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長い期間放送しているアニメで、キャラが多くなってきたりすると絵が下手になってくるのは、手間が掛かるからなのかと子供心に思ったりしていました。
でも最近知ったことですが回ごとに作画監督が違っていて、その人によって絵の良し悪しが違うようなことを言われている人がいました。
そのことでよく分らないのですが、アニメを作るスタッフは同じだと思うし、それなのに作画監督によってどうして違いが出てくるのでしょうか?
最初から終りまですごく上手な回もあれば、違う監督になればすごく手抜きかと思うくらい下手になっている時もあって、ずっと上手い監督にして欲しいと思ってしまいます。
作画監督が回ごとに分かれているというのは、私が好きなアニメだけかも知れません。

A 回答 (6件)

他の回答者様も書かれてらっしゃる通り、ほぼ全てのTVアニメは、毎回同じスタッフで作られているわけではありません。



例えば
第1話 制作元のアニメ会社が制作
第2話 下請け会社Aが制作
第3話 下請け会社Bが制作
第4話 下請け会社Cが制作
第5話 制作元のアニメ会社が制作
 ‥‥以下 繰り返し

というようなローテーションで回して行くことが多いです。
EDテロップに、アニメーション制作協力として出ているアニメーション会社が、下請け会社A、B、Cにあたります。
総作監制(全ての原画を総作画監督がチェックするシステム)を採用していない限り、各話作監(下請け会社に入っている作画監督さん)の力量によって、絵が違う、崩れる、キャラが誰これ?状態になる、という事態が起こります。
総作画監督はキャラクターデザインの方が兼ねることも多いので、総作監制を取り入れるとキャラの崩れは少なくなりますが、全話数全カットのチェックを一人で行うとなると、よほどスケジュールに余裕があるか、総作画監督の方がよほど仕事の速い方でもない限り、毎週の放映には間に合いません。
(たぶん、総作画監督さんが死んじゃいます。冗談ではなくて。それでなくても、1ヶ月家に帰ってないなんていう総作画監督さんもざらにいるのですから。完全なスタジオ缶詰状態です。)

全話完成してから、TV局に持ち込んで放映してもらうアニメなら、制作元の会社だけで作ることもありますが、ものすごく稀な例です。
なぜなら、放映局が決まっていない状態では、スポンサー(制作費を出してくれるところ)がついていないことが多く、アニメを制作している間、スタッフに払う給与をどこから捻出するのかを考えなくてはならないからです。
アニメを作る側からすれば、それで生活していくわけですから。

アニメーション制作の現場がもう少し経済的に潤えば、スケジュールの調整をして、高いクオリティを維持し続けられるかもしれませんが、いまのところ現状維持が精一杯だと思われます。優秀な後続を育てられてもいないので‥‥。
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便乗みたいですみません、自分も思うところあります


素人意見ですが、確かに、すごく崩れる回などがありがっかりする事ってありますね!
ザ・サードでも回によってはそれまで綺麗だったのにチョット引いてしまうほどひどく感じるときがありました。(主人公の顔などは特に)
http://www.wowow.co.jp/anime/third/

ここ最近、と言うわけではないですが、海外(中国、韓国、北朝鮮)などに委託することが多いと聞きます、そのせいもあるのでしょうか?
逆に、京都アニメーションはクオリティーの高さで有名なブランドなども存在するわけで、やっぱりそう言った所は制作費も高いんだろうな。

DVDではきっちり修正が入る作品もありますしね(「魔法少女リリカルなのはStrikerS」とか「Kuranad」とか)
ザ・サードはDVD版は修正されてるのかな?

アニメーターの賃金も日本では酷いと聞いていますしね!
制作会社などでもずいぶん違ってくるし、どこかで読んだのですが、アメリカのアニメ、「シンプソンズ」は30分番組一本1億6千万とか、ガンダムなどは、2000万~3000万と聞きました。ワンピースは1000万位だったかな?(深夜アニメはウン百万程度らしい)
アメリカがかかりすぎなのか、日本が引くずぎるのか(思いっきり低すぎだろう)、現場は大変みたいですね。
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既に皆さんが書かれていますが、アニメはローテーションで作業しており、常に時間が足りない状態なのです。


更に重要な回やOP・ED、バンク等に上手な作画監督を回す必要があるため、ルーティンのような話にはヘタでもいいから早い作画監督を回します。
こういった回は関係者の間では「捨て回」「捨て話」と呼ばれているそうです。
実際問題としてこういった捨て話を入れないと本数が作れずに放映出来なくなる恐れがあるのだとか。
以前にスタッフのインタビューか覆面座談会のどちらかで読みました。
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TVアニメは毎回同じスタッフで作っているわけではありません。


作品をまとめる監督は同じでも、脚本、演出、作画監督は、一つのシリーズについて4~5人以上いて、各話を分担しています。エンディングのテロップを見ればわかります。脚本は一人で担当することもありますが。
それくらいで分担しないと、1週間に一本放映というのは無理なのです。
そして、作画監督にも能力の差や個性の違いがあります。
これは昔からどんなアニメでもあることですが、最近の作品は比較的統一された絵が多いと思います。作画監督による違いが激しかった昔の作品は、むしろそれを楽しむという見方もありました。
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主力スタッフが映画版作成などに注力した結果、絵が崩れた回が...なんて話も聞きますね。

プリキュアなどだと、ひどいときは無茶苦茶でした。「かんたんルミナス」でWeb検索してみられるとおもしろいと思います。

作画監督というか、スタッフが違えば絵が全然違う、というケースでは、有名どころで「新世紀エヴァンゲリオン」などもそうでした。それぞれ癖は有れど一定の品質は保っていたので「崩れ」にはなりませんでしたが、「違い」は毎週見ていてすぐにわかるくらいのものでした。

詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96% …
あたりに一覧になっています。

作画監督等の情報と過去の作品と、実際の作画を見比べると、癖が判っておもしろいかも知れません。
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回によって絵が異なる理由


・作画監督が違う
・作画するアニメーターが違う
・予算が違う
・期間が違う
など様々です。

作画監督が違うと、基本の設定画はありますが、作画監督のタッチや好みなどが反映されるため、違いがでてきます。

また回によって実際に描くアニメーターが異なることもあります。
この場合は描いている人が異なるので、絵が異なってきます。

基本的に同じ予算ですが、回によって諸事情により予算が異なることがあります。
また1回分でなく数回分や全回分で請け負っていることも普通のため、大変な回やこだわりの強い回に予算が食われて、その後は予算が残ってなかったということもあります。

余裕があるスケジュールと余裕がないスケジュールということもあります。
最低ギリギリの時間しかなければクオリティのことを言っている時間がありません

まぁいろいろとクオリティが異なることになる原因はあるんです・・
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