プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先ほどテレビで、「温泉(炭酸水素泉)の湯で豆腐を煮ると、豆腐が溶けてやわらかくなり、おいしくなる。家庭でするには、重曹を入れて煮ればよい」という内容を放送していました。

重曹を入れて豆腐を煮ると、大量の泡がでて、水が白く濁り、豆腐はおぼろ豆腐のようになっていました。

重曹を入れて熱する→CO2発生(泡)→炭酸ナトリウムになりアルカリ性強まる→変性

くらいまでは考えたのですが、豆腐が「溶ける」ということがよくわかりません(煮た湯は白くなっています)。
また、なぜやわらかくなっているのでしょうか。普通変性すると固くなるイメージがあるのですが…。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

豆乳に凝固剤を添加して、大豆蛋白同士を(緩やかに)架橋させたものが、豆腐になります:


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%86%E8%85%90

つまり、凝固剤としてマグネシウム塩を使用した場合は、「~CO2-Mg-O2C~」といった結合で
架橋されているわけです。

従って、重曹を添加して豆腐が溶けるということは、この間にナトリウムイオンが入り、架橋が
外される、ということだと思います。
(酢酸マグネシウムがそこそこ水に溶けることから、上記の架橋の結合は、それほど強固では
 ないことが推測されます:
 にもかかわらず凝固が可能なのは、相手が蛋白質という高分子であるためと思います)

凝固剤がマグネシウム塩以外だった場合も同様に、重曹のナトリウムイオンが架橋に割って
入ることによって(・・・場合によっては二酸化炭素の気泡による物理的な力も寄与もあり?)、
凝固が解かれるものと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

あ、架橋をはずすんですね。たんぱく質の結合だからペプチド結合関係を考えてました。
言われてみれば確かに架橋ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/28 00:56

豆腐はたんぱく質の結合です。

炭酸水素ナトリウム(重曹)は弱アルカリ性なので結合を弱める。

湯豆腐にするとき使えば食べやすくなるわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
結合を弱めるからやわらかくなるのですね。

お礼日時:2008/02/28 00:52

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!