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経済学概論で「市場経済の長所と短所について2000字以内で整理しなさい」っていうレポートが出ています。一見簡単そうなテーマなのですが、経済の知識がない上にいくら本を読んでもそれらしき事は書いていないし、2000字も書けないのです。市場経済について詳しい方、よかったら教えてください!よろしくお願いします!!

A 回答 (6件)

回答じゃないんですけど、私も同じような内容の市場機能についてという、レポート2000字をだされて困ってます。

図書館に行っても、大学の図書館ってたくさん本があるからどれを手にとっていいか?からわかんないんですよね。難しい・・
。私は、また明日、図書館に行ってみようと思ってます。じゃ、お互いがんばりましょう。
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市場経済というのは、もともとアダム・スミスからマーシャルの新古典派に受け継がれた、いわば近代経済学の主流ですよね。

言ってることは要するに、個人や企業が自由に私利私欲で活動しても、「見えざる手」が働いて、うまくいく、秩序ができる、均衡する(バランスがとれる)と言う説ですよね。この同調者はいっぱいいて、本も沢山出ています(例えば、伊藤元重『市場主義』講談社なんかは読みやすい)。

問題は反論で、これはぐっと少なくなる。一番始めに批判したのはケインズやシュムペーターで、ケインズは、市場のなすがままにしておいてはいけない、政府がちゃんとコントロールすべきだと言って、政府が需要を政策的に作る必要性を強調した。これをルーズベルト大統領が採用して、大恐慌を救ったんですよね。市場主義一本槍だと、淘汰によって弱者が出ることなんですよ。アメリカのホームレスみたいに。シュムペーターは、市場主義者がいうように、均衡は自然にできるもんじゃない。人間や企業が動かすものだと言って、イノベーションを提唱した。(ぼくはいま日本に必要なのはこの考えだと思ってます)いずれにしてもこの辺の”やりとり”は、竹内靖雄『経済思想の巨人たち』新潮選書のアダム・スミス以降を読むと分かります。要するに市場主義への反論の核心は、個人や企業は完全な合理主義者じゃないというところにあります。それから市場主義へのもう一つの反論は、みんな私利私欲に夢中になって、社会福祉がおろそかになると言う点です。

ひるがえって日本は、旧ソ連の計画経済ほどではないにしても、明治維新以来政府や官僚がずっとコントロールし続けて来た。だから今、規制緩和による市場原理の導入が叫ばれいるんです。このあたりは、先の伊藤元重の本にも結構書かれています。お上のコントロールもいいけど、競争がゆるやかになって、なれあいがはびこること。一方彼らの市場主義への反論は、淘汰された弱者をどうするんだということ。農業なんかそう見られている。

以上のことを踏まえて、授業で教わったことを”整理”してみたらいかがでしょう。学問的に書くか、それとも身近な例を入れて書くか、どっちに良い点がつくかは、先生の好みを考えて決めて下さい。
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こんにちはです.


まず一言だけ.概論の講義なのに,よくもまあ,こんな課題をだすもんだ.これに答えをだすために,経営学・経済学が発展途中だと行っても過言ではないのに.うらをかえせば,何をかいてもいいってことですよ.レポートかく練習かもね.

ではアドバイスを・・・.
「Aの長所・短所を・・・」系レポートについては,Aの対極にあると思うものを一つあげて比較検討するとまとめやすくなります.今回の課題の場合は,市場経済の対極にあるのは,計画経済です.これを比較しましょう.
とはいえ,とてもじゃないけど簡単ではないですから,文庫本を一冊紹介します.
1,2日で読めるでしょう.
飯田経夫著「経済学の終わり」PHP新書(?)

内容はアダムスミス(いってみれば市場経済重視の祖先)とカールマルクス(いってみれば資本主義の批判者の祖先)とジョンMケインズ(世界恐慌で崩壊寸前だった資本主義経済システムに計画経済的要素(政策によるコントロール)を取り入れた人)の考え方を現代に照らし合わせて,紹介・再考しているモノです.

がんばってくださいね.ちなみに,前掲著はエキセントリックなタイトルですが,どちらかというと若き経済学者達への警告という感じですね.
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概論、ということは教養過程ですよね。


#1の意見はちょっと厳しすぎるなぁ・・・
#2の意見は正論だと思うので
私は裏技を・・・・。

ポール・クルーグマン著「よい経済学・悪い経済学」を
読んでみてはいかがでしょうか?
最近文庫になったので安いし・・・
ポール・クルーグマンはMITの教授で
現代の経済学の3大巨匠の一人だと思うのですが
にも、関わらずこの人の本は実践的で分かりやすく
しかもやたら博識で面白い。
多分、教科書から学べない視点を教えてくれるし
きっと経済が好きになります。

きっと授業の内容から大きく外れたレポートが書けると思いますので
すごく評価されるか、全然評価されないかのどちらかです。
単位を取れなくても責任は取れませんので、あしからず・・・
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下の方の意見はもっともなのですが,『整理しなさい』という


課題なのですから少なくとも授業中に扱った内容なのでは?

経済学というのは一部だけかじっても全体が見えません。
たぶん,本を読んでわからないのはそのためでしょう。
わたしの経験上,市場経済の長所、短所というのは極めて主観的
なものであると思っているので,ただテキストを読んでいるだけ
ではどこがいいのか悪いのか気が付きにくいと思います。
たとえば,アメリカはマーケット重視の経済ですが,さいきん新
聞にでているように,カリフォルニアの電力供給で問題が起こっ
ています。競争によって効率的に資源配分をしようとした結果こ
のようなことが起こったといわれていますが,市場任せでうまく
いっている事例は他に数多くあります。
このようにひとつの例をとってみても長所なのか短所なのか判断
しがたい問題です。
ある程度自分の考えをもってテキストを読んでみることをお勧め
します。
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厳しい意見かもしれませんが、レポート提出時にレポートを書くのに必要な知識がないということは、経済学の知識を得ていないのですから、経済学概論の単位は遠慮すべきではないですか?


レポートというのはかなり勝手なことが書けるので気の向くままに勝手なことを書けばいいですし、そうでなくてレポートのはずなのに講義と全く同じことを書かないといけないようなダメ教師のレポートであれば、ここで講義内容を知らない人に訊いてもダメで講義の記録をまるまる提出することになります。
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