プロが教えるわが家の防犯対策術!

通信制美大(油画)を休学中の派遣社員です。借金(6年間毎月3万)返済しながら通信の学費も貯めていて春から家にもお金をいれる予定です、来年復学を考えています。作家を目指しています。油もデッサンも殆んど独学なので、この1年を使って基礎から(特にデッサン)をしっかり固めたいのですが、なかなか都合が合って良い学校が見つかりません。
できることなら予備校の基礎科で社会人も受け入れてくれるようなとこに夜いきたいのですが、シフト制で曜日関係なく17:00まで仕事があるので、どんなに急いでも(1)「18:00や18:30くらいから始まるところ」でないと通えません。お金も本当に悲しいくらい無いのでできることなら(2)「絵画教室の月謝くらい」が理想なんです。

ふなばし美術学院一般部というところで体験してみましたが、年配の方が多くカルチャーのような印象をぬぐえませんでした。しかし私の通える時間帯で、月謝も私の払える額だったので、どうするべきかすごく悩んでいます。私は(3)「パースとか、デッサンや油絵の技術や基礎を学びたい」のですが、そこでしっかり学べるのか不安なんです。若い人もいないし。。かといって、今のまま独学ではデッサンの悪いところ等わからないし、絵の友達も1人もいないので、どこかへ学びに行きたいのです。もう23歳なので回り道もしたくないのです。金銭的にも美大(通学)を受験できないので、通信の卒業を目指してますが、少しでも確かな実力をつけたいのです。本当にどうしたらいいでしょうか。私の(1)(2)(3)の条件で他にどこか少しでも良い研究所などあったら、また、独学で絵を勉強してる人や、ふな美の一般部について知ってる方がいたらアドバイスください。乱雑でまとまらない質問ですみません。

A 回答 (5件)

見もふたもない事を先に言うと、作家は売れるかどうかで生計が関わるので、


(一般消費者に限らず、アートディレクターに評価されるのも「買われる」と言いますので「売れる」という意味で使いました)

「上手い絵」が売れるとも限らないし、デッサンの勉強を確りしていない人で有名な作家もいます。
美大受験でもなければ、教室に通うのは結果が全てとしか言いようがありません。
結果的に教室に通った後、作家として成功すれば「教室は有効」、となるでしょうし、そうでなければ「教室は無駄」となるでしょう。

ただ、あえて行く事に肯定して答えるなら、
もし私なら、週一回コースで通いやすいところを選びます。
(教室に行かないは無しとして)

確信的に「この先生に教わりたい」と言う先生がいれば別ですが、
そうでなければ、通いやすさがウエイトが高くなります。

あなたの悩みを解決する事は、「描き方」を教えるのが上手い先生にめぐり合う事ではなく、
第三者に相談できる環境だと思います。


相談できれば、週一回先生に見せ、
「この絵をみて、自分の改善すべき点は何なのか」「改善するにはどのような練習が必要なのか」
を知るヒントをもらえるでしょう。

後は、ひたすら家で絵の練習です。
会社から7時に帰宅、12時までの4時間毎日絵の練習です。

一、二年もすれば、美大受験レベルにはなると思います。

そこまでなれば、もう教室は必要ないと思いますし、あなたの「少しでも確かな実力をつけたい」
という一つの目標は達成されたといえると思います。

それ以降は、「教えてもらえる領域」ではありません。
会社帰りで大変でしょうが、作品制作にうち込んでください。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます!週1回だけ行って一週間のデッサンやその内に沸いた自分の改善点とか聞くのは今の自分にはすごい効果的かもしれません。第三者に相談できる環境、まさにそれかもしれません。どうしてそこに気づかなかったのでしょう。客観的かつ具体的なアドバイスありがとうございます。後ははひたすら家で描きます。自分が通いやすいところで選んでみようと思います。taiatさんのご意見参考になりました。本当にありがとうございました。頑張ります。

