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いつもお世話になっております。
今更ですが、オーディオ機器の消費電力についてお尋ねいたします。
ピュアオーディオの世界に限らずですが、電化製品等を使用すると必ず「電気代」がつき物になってくると思います。
よく”定格消費電力”という文字を機器の説明書や筐体裏側などで目にするのですが、これが電気代に影響してくると考えてよろしいのでしょうか?
例えばなんですが、定格消費電力150Wのアンプを電源ONにしているだけでそのまま150W消費していることになるのでしょうか?それとも、スピーカーから大音量で出力(音出し)してるときも150Wなのでしょうか?(プレイヤーの消費電力は考えないものとします)


ちなみに余談ですが・・・
部屋の電球(蛍光灯)ですら20W×3程度で補ってますが、
たった一つのアンプを稼動することで蛍光灯を超越する電力を食うものなのでしょうか?そうだとしたらピュアオーディオがお金のかかる趣味と言われる意味がなんとなくわかるような気がします・・・。ランニングコスト高いですね。一説では、ピュアオーディオを趣味とされている方の大半が365日電源を入れたままだと聞きました。

A 回答 (4件)

> よく”定格消費電力”という文字を機器の説明書や筐体裏側などで目にするのですが、これが電気代に影響してくると考えてよろしいのでしょうか?



はい。影響してきます。

>例えばなんですが、定格消費電力150Wのアンプを電源ONにしているだけでそのまま150W消費していることになるのでしょうか?

いいえ、アンプの「最大出力」と「消費電力」は異なるものです。
どのくらい電気代が掛かるのかは、アンプにより大幅に違います。

常時最大に近い電力を消費しているピュアA級アンプを除けば、
音楽信号を鳴らしていない時の電力は概して最小になります。

一例として私が最近まで使用していたパワーアンプは
 ・無信号-待機消費電力 400W
 ・最大消費電力 2200W
というものでした。
この場合の「最大」は高負荷のスピーカーをつないで最大出力付近で鳴らした
場合の電力になります。が、もちろんそんな大音量で鳴らしたらご近所から苦情が殺到します。

どうして音楽を鳴らしてもいないのに、そんなに電力を消費するのかというと、
歪みが出ないようにドライバー段や終段にアイドル電流というものを大量に流して
いるためです。

> たった一つのアンプを稼動することで蛍光灯を超越する電力を食うものなのでしょうか?

モノによるとしか言いようがありません。例えばミニコンポレベルでしたら電球の方が
電力は上でしょうが、超高級アンプになってくると概して電球レベル
では済まず、エアコンクラスの待機電力になっていきますね。

その場合、音楽を鳴らしていなくとも電気代は馬鹿になりません。
ウォームアップを理由として電源を切らない人も多いようですし、
私のパワーアンプはパワースイッチが背面にあり、「電源切るなよ」とアンプ自身が
私に言っているようです。
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> そうだとしたらピュアオーディオがお金のかかる趣味と言われる意味がなんとなくわかるような気がします・・・。



それはちょっと違います。
仮にアンプの消費電力が100Wだったとして(通常はもっと小さい)、1日4時間ずつ毎日使った場合の1ヶ月の電気代は、

0.1kW×4h×30日×20(円/kWh)=240円

だけです。たとえ24時間電源を入れっぱなしにしても1440円。
「ピュアオーディオはお金のかかる趣味」ですが、それは「電気代が膨大に掛かる」という意味ではありません。
(エアコンや電気ストーブの方が、同じ使用時間なら10倍以上も電気を食います)

> ピュアオーディオを趣味とされている方の大半が365日電源を入れたままだと聞きました。

情報に振り回されないように・・・
「入れっぱなしにしている人」はそのことを声高に吹聴しますが、「そうじゃない人」はわざわざそのことを宣伝したりはしません。
その結果、話を聞いたり書き込みを見たりする「限り」は「入れっぱなしの人ばっかり」に思えますが、実際にはそんな人は少数派です。


で、本題ですが、

> それとも、スピーカーから大音量で出力(音出し)してるときも150Wなのでしょうか?

大音量で出力(音出し)してるとき「が」150Wです。
小音量のときは消費電力はずっと小さくなります。
(但しA級アンプでは小音量でも消費電力は一緒です。しかし通常のアンプは殆どB級です)


ウチのアンプの消費電力の例
※化け物アンプを例に挙げてもあまり参考にならないので、一般的なアンプを選んでいます。

Tr(トランジスタ)式、AB級100W+100Wのパワーアンプ
・無音~通常音量時:50W
・最大出力時:400W

Tr式、A級25W+25Wのパワーアンプ
・音量に関係なく:200W

Tr式、プリアンプ
・音量に関係なく:10W

真空管式、A級シングルパワーアンプ
・音量に関係なく:80W

真空管式、AB級プッシュプルパワーアンプ
・無音~通常音量時:150W
・最大出力時:240W

真空管式、プリアンプ
・音量に関係なく:20W
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この回答へのお礼

みなさまからのとても参考になるアドバイス拝見いたしました。
NO,1~NO,4様、まずはお礼申し上げます。(一括にて恐縮です)

A級やB級といったものがあったんですね。
なにをもってA級B級と位置づけするのがわかりませんが、当方以前にテクニクスのclassAAと表記されたプリメインアンプを所有していたことがあるのですが、これが「A級」という類にあたるのでしょうか?デジタルアンプとプリメインアンプの違いがよくわかりませんが、最近で言うとONKYOからエントリークラスで出ているA-973 これになるのでしょうか?価格ドットコムでもとても人気があるようでチェックしていました。

最近、愛用しておりました年代モノのアンプに不具合が出てしまい急遽代替のアンプを探しております。今回も、古くても程度の良いアンプの購入を検討しましたが、新しい製品の購入も視野にいれております。

そこで今一度、皆様のお知恵を拝借したいです。例えばDENONのPMA-390AEでいうとNO,4様で言う○級のアンプになり、消費電力はどの程度になるのでしょうか?

お礼日時:2008/03/11 23:35

No.2です。


連投ですが余談がありますので。

最近は、「デジタルアンプ」であるとか「D級」であるとか呼ばれるアンプがかなり
高級アンプの世界にも浸透しつつあります。

こうしたアンプはアイドル電流を必要としないため、極めて電力利用効率が高く
低消費電力です。

音色の好みは別として、電気代が気になるようであればそうしたデジタルアンプも
視野に入れてはいかがでしょうか?
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基本的に,プリアンプは音を出そうが出すまいが無関係にほぼ一定の電力を消費し続けています.ただし,消費電力はあまり大きくはないですが.


パワーアンプは,いくつかのパターンに分かれます.以下は半導体アンプの場合です.真空管の場合は,すべての場合にヒータ電力分が常時加算されます.
A級アンプは基本的に音量とは無関係にほぼ一定の消費電力です.定格消費電力というのを常時使い続けるとみていいでしょう.したがって,100W×2のアンプの場合,常時200W以上 (機種によるが,250~300Wくらい?) の電気を消費し続けています.
B級アンプやデジタルアンプは無音時の消費電力は非常に小さくなります.機種によってかなり差はあるでしょうけれど,数Wとかそのくらいでしょうか.最大音量時には,定格出力より少し多い電力を消費します.たとえば100W×2の出力のデジタルアンプだと,最大音量時には230Wくらい,B級アンプだと250~300Wくらいを消費するはずです.
ただし,通常家庭で音楽を聴いているときの平均的な出力はせいぜい数Wです.この場合は,B級アンプやデジタルアンプは10Wとかそのくらいを消費し続けている,ということになります.A級アンプは前述の通りです.
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