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こんばんは。
4月より通信大学に入ります。さっそく教科書が届いたので英語の勉強をはじめてはみたものの、今までまったくやってこなかった文型でいきなりつまづいています。

1文ずつこれがSで、これがVで・・・とやっていますが、合っているのかどうかがわかりません。
以下に簡単(そう)な文を取り出してみました。わたしの解釈が合っているか確認させてください。

She sensed the asperity and worked to repair it.

S = She
V = sensed
O = the asperty
接続詞 = and
V = worked
*to repair it は形容詞句。
*訳:彼女はその荒々しさに気づいて、直そうと努力した。

and以下の文はSVだと思っていいでしょうか?
それともto repair it は OでSVOになりますか?
もしくは文全体で考えて、the asperity以下がすべてOになるのでしょうか?

参考までに現在の英語レベルはTOEICでいうと535点です。この1年、文型はまったく無視してここまできました。基礎的な文法の本(英文法のトリセツや高校英語forest)は読んでいますが、that、when、what、andなどでつながる長い文章になるとどの文型になるのか対応できなくなります。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

はじめまして。



基本文型は英語構文を理解する基礎となる項目です。知っておいて理解の手助けになることはあれ、損になることはありません。

ご質問1:
<わたしの解釈が合っているか確認させてください。
S = She
V = sensed
O = the asperty
接続詞 = and
V = worked
*to repair it は形容詞句。
*訳:彼女はその荒々しさに気づいて、直そうと努力した。>

1.ほぼ合っています。訂正箇所は以下の通りです。

2.*to repair it は形容詞句ではなくて、副詞句です。


ご質問2:
<and以下の文はSVだと思っていいでしょうか?>

1.その通りです。SVの第1文型です。

2.そして、andの前まではSVOの第3文型になっています。


ご質問2:
<それともto repair it は OでSVOになりますか?>

なりません。

1.to不定詞が目的語Oになる場合は、このto不定詞が名詞的用法の働きをし、「~すること」という意味になる時です。名詞は目的語になり得ますから。

2.しかし、ここではto不定詞は、「~するために(努力する)」という「目的」を表す副詞的用法になっています。

「副詞」はSVOCの要素にはならないので、ここでは目的語Oにならないのです。


ご質問3:
<もしくは文全体で考えて>

文が一つと考えてはいけません。

1.この文は、等位接続詞andをはさんで重文になっています。つまり、文は2文あり、2つの文が等位に接続されているのです。

主語がSheという共通の主語であるため、後半では主語だけ省略されているのです。

2.最初の一文はご想像の通り、SVOの第3文型になっています。Senseはここでは目的語を取る他動詞として、the asperityがその目的語になっているのです。

3.一方2文目は上記の説明の通り、SVの第1文型になります。

4.ご質問文のような動詞以降が異なる重文では、2つの文の文型がこのように異なることは一般にあることです。
例:
He loves me and gave me a present.
「彼は私を愛していて、贈り物をくれた」
これも主語が重複する重文ですが、最初の文はSVOの第3文型、2つめの文はSVOOの第4文型になっています。


ご質問4:
<that、when、what、andなどでつながる長い文章になるとどの文型になるのか対応できなくなります。>

おっしゃる通り、接続詞や関係詞、分詞構文などが出てくると、その接続関係などで混乱が生じ易くなります。

そのために、英語構文を「機械的に」「理論的に」整理していく、という作業が必要になります。外国人が外国語を学ぶコツは、先人の残した文法規則を手がかりに外国語を学ぶのが近道なのです。

ネイティブは生まれた時から常に英語に取り囲まれていますから、フィーリングでそれらの構造関係をつかんでいます。というより習慣で肌に染み込んでいるのです。外国に長く住んで外国語が身に付いた人も同様です。

しかし、いざ自分の話す英語を分解すると正確な文法分析ができないネイティブが多いのは、文法から語学に入っていっていないからです。それは日本人も同様です。日本語は慣用で身に着いたもので、文法から入っていったのではありません。自分の話す日本語を文法的にあれこれ説明を求められると、正しく説明できない日本人は多くいます。

よく、意味がわかれば、通じれば、細かい文法はどうでもいい、というフィーリング派も沢山いますが、常に英語に接する機会に恵まれていないのであれば、自分でその環境を作ったり、近道である文法に頼るのが効果的な学習法になります。

