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普段は住宅配線をメインでやっている工事屋です。
先日手伝いで大きな現場に行った時、アースの配線図を見ると、A、B、C、D種は理解してるのですが、E、ELBと表記されている物が分かりません。

調べてみたところ
http://www.denki.or.jp/counseling/details.cgi?id=7
ELBアースというもので、漏電遮断器で保護されている電路に接続されている機器のD種接地のことと理解したのですが間違っていますでしょうか?
住宅配線の場合は全ての接地が当てはまることになりそうですが。

また住宅配線では接地線は必ず緑を使っていますが、大きな現場では黄色や黄地に緑線が入っている物も見かけました。
これは、漏電遮断器で保護されていない電路に施設された機器の接地線は緑色を使い、
漏電遮断器で保護されている電路に施設された機器の接地線は黄色を使うということですか?
黄色線は以前は黄色に緑ストライプの線を使うこともあったが最近は黄色が主流?

漏電遮断器で保護されていない電路に施設された機器とは具体的にどのような物があるのでしょうか?

2オーム以下なら共用も可能ということですが
D種で2オーム以下なんて出ることあるのでしょうか?

電気的な回答と現場的な回答を頂ければ非常に助かります。
分かる方よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>ELBアースというもので、漏電遮断器で保護されている電路に接続されている機器のD種接地のことと理解したのですが間違っていますでしょうか?


●そのとおりです。

>住宅配線の場合は全ての接地が当てはまることになりそうですが。
●メインに漏電ブレーカーを使用している場合はそうですね。

>接地線の色
●アース線(接地電線、接地線)の色は、日本では内線規定で緑色または緑/黄色のしま模様の線か、それ以外の線では緑色の標識を付けるように決められています。黄色の場合は緑色の標識をつけていると思います。

>D種で2オーム以下なんて出ることあるのでしょうか?
●ビルの建設などにおいては、アース棒というのではなく、アース網というべきアース極を敷設すれば低抵抗が得られます。
単に接地棒+接地抵抗低減剤では2Ω以下というのは難しいでしょうね。
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この回答へのお礼

具体的な例を挙げて解説していただき非常にわかりやすかったです。
ありがとうございました。
また機会がありましたらアドバイスよろしくお願いいたします。

お礼日時:2008/03/25 00:02

内線規程に共用禁止の項目があります。


ELBで保護された負荷と、ELBを使わず、漏電で自動遮断できない
MCCBなどで保護された負荷を、同じD種接地であっても、共用しては
いけないという意味です。
接地線を共用した場合、非保護機器で漏電が起きた場合、
ELBで保護された機器も電位が上昇し危険となります。
そのため、接地線の共用は内線規程で制限されています。
規定の条文は以下に示します。

内線規程 1350-13    接地線及び接地極の共用の制限
漏電遮断器で保護されている電路と保護されていない電路に施設される機器などの接地線及び接地極は、共用しないこと。 
ただし、2Ω以下の低抵抗の接地極を使用する場合は、
この限りではない。

漏電遮断器で保護されていない電路とは、ヒューズやMCCBなどの
漏電が起きても自動的に遮断できない保護機器に繋がる電路の
事です。
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この回答へのお礼

内線規程の条文を挙げて解説していただき勉強になりました。
ありがとうございました。
また機会がありましたらアドバイスよろしくお願いいたします。

お礼日時:2008/03/25 00:03

#1です。

質問に対する回答を漏らしておりましたので追記します。

>漏電遮断器で保護されていない電路に施設された機器とは具体的にどのような物があるのでしょうか?
● 「電気設備の技術基準の解釈」第40条により、原則として漏電ブレーカの設置は必要であるとし、下記に掲げる場合(抜粋)は対象外としています。
 ◆乾燥した場所に施設する場合
 ◆対地電圧150V以下で、水気のない場所に施設する場合
つまり、乾燥した場所で使用する機器への配線には漏電遮断器の設置義務はないことになります。
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