お礼日時:2008/02/29 04:58

作家になるだけなら、今すぐにでもなれます。


今から作品を創って、どこかのギャラリーにお金を払えば、個展だって夢ではありません。

「将来作家として活躍したい」ということであれば、今回の質問内容に答えても答えになりません。
デッサンが不要だとは思いません。個人的には必要不可欠ではないかとすら思います。
しかし、勿論それだけではありませんし、求められるデッサン力も絵画教室レベルでは到底難しいと思います。
デッサン力とは、お絵描きの技術ではなく、存在の捉え方の哲学といったほうがしっくり来ます。
「この1年を使って基礎から(特にデッサン)をしっかり固めたい」とのことですが、1年ではそこまで到達するのは至難の業でしょう…。
作品でお金を稼ぐのは(特に日本では)並大抵のことではありません。
芸大美大の講師でも、人によっては食べていくのがやっとです。
(だから講師をやっているという人もいます)

「作家になるためのお絵描き教室を教えて欲しい」というご相談でしたら、お答えできません。
あえて言うなら芸大美大がそれに近いものと思います。

「とりあえずデッサンを描いていたい」ということでしたら、ふな美もいいのではないでしょうか。
周りの年齢層やレベルを気にすることなく、自分のデッサンの勉強に集中すべきです。

23なんてまだまだじゃないですか。
浪人で言えばまだ5浪ですよ。美大受験界ではそのくらいは珍しくないですし、それだけで遠回りだとは思いません。

(欲しい答えではなかったですよね・・・すみません)
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。存在の捉え方の哲学ですか!在るということを描くからかな・・・確かにそこまで到達は難しいです。。
そうですよね、絵画教室でも自分に足りないものを学ぶことはできますよね。もう○才だと思っても取り返せるわけじゃないし、でも数年後は今より良くなりたいので、今できることから地道に頑張ってみます。ほんとにありがとうございました。

お礼日時:2008/02/29 04:28

#1です。



先程の私の答えはちょっと不親切でしたね。
もう一度書きますね。

natsuokaさんのなりたいという「作家」とはやはりタブローの作家ですよね?
こうした人達がどの様にお金を稼いでいるのかは、やはり分かりません。
不思議には思いますけれどね・・・。
好きな作家さんが日本の画壇にいらっしゃったら申しわけ無いのですが、売れるような価値のある絵を見たことが無いですからね。

どうやって稼いでいるのか分からないのですが・・・私が先程書いたあなたの「自信の無さ」も分からないんです。そしてその事が不思議であり、心配です。

ある意味、日本で「絵」の仕事をするのは簡単ですよ。
それこそあなた程のバイタリティがあれば人以上に稼いでいけると思います。
ただ、私にはnatsuokaさんの「絵」に対する想いがそうした方向で良いのか分からなくて、答えたいと思わなかったんですね。

日本なんていう審美眼のゆるーい国でそれなりの絵で評価をもらうなんて簡単ですよ。
それなりに好まれる絵を描けばいいんです。
作家性とか、個性なんていうものより、ずーっと古くさいまま残っている日本独特の枠からはみ出さない様に描いていけばいいんです。
それに耐えられるかっていうだけなんですよ。

natsuokaさんは絵が好きだと思います。
それだけ働いて、時間を作って、それでも描きたいと思う。
タブローの作家になったところで稼げるかって言ったら、そこら辺のイラストレーターの方が稼げますよ。

そうした事からも稼ぐのが目的では無いんだと思うんです。
だからあまり賛成したくも無かったのですが、その文面から伝わってくる必死さ故、否定も出来ないんですね。

まあただ人それぞれいろんな考えがありますし、好きなもので食べていければそれは幸せですよね。

「基礎」とか「デッサン」を気にしていらっしゃるようですが、それ自体はあまり固執しない方が良いと思いますよ。

確かに日本の古くさいアカデミックな体質に合わせていかないと認められないかもしれませんけれど、コツがありますから、形が取れればすぐわかりますよ。

natsuokaさんの絵を見ていないのでなんとも言えませんが、本質的な「絵」について言えばああした名門予備校のデッサンなんてどうでもいいと思いますね。

まあ、やっぱりあまりにも形が取れていなかったり、簡単に言えば下手だと駄目ですけどね。。。日本のタブロー描きになるには。

基本的な技術を習えば、十分自分で上達させられると思いますよ。
ですから何処の学校じゃなくちゃ駄目とか無いと思いますね。
あれは自分一人で努力出来ない人の為に有ると私は考えてますから。

心配なら、入らないのを前提に美術大学の入試を受けてみれば良いですね。日本の体質に受け入れられるかっていう目安として。
結構有名予備校に通ってる人のステレオタイプなデッサンが落とされるんですよ。以外とね。
そこは「才能」というか「見せるコツの才能」ですね。

