
A 回答 (2件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.2
- 回答日時:
初めXmolのH2とXmolのO2があったとすると(温度300K), それぞれの分圧は200mmHgです.
完全燃焼により, XmolのH2Oと(X/2)molのO2が残ります.
これが温度330Kで全て気体だと仮定すると, 最初とのモル比と温度変化に注意して, Xmol当たり200*330/300=220mmHg となることより,
O2の分圧は110mmHg (実際全て気体)
これは確実に気体で存在します.
一方, H2Oの分圧は220mmHg (全て気体と仮定した時の分圧) > 130mmHg[330Kでの飽和水蒸気圧]
ですから, 130mmHgを超えた部分は気体では存在できず, H2Oの分圧は130mmHg止まりで, 残りは液体になります(体積は無視). (もし全て気体と仮定した時の分圧P'がその温度での飽和水蒸気圧Poより低ければ, 不飽和で, 全て気体で存在できる(分圧P')ことになります.)
結局, 全圧=110(O2の分圧)+130(H2Oの飽和蒸気圧)=240mmHg です.
この回答へのお礼
お礼日時:2002/10/22 01:43
ありがとうございます。
まず水の蒸気圧をもとめるんですね?
それでそのときの圧力が130を超えているので水が液体として存在するとみれるんですね?
で、単独でO2の分圧を求めてたすんですね。
わかりやすい説明ありがとうございました
No.1
- 回答日時:
液体と気体の体積を比較すると、液体の体積は小さいので、
反応後の液体の水の体積は無視してよいと思います。
2H2+O2=2H20
なので、
同物質量の水素と酸素があると、半分の酸素は残ります。
つまり、反応前、aモルの水素、aモルの酸素があるとすると、反応後は、2aモルの水、1/2aモルの酸素があります。
pv=nRTの式を考えると、
反応前は
(400/760)V=2aR300 (1)
反応後の酸素の分圧=x[mmHg]とすると、
反応後の酸素のみでpv=nRTを考えると、
(x/760)V=1/2aR330 (2)
(1)の左辺/(2)の左辺=(1)の右辺/(2)の右辺
を計算すると、
400/x=1200/330
これより、x=110
反応後の気体の水の蒸気圧(=分圧)が130mmHgであり、
各気体の分圧の総和=全圧なので、
反応後の全圧
=反応後の酸素の分圧+反応後の水の分圧
=110+130
=240[mmHg]
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
化学です。 気体の状態方程式の...
-
ヨウ素は常温で気体か固体か?
-
気体の膨張率は気体の種類で違...
-
ガス洗浄瓶について
-
ペットボトルが凹む現象
-
拡散について
-
そもそも超臨界状態とは何か?
-
2H2O2 → 2H2O + O2↑の↑の意味
-
単位体積中の気体分子数が同じ...
-
高校化学 化学平衡の分野で、参...
-
テドラーバッグの使い方
-
分圧の比=体積比=物質量の比と...
-
「火」「炎」は元素記号で表せ...
-
水より重い気体ってあるの?
-
アボガドロの法則について納得...
-
メタノールに二クロム酸カリウム
-
電気分解 発生する気体の計算
-
急ぎです。 気体状態で分子量50...
-
ダイヤモンドの結合エネルギー
-
気体を圧縮し続けると?
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報