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私の住む小さな市で、文化センターで行われた宗教団体(早起き会)の会合に副市長が招待され、お礼と励ましの言葉を述べたそうです。

なんか変?
これって法律的に何の問題も無い?

A 回答 (4件)

質問者さまが「早起き会」とおっしゃるのは、どうやら、社団法人倫理研究所の「家庭倫理の会」という組織がやっている「おはよう倫理塾」のことのようですね。


http://www.rinri-jpn.or.jp/katei/katei-oharin.htm
ご質問を拝見して、私なりに、いろいろ調べさせていただきました。

同会の啓発ビデオも拝見しました。
http://www.rinri-jpn.or.jp/img/video/katei-rinri …
その中にも、この「おはよう倫理塾」の光景らしき映像が含まれていました。
けっこう、意図的に精神的にフレーム・アップを煽るような様子も窺われましたし、「おはよう倫理塾」のページの下部「参加される皆様へ」の注意事項の一番最後にも、そんなことをしている様子をうかがわせるような記載があります。
そして、この活動について、懐疑的な見解をお持ちの方もいらっしゃるようです。
http://okwave.jp/qa251832.html
http://okwave.jp/qa2478027.html
http://blog.livedoor.jp/kashi_wa333/archives/229 …


団体の設立が「昭和20年」ですか。
その割りに、その活動内容が世間に知られていないような気がします。
そういうわけで、私も、その活動の実態は承知しませんが、そもそも「社団法人倫理研究所」自体が、一定の「思想」というのか、「教義」というのか、そういうものを広めるための団体のようですし、
http://www.rinri-jpn.or.jp/profile/profile.htm
その「思想」ないし「教義」のようなものを広めるために、(布教活動のような)参加者の精神をフレーム・アップする手法をとっていることは、あり得ると思います。

そこで、判明する限りの情報で、このような活動が、国や地方公共団体が関与を禁止される「宗教」には、当たるかどうかですが…。
国や地方公共団体が関与を禁止される「宗教」というのは、まず「超自然的、超人間的本質(すなわち絶対者、造物主、至高の存在等、なかんずく神、仏、霊等)の存在を確信し、畏敬崇拝する心情と行為」という定義が示されており(名古屋高等裁判所・昭和46年5月14日判決)、また「超自然的な、人の通常の認識を超えたものの存在の確信と、これに対する畏敬の念をもととして成立しているもの」(大阪地方裁判所・昭和57年3月24日判決)という定義も示されていますが、それぞれの上告審判決(いわゆる津地鎮祭訴訟最高裁判決、箕面忠魂碑訴訟最高裁判決)は、とくにそれらの定義を肯定も否定もしていないといわれます。そして、憲法20条3項の政教分離にいう宗教の語は、それよりも限定されて「何らかの固有の教義体系を備えた組織的背景をもつもの」(辻村みこ子「憲法」第2版[有斐閣、2004年])のみが該当するという指摘もあります。

そのように、実は国や地方公共団体が関与を禁止される「宗教」というもの、現在のところ、そのものの定義もかっちりとしておらず、判断の集積が待たれている段階なのですが、これらの定義に徴する限り、いわゆる「ご本尊」の存在の要否はともかく、少なくとも「超自然的、超人的なものに対する畏敬の念」ということは、少なくとも要素とされそうです。
そして、(少なくとも私が調べた範囲では)この団体の活動が、「超自然的、超人的なもの」を要素にしていることは窺われないようですから、国や地方公共団体の関与が禁止される「宗教」に当たるとは、にわかには断定できないようですね。
そうすると、副市長が出かけていって「お礼と励ましの言葉を述べた」ことが、その援助・助長に当たるかどうかは、いちおう、判断するまでもないように思われます。
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 こんばんは。



・いわゆる「政教分離」については,判例がいろいろありますが,最高裁判例のひとつに,
 「宗教的活動」とは「およそ国及びその機関の活動で宗教とのかかわり合いをもつすべての行為を指すものではなく,そのかかわり合いが右にいう相当の限度を超えるものに限られるというべきであって,当該行為の目的が宗教的意義をもち,その効果が宗教に対する援助,助長,促進又は圧迫,干渉等になるような行為をいうべきものと解すべきである」というものがあります。

・「副市長が招待され、お礼と励ましの言葉を述べた」ことは,「宗教的意義」はなく,その「お礼と励ましの言葉」が宗教(早起き会)に対する「援助,助長,促進又は圧迫,干渉等になるような行為」とはいえないと思われますから。法律的には問題ないと思われます。

・今回のケースは,市長が出席されていないのが「みそ」で,住民から「政教分離に違反するのでは?」と指弾されそうな行事には,首長が出席しないことが多いですね。
 「早起き会」が「宗教団体」なのでしたら,おそらく上記のような判断があったんだと思いますよ。
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別に問題ないと思います。


お礼と励ましの言葉が宗教的活動になるわけでもないし。

副市長ぐらいだったら、市長の代わりにいろんな団体やらイベントに
招待されて挨拶ぐらいするでしょう。
それとおんなじですよ。
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早起き会って宗教団体ではなかったような...(社団法人)


法律的に何も問題ないのでは?
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