まあ納得できる勉強を一応したら、早いとこ作品をいくつも作って、展覧会に応募するのが順当ですよね。

ここからは良く分かりませんけれど、要は目に留まるかどうかだから、何回でも応募して、名前を出すっていうのがいいんじゃないでしょうか。

日本の楽な所は、そうしたファインアートと商業イラストの境があまり明確では無いと思うんですよね。

逆に商業用のイラストレーターの方が才能が有るように見えますし。。。
そうした仕事を通して自分の可能性を見つけるのも良いと思います。

日本は「才能」では無くて「従順で馬力がある」が評価されますから、お金を稼ぐのは簡単だと思いますよ。
natsuokaさんはそれだけの覚悟とエネルギーがありますから。
頭でっかちでプライドガチガチの人には仕事来ませんから。

それと「自分の絵」にとって仕事をしてとても良い事があるんです。
それは「自分の絵」を「多くの人の目にさらす」っていう事なんです。
これってかなり大きいですよ。

「編集」とか「代理店」とか「客」に散々ポリシーを曲げられて、自分では「嫌な仕事だ」と思っていても、やっぱりその作品の評価は「作家」として実のあるものとして残ります。これはやられると分かりますよ。

だから早いとこ仕事をしてしまった方が良いかもしれませんね。
いくつも仕事を抱えて、スピードで上げて行くうちに嫌でもスキルは上がります。そして溜めたお金で学校でもなんでも通うと。。。
23歳なんてこれからですよ。「絵」の世界では。

まあ、ここもnatsuokaさんの目標がありますから分からないですけれど。

とにかく言いたかった事は、natsuokaさんは自分が「納得がいく絵」を描いて食べていけるかどうかは分からないですけれど、単に「絵」を仕事としてやっていく事は出来ると思いますよ。
保証は出来ませんが、それだけの粘りと根性があるとお見受けします。

「仕事」と「自分の絵」の狭間で悩む時もあるとは思いますが、頑張って下さいね。

この回答への補足

親身になって答えて頂いて、本当にありがとうございます。
自分は自己流だったので、カタチすらまともに取れてないようです。
昨年上野の公募展に入選したのですが、講評日に審査した先生に「色はいいけど、デッサンの勉強をするべき」
と言われたり。たぶんその人のいってるのは自己流の適当なデッサンじゃなくて、デッサンの方法や理論をちゃんと学べってことだと思うんです。自分だと、デッサンは見てもどこがどうなのか良くわからないので、まずそういう基本のところだけは習得したいと思ったんです。

だけど血迷ってドツボにはまっていたので、kino_amadoさんの言ってることを聞いて目が覚めた気分です。私は小さい頃から絵が好きで、中学で嫌いになって辞めて、19で大学辞めてこれからの人生どうしようというときに通信課程に入って一人課題をこなす日々の中、通学課程の学生の絵や、スクで出会った4浪中の人の絵の上手さ(デッサン力?)を見たりして、自分はもっと周りを見なきゃ独りよがりでまずいんじゃないかと不安や心配に思い始めたんだと思います。それでオチャビのデッサンの講座にちょっと行ってみると、
描き方が自分と全く違いすぎてびっくりしました。これがいいとは思わないけどやっぱりこのくらいはできなきゃいけないんじゃないか・・・とか思って青くなり、帰って練習してもどうもその先生がささっと3分で描いた様な立体にならない。
自分は予備校みたいな絵は嫌だなって中学の時思ったのに焦ってる自分がいました。

自分は自分の絵しか間違いなく描けないので、学校は要らないってほんとは自分でも良くわかってるんです。。
だけど基本的な技術がないうえに、「絵の友人・知り合いゼロ」っていうのが自分の中でさまざまな不安要素になるのかもしれないです。

日本の画壇についてはkino amadoさんと同じように感じています。私かけだしでこんな力量でいえないけど、見る側に回って正直に意見を言ってもよかったら腐ってると思います。

絵描きは目指したいけど稼ぐことは深く考えていないんです。中学で同級生の見知らぬ母親に欲しいと言われたり、公園で描いてて見知らぬ人から売ってくれないかと持ちかけられたことくらいはあるけど、その時は今よりも未熟だし、売れるほど作品もなかったのでびっくりして断りました。ただいい絵が描きたいだけで、いい絵は=売れる絵ではないし、芸術を追求することは商業的な成功とは縁遠くなるばかりと思うので、頑張ろうとは思うけどそのへんは期待してないです。