その意味で、英文の始まりである基本5文型、基礎文法というしっかりとした土台作りは大切になります。それがしっかりしていれば、応用もききますし、どんな難解な英文に出くわしても、理論的+フィーリングで解析できるようになります。英語は理論、フィーリングどちらか一方だけでは、十分ではないのです。


ご質問5:
>参考までに現在の英語レベルはTOEICでいうと535点です。>

その点数ですと、基礎力は十分あると思われます。次回は700点目指すなど、具体的な目標を漸次定めていって、地道に頑張って下さい。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

わたしの質問ひとつひとつに丁寧に回答してくださってありがとうございました。ものすごくよく理解できました。

そして、そうですか、文型も大事なんですね。
まだ役立った経験がなくて、その大事さが理解できてない状態です。
よい機会なので、ちゃんと勉強をしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 23:40

意味がわかれば,文型はいいとも思うのですが,


この場合,to repair it は「直すために」という副詞的用法になり,
SV となります。

訳としては「直すために働いた」より,「直そうと努力した」
の方が断然いいです。

ほぼ同じ意味の try to repair it なら,SVO です。

try は目的語をとって,「~を試みる」という意味になり,
to repair it の部分全体が名詞的に働き,目的語になっていると考えます。

work の場合,「~を働かせる」「~を解く」という意味では目的語をとりますが,
「働く,努力する」という意味では目的語をとりません。

これは一般的な説明の仕方ですが,
try to ~の場合,「試みる」とずれますし,
自動詞で「努力する」という意味がありますので,
本当は try の方も SV がいいのかもしれません。

tend to「~する傾向がある」も,一般的には
to は副詞的用法とされていますが,
名詞的に目的語と考えることも可能です。

hope to も一般的には名詞的に目的語とされていますが,
副詞的と考える余地もあります。

文型の理解は大事ですが,この場合,あまり気にしない方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

むむ・・・。いろいろな解釈法があるのですね。混乱しちゃいました。。。
だいたい意味がわかればいっかーとここまでは来てしまったのですが、大学に入ってみたら文法がレポート課題になっていたのでやらざるを得ないって感じです。
こんなことでもなければ文型の勉強なんてしなかったと思うので、いい機会だと思って、いつかwind-sky-windさんの言ってることがスルっとわかるようになりたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 23:36

こんにちは



動詞を探す時に自動詞・他動詞の区別をつけると分かりやすいと思います。
senseは他動詞で「~を感じる」「~に気付く」という意味なので後ろに目的語があります。
一方のworkは、他動詞だと考えた場合目的語が必要になりto以下が動作の対象物となって意味がおかしくなります。そこで自動詞の「努力する」「働く」という意味で捉えてto以下は副詞句としてworkを修飾と考えるのが自然だと思います。

補語か目的語かを見分けるポイントは、自動詞他動詞の区別の他にもう一つあります。
補語というのは、主語(または目的語)の状態や性質を表す名詞や形容詞です。
例えば「He seems happy.」の場合、大雑把に言えば「彼は幸せ」であり、「He is happy.」とも言い換えられると言う事です。
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この回答へのお礼

自動詞・他動詞ですか・・・。まったく意識していませんでした。
なんとなく、これは付いてるほうが落ち着く気がするとか、なくていいかとか、そんな感じでやり過ごしてきたので、これからは気にするようにしてみます。
補語と目的語の区別ポイントもわかりやすく教えてくださってありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2008/03/11 23:31

ご質問の解釈はほとんど正しいのですが、to repair itはworkedを修飾しているため、副詞句となります。



5文型は、僕も中学時代には軽視しておりましたが、英語の勉強を本格的にするには、ぜひともマスターしておきたいところです。

旺文社のロイヤル英文法という参考書に5文型の詳しい説明がされているので、読んでみるとよいかと思います。
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この回答へのお礼

解釈がほとんど正しいと言ってくれてほっとしました。
そして間違いの指摘もありがとうございました。

5文型、マスターすべきですか。
今まで「役に立った!」という経験がないせいか、いまひとつピンとこなくて。
ロイヤル英文法ですね。ちょっと探してみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 23:28

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