プロが教えるわが家の防犯対策術!

15年ほど前に読んだSF小説(日本の)を探しています。

内容はうろ覚えなので間違っているかも知れませんが…。

浪人生か大学生の主人公(男性)が朝目覚めると、家には誰もおらず、街全体が抜け殻のようになっていた。自分の他に誰か人がいないか探す中で、おっちゃん(ホームレス?)と女子高生の幽霊(?)に出会い、取り敢えず3人で元に戻れる方法を探す旅に出る。途中、自暴自棄になった人や、この世界で暮らす覚悟を決めてる人たちと出会ったりするが、帰る方法は見つからず、主人公はだんだんとこの世界は脱皮した地球の抜け殻ではないかと疑い始める。最終的に、だんだんと世界が消え始め、最後に残った主人公は何かの銅像の上に登って、そこで大声で歌を歌いながら、消えてしまう。
主人公が次に目覚めたときには、町は普段通りの姿だったが、自分の存在自体はなかった物になってしまっていた。

…という感じです。
訳の分からない説明ですみません…。

ずっと眉村卓の作品だと思っていたのですが、どうも当てはまる物がありませんでした。
読み返してみたくなり探しているのですが色々探しても見つかりません。

もしご存知の方がいたら、教えて下さい。

A 回答 (1件)

ごめんなさい。


回答ではないです。
気になって少し調べてみたんですが…。

15年ほど前ということは、最近の作品ですかね。

ご質問の内容からすると、“昭和SF”のパラレルワールド物の匂いがプンプンですよね。

小松、眉村、光瀬、平井、筒井、豊田…辺りを中心に探してみたのですがわかりませんでした。
あの頃は、そんなテーマの秀作がいっぱいありましたもんね。
ぼくは、小松、眉村が一番多かったような気がします。

『霧が晴れたら』って短編で、よく似たのがすぐ思い浮かんだのですが…。

村上龍の『5分後の世界』や、北村薫の3部作等、最近のは“重め”が多いですもんね。
サラッとした達意の文章で余韻を残し、“あとの世界”は、読み手に委ねる…みたいな、昭和の名作SFは懐かしいです!

参考にならなくてごめんなさい。
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この回答へのお礼

いえ。こちらこそわざわざ調べて頂き、本当に有り難うございました。

小学生のときの記憶なので定かではないのですが、新書で長編だったと思います。

表紙の漫画っぽいイラストに惹かれて、手に取ってみたものの、話がだんだん閉塞感を帯びた展開になっていくし、おまけに性描写もばんばん出てきたので、途中で何度も読むのをやめようかと思いつつ、結局最後まで読んでしまったのを覚えています。

爽やかな読後感とはほど遠い後味の悪いラストでした。
そう云うものほど、記憶に残ってしまうようで…。

もし、今後それっぽいものを見かけましたら、教えて頂けると幸いです。

お礼日時:2008/03/01 15:41

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