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NHKラジオ英会話講座より
Tina:Thanks for all the encouragement. I appreciate it. If I don't make it to the third and final audition this year, I'm quitting.
・・・、もし今年、第3次最終試験に残れなかったら、私はやめるわ。

(質問)[make it] ついてお尋ねします。
(1) 大変広範囲に使われる[make it]で捕らえきれませんが、今回は「残れなかったら」と訳されています。意訳でしょうが、辞書に載っている「成功する、うまくやる」と解釈してよろしいでしょうか?
(2)[make it]の[it]は「漫然と目標を指す」と辞書にあります。[it]が何を指すのか?、[it]を他の名詞に置き換えて使えるのだろうか? とか考えていますが、取り越し苦労ですか?
 あれこれ考えを巡らしています。参考ご意見をお聞かせいただければと希望いたします。以上

A 回答 (3件)

こんにちは。



ご質問1:
<「成功する、うまくやる」と解釈してよろしいでしょうか?>

いいです。

1.ここでは原義は「やり遂げる」「成し遂げる」という、ある行為の「完遂」を表す意味で使われています。

2.「第3次最終試験を無事終了する」という意味から、「~試験に残る」=「~試験に成功する」という意訳になります。

3.なお、make itの後にあるtoは、後の名詞句を受ける前置詞でmake itとは関係ありません。

4.このtoは「~まで」という到着点を表す前置詞で、「~までやり遂げる」という意味が込められています。


ご質問2:
< [it]が何を指すのか?>

1.このitは「自動詞・他動詞・前置詞の漠然とした目的語」として使われている代名詞です。何かを指す指示的な用法ではありません。

2.この用法は口語的な表現に使われます。
例:
Give it him.
「やつをとっちめてやれ」
I had a good time of it.
「楽しい時を過ごした」
I got it!
「やったぞ!」

3.従って、
I made it.
「しめた」「うまくいった」
という、一般には口語的な表現の訳になります。


ご質問3:
<[it]を他の名詞に置き換えて使えるのだろうか?>

できません。

ここでは、make itというイディオムとなりますから、itを別の単語や代名詞に置き換えることはできません。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

いつもご回答ありがとうございます。今回も知りたい内容が盛り沢山でした。[make it]も質問を繰り返すたびに、少しづつ感じがつかめてきました。[it]も以前から疑問でしたが、ご説明で何かすっきりしました。有難うございました。投稿の再はいつも、Parismadam様を思い浮かべています。ご迷惑とは知りつつ、申し訳ありません。今後もご負担にならない範囲でお気軽に教えていただけると幸いです。まづは御礼まで。 
   尊敬と感謝を込めて!!

お礼日時:2008/03/13 12:12

ここでは make it to として捕らえた方がいいでしょう。

「・・・にたどり着く」といったニュアンスです。辞書にも出ているはずです。

よって「第3次(でしかも)最終オーディション」にたどり着く(=残れる)」です。

I can make it to Shinjuku Station by six. (6時までに新宿駅に行ける) I don't think the Giants can make it to the playoffs this year. (巨人は今年プレーオフには行けない(残れない)と思う)などと使ったりします。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。大変勉強になりました。身につくには、暫くかかりそうですが、お陰で、何となく感じがつかめてきました。たくさん英語に接して身につけます。今後ともよろしくお願いいたします。敬具

お礼日時:2008/03/13 11:58

質問者さんがすでに調べられてご承知のように "make it" は大変広範囲で使われるようです。

辞書にも「成功する。うまくやる。」とあるようですが、私は辞書に載っている単語は「そういう風に訳すとうまくいくことがあるよ」というものが載っていると思うようにしています。
今回のケースはご推察のように「成功する」と訳していいケースですね。オーディションですから「成功する」は「合格する」「(選考に)残る」とも訳せますが「合格する」はともかく本来「残る」という意味はmake it には無いのはお分かりになると思います。

余談ですがよく映画などで事件に巻き込まれて撃たれたりした人に対して "You can make it!" と励ましている場合は「絶対に助かるよ!」と字幕が入りますし、同じせりふでもエイリアンと戦っているときは「殺してしまえ~」みたいな訳になりますよね。何かの試合のときに選手に言うときは「勝てるぞ。がんばれ。」みたいな感じになります。もっと言えばけんかをしている彼女と別れたいと思い、どうやって別れようか悩んでいる人をその友達が慰めにきて "You can make it." (大丈夫。きっと仲直りできるよ)といったつもりで本人が "Yes, I can make it!" (そうだよ。ぜったい別れてやる!)なんて会話だって成り立ちます。

2)の質問のほうは確かに状況によって it を置き換えることは文法的に可能だと思います。その場合は You can make yourself to ~. みたいな感じになるのでしょうね。結局 it でわかるでしょ。ということになりあまり日常的にはこのような言い方は聞きませんね。それに会話の中で当然わかることをいちいち言い直すのは日本でもあまり会話の上手な方ではないと思いますよ。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。とても勉強になりました。[make it]も,少しづつ、少しづつ、自分のものにしてゆきます。今はたくさん英語に接することを心がけます。今後ともよろしくお願い申し上げます。敬具

お礼日時:2008/03/13 11:53

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