補足日時:2008/02/29 02:03
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この回答へのお礼

とりあえず迷ってないでデッサンはひたすら練習して、自分の今持ってる力で自分の好きな絵を家で描いていこうと思います。その中で良さそうなのができたら色んな展覧会に積極的に出してみようと思います。
(教室は、どっか通いやすいとこがあったら補助的な意味で通ってみようとは思います。)
単純なことなのに、自分を見失ったというか、相談できるひともいなくてどうしていいかわからなくなってたので、本当にありがとうございました。

あんなわけわかんない質問をしておいて、ここまで本質的な意味で答えをくれる人がいるなんて驚いたと同時にとても嬉しいです。感謝します。元気がでてきました、世の中にはデッサンとか評価とか基準とか色々あるけどやっぱり絵が好きだし楽しいからこれからもっと頑張っていきます。

お礼日時:2008/02/29 02:42

プロ用の練習は趣味の教室とは内容が別であり、


まず基礎のデッサンを1000時間ぐらいかけてマスターするまで
他のことはしないのが唯一の正しい手順です。

結論を言うと、
あなたがプロ画家になれる見込みはまったくありません。
あきらめなさい。
なぜわかるかというと、
才能があるなら趣味の教室とプロ用の修行の違いは
直感的根本的につかんでおり正しく判断できるので、
ふな美を選択肢に含めて迷うわけがないからです。

また、プロ用の練習ペースは一日平均数時間であり、
借金と貯金と仕送りに負われて働いている人には
物理的に不可能です。低いペースで成功すると
思い込んでるのもセンスが欠けているからですよ。
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「作家になりたい」というのは絵で食べていきたいという事なのですか?


それともただ良い絵描きになりたいという事なのでしょうか?

食べる為と言うのならそれなりに展覧会に出展し、箔を付けたいという事が必要なんでしょうね。
私はそうした世界とは遠いので分かりませんけれど、独学では無理なものなのですか?
基礎というものがあるのですか?

もし日本の作家の世界がそうしたものならば、私は何も分からないです。

ただ疑問なのはいままでほとんど独学でやって来られたんですよね?
それで自分には誰かの指導が無いと駄目だと判断されたのでしょうか?

これは私の考えですが、そこら辺の学校の先生として描いている人に教わっているレベルで、果たして「作家」になれるものでしょうか?

物を見る目というのがありますよね。
本当に良い絵を見極める目。
その目に自信はありませんか?

もし見る目があれば自分の実力も客観的に分かるはずです。
その客観的な自身の評価が、別につまらない学校に通わなくても、アカデミックな只の技術なんてどうとでもなる。という自信が無いようなら、ちょっと厳しいのではないですか?大丈夫ですか?

私はそういう風に考えてしまいます。

ただ、日本の画壇というものがそうした実力とは別の学歴や受賞歴、そしてコネによって入る事が出来、それによって「作家」という道が作られる世界であると言うのならそうした道もあるのでしょう。

目指すものは人それぞれなのでその善し悪しを語ろうとは思いません。
あなたは相当に苦労をかけて今の道を進もうとなさっているのですから、軽い事は書けないと思っています。

ですからそうした「食べていく為の絵」を知らない私が思った疑問を述べさせて頂きました。

絵を描いてトップに立とうというのなら、自分にそれだけの実力が無ければなりません。
そしてその実力を客観的に判断出来る目を持っていなくてもいけないでしょう。
そしてその客観的な目で今の自分を評価した時、「基礎」や「技術」ぐらいどうとでもなる。というぐらいの自信と裏付けが無ければ、とてもトップを取るのは厳しいのではないでしょうか?

私は本当に描ける才能のある人は、独学でも技術ぐらいは習得できるのでは無いかと思うのですが。。。

それは日本画壇という世界の価値観とは違うものでしょうか?

もう一度言いますが、あなたは相当の覚悟でこれに望もうとしていますから、そうした方向に疎い私の意見はスルーしていって結構です。
ただ、他の方がどれだけこの質問に答えられるのだろうと思い、一筆書かせて頂きました。

絵が好きだという事では共通する部分があると思いますし、この真剣な質問に対して何も答えられないと思いましたが、書かずにはいられませんでした。

頑張って下さいね。
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