(ヤスリ?)で
心臓を突かれた皇后は、刺されたことに気づかず、その後
一人で部屋に入り、用心のため鍵をかけたあと絶命したというもので
当時は「密室殺人!」とはなりませんでした。

推理小説のファンの質問者さんなら、ここで「ん?この話は?」と
気づかれるでしょうが、
密室殺人の古典的名作「黄色い部屋の秘密」の元ネタになった
事件ですね。
作者のガストン・ルルーが、この「皇后暗殺事件」からヒントを得て
書いたそうです。

密室殺人で、犯人や犯行方法がわかった事件は他にもありますが
質問の「迷宮入り」はかなり少ないでしょうね。
なぜなら、その場合の多くは「自殺・事故死・病死」として扱われ
殺人事件とはならない場合が多いからです。

ウィキでLocked Room Murderで検索かけると英語表記ながら
いくつか事例が載ってます。
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この回答へのお礼

有難うございました。
実際に密室殺人事件に近いような事件って、あったんですねえ。
でも心臓を突かれているのに、気がつかない事ってあるんですね。
「黄色い部屋の秘密」はまだ読んでいない(汗)のですが、
一度読んでみたいと思います。

お礼日時:2008/02/27 15:38

すいません。


>心臓を突かれているのに、気がつかない事ってある・・・
これについては、正確なことはわかりません。
60才の老女だったので
・襲われたショックで刺されたことに気づかなかった。
・最初はたいした傷じゃないと思って医者が来るまで自室に一旦
 こもっただけ。
・気が動転して、パニック状態になり自室に避難した。
などのいずれかだと思われます。

エリザベートは、晩年不遇だったこともあり
もしかしたら「無意識な自殺」だったことも個人的には想像します。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、様々な理由が考えられますね。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/02/28 12:55

密室殺人をするということは要は殺人を事故や自殺に偽装することが目的ですよね。

殺害した後ご丁寧に殺人だと告白する人もいないでしょうし。
見方にもよりますが、殺人を犯しても検死がきちんと行われなければ自殺や事故で片付けられてしまうことはあり得るかと。
ちょっと前ならトリカブト事件もありますし(これは後に発覚)、某相撲部屋の暴行致死事件も相撲部屋というある種の密室で行われた行為であり、遺族の検死申し出がなければ完全犯罪の成立でした(有罪と決まった訳ではないけど)
そんなことをふまえると年間3万人いる自殺者の中には他殺も混じっていてもおかしくないわけで。(いないかもしれないけど。)
こんな風に死因をごまかす方法はいろいろあるので、完全犯罪は現実に起こりえることと思います。
念のためですが、殺人をしてはだめですよ?ご自身が真犯人として登場するなんてことを考えているなんてことはまさかないでしょうね??(汗)
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この回答へのお礼

有難うございました。
たしかに様々な事故に遭う人の中には完全犯罪の被害者も混じっているかも知れないですねえ。 あるいは関係者全員が口裏を合わせて、結局は事故扱いになるケースもあるかも知れないですね。
ただどうでしょう、小説に登場するような、明らかな殺人事件なのに全くの密室で発生しており、殺害方法も逃亡方法も解明できずに結局は迷宮入り ・・ こんな推理小説のような事件って実際あったのかなと素朴に思ってしまいました。 でも決して実行に移すわけではないので、ご安心のほどを。

お礼日時:2008/02/27 15:26

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