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日本人は高度経済成長期ぐらいと比べ生活レベルは格段に向上していると思うのですが
24時間のうち仕事に費やす時間は格段に減っているようには思えないです。
何故なんでしょうか?
確かに週休2日制の導入や祝日の増加などにより年間休日数は
増えているとは思うのですが現状は時間外労働の多い会社が殆どなので
正社員として働いている方は昔と年間総労働時間は大して変わらないのではないでしょうか?
今はニートが全国に約60万人いると言われていますがこの人達や非正社員を
含めた平均での年間総労働時間は減っているのかなとは思いますが。
納得いかないですがそういう意味では時短は進んだのかなとは思えます。
今後日本がもっと経済的に豊かになっても日本で正社員として働き続ける以上は労働時間は短縮されないように感じます。
現状のような形での時短ではなくヨーロッパ諸国が行っているワークシェアリングや法律上での規制は日本では難しいのでしょうか?

私はこういった事に詳しくないのでご意見頂けたらなと思います。

A 回答 (1件)

>>今後日本がもっと経済的に豊かになっても日本で正社員として働き続ける以上は労働時間は短縮されないように感じます。


現状のような形での時短ではなくヨーロッパ諸国が行っているワークシェアリングや法律上での規制は日本では難しいのでしょうか?

社会経済生産性本部の「労働生産性の国際比較(2007年版)によると、
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/01.data/act …

1. 日本の労働生産性(2005年)は先進7カ国で最下位、OECD加盟30カ国中第20位。
2. 日本の製造業の労働生産性(2005年)はOECD24カ国中第6位。
3. サービス業の労働生産性は、日本を含めG7各国も停滞続く。

とあります。製造業での生産性は割と良いのですが、それ以外の生産性は良くないようです。ただし、サービス業はどの国も生産性はあまり改善されないようです。

ただこうした統計も参考になりますが、個人的に思うのは、

1)海外に比較して、長時間勤務、汗かいて苦労することが美徳とする考え方

目的をいかに簡単に、楽して達成するかを考えて工夫して行うことは、日本ではあまり「美徳」とされないようです。目的達成ができずとも、「長時間努力した、滅私奉公した」と思われること、つまりは終電まで頑張ること自体が評価対象になるからでしょう。毎日、定時で帰って、ノルマも達成している人より、終電まで頑張って、仕事以外の頼まれごとを休日返上でやっている人が評価されたりすることがあるからではないでしょうか。

2)本来のリストラが実施されないため

たとえば、広大な土地を平地にして飛行場を作る仕事の場合、戦前の日本軍ではツルハシやモッコをつかい人力作業が当たり前だったように思います。でも、米軍は、いかに効果的に短期で飛行場を作るか?って作業工程を考えて再構築(リ・ストラクト)して、ブルドーザの機械力で一気に完成させたようです。

知恵と力と勇気で仕事のやり方を変革して、生産性をアップすること、現場の変革がきちんと上層部に評価されるってところが日本と違うのではないでしょうか。

また、食べ物の世界においても、日本は、「一子相伝」的な厳しい修行と職人技の世界にいっちゃいます。でも、アメリカでは、科学者を投入して、効率的・大量生産・製品の均一レベルの保持といった方向で進む傾向があるように思えます。
(実用的で簡素で堅牢な、米軍のコルト45と、繊細で故障しやすい職人技の集大成のようなドイツのルガーの対比みたいな・・ちょっと違うか)

3)労働者が経営者との対決を避けて逃げているため(権利の主張が弱い)

本来、労働法で労働者の権利は保護されているはずです。でも、職場の空気を読んで、その権利を行使しなければ、法があっても無意味です。最近は、サービス残業や、偽装管理職問題が裁判に持ち込まれるように、きちんと行使する風潮もでてきていますが、まだまだ不十分に思えます。経営者側は、なんとか労働法を改正しようと攻勢をかけているようですが、そうした動きときちんと戦う必要があるでしょうね。アメリカをはじめとして、海外では労働者がすぐに団結して交渉するようです。

なんにしても、ホワイトカラーの生産性は、他国に比較して低い気がします。それは、現場(本業)の生産性を上げるよりも、社内政治力を駆使して、(生産性を落としても)出世するほうが、個人にとってはメリットが大だと思うからかもしれません。また、生産性アップは、管理職の仕事を「忙しくする」「仕事が大変になる」わけで、管理職個人にとっては、「そんなの嫌だね。楽して今以上の給与をもらうほうが、生産性アップよりも重要」と考えているのかもしれません。
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この回答へのお礼

>3)労働者が経営者との対決を避けて逃げているため(権利の主張が弱い)

これは大きいでしょうね。
職場でも不満の声はよく聞きますがそこで終わりますから。
今後どこまで皆で戦っていけるかですね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/19 10:25

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