A 回答 (13件中1~10件)
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No.13
- 回答日時:
ソビエト崩壊と同じように、よい事ばかり期待できます。
まずは、ソビエトに於けるロシアに相当する部分が、中国においては漢民族国家です。
漢民族国家の周辺に満州族国家、チベット族国家、ウイグル族国家、朝鮮族国家、などが衛星国家として独立し、それらの国々が北京語を使用して経済連携する関係になります。丁度現在のモンゴルのような位置づけになります。
勿論、台湾国、香港国は中国共産党から独立し国家として国連に加盟します。
台湾国はニュージーランドの様に独立しながら先進国並みの生活水準を達成し、香港国はシンガポール国の様に周辺国に依存しながらも経済発展をすることになります。
これらの独立国家と等距離平和外交をする日本はますます経済発展をします。
良い事ばかりですね。
No.12
- 回答日時:
現在、可能性が考えられ最も危険性が高い事態として、国家の分裂ではなく統治機構の機能不全です。
人民解放軍というのは、いわゆる国軍ではないことに注意して下さい。
あくまでも中国共産党の武装部門です。
共産党員以外は、国民であれなんであれ排除します。
天安門広場での事件で、丸腰の学生に平気で戦車を向かわせたのもこれによります。
おそらく、統治機構が機能不全に陥った際にはこの人民解放軍が全面に出てくるでしょう。
同時に、富裕層は直ちに海外へ脱出し、残された都市住民と農村住民(現在でも戸籍上明確に区分されています)との間で資産と権利の争奪戦というよりも壮絶な略奪合戦が展開されるでしょう。
この騒乱を人民解放軍が武力で制圧しながら徹底的な圧政を敷くでしょう。これをしなければ10憶を越える民衆をコントロールできません。
但し、この状態は中国の歴史上では珍しい事態ではありません。つい100年ほど前もこのような状態でした。
当然、世界中の経済が大混乱となります。
現在、昭和初期の日本の軍部のように人民解放軍が突出した動きを示していることが気にかかります。
No.11
- 回答日時:
地政学上の観点から言うと分裂してくると日本が助かります。
現在の覇権主義が緩和されるので当然ですね。中国で政治的混乱や内戦が起きると、日本の投資が減耗したり、貿易取引に影響が出て困ります。ただ、中国が権益確保のために日本と衝突するはもっと困るわけで、分裂してくれた方がいろいろとやりやすくなるわけですね。No.10
- 回答日時:
国家が分裂するときは他国に影響を与える余力などないですから、
そのエネルギーは内側へと向かうことになります。
したがって日本が積極的に関与しない限り、戦争に巻き込まれることはありません。
ただし怖いのは軍閥の暴走でミサイル攻撃を受ける可能性は否定できません。
さて、国家が安定していれば分裂後も内戦には突入しにくいものです。
ここのところがどう転ぶかでで幾つものシナリオが描くことができます。
つまり、日米露による資金的な関与です。
北朝鮮の政権は旧ソ連が援助を出して建国させました。
分裂の混乱時に政治的野望の高い組織に資金提供すれば内戦は誘導できます。
日本や各国からみた場合、中国の覇権主義は著しく後退することになります。
膨張中国があそこまで近隣諸国を恫喝できるのもその巨体ゆえです。
中国は今ガス田で勝手な振る舞いをしていますが、海軍を増強してくれば
太平洋へも艦隊を派遣して日本の太平洋開発を阻止するといわれています。
仮に北京と上海が分裂すれば、北京から上海へは命令が出せなくなります。
それはおろか、互いに相手を牽制しないといけなくなるでしょう。
資源を集める力、国連での発言力などなど分裂は中国に痛手でしかありません。
No.9
- 回答日時:
中国は、早晩、分割されるべきです。
特に「チベット」「ウイグル族」「満州族」は、独立すべきでしょう。 台湾もいまさら統合する必要はないでしょう。「ソビエット」が解体され、「ロシア」になって発展の可能性がでてきました。 漢民族も「中原」だけにとどまれば噴出する問題化すべて解決に向かうでしょう。
中国が、意識的(平和的)に分割されても、紛争が起こって混乱しても、日本には、さほどの影響はありません。 「台湾」で紛争が起これば多少の影響はあるでしょうが、「降るかかる火の粉」を排除するくらい問題はないでしょう。心配しすぎ、「誇大妄想」は禁物です。
No.8
- 回答日時:
中国には50を越える少数民族が存在し、周辺地域に住んでいます。
それらの地域は我々外国人の目にはつきにくく、しかも漢族が沢山移住して経済の実権を握っています。最も西に位置する新疆ウィグル自治区の広大な砂漠は昔は海の底で、石油資源の宝庫です。 中央アジア系の遊牧民族が住んでいますが、経済の実権は完全に漢族の人たちに握られています。 最も西に位置するカシュガルを中心に東トルキスタンとして独立運動が展開されていますが、我々の眼に触れることはありません。
中国の高等教育への入学試験は全国共通で、すべて中国語で行われます。 ですからこの自治区の医科大学でも、大半は漢族の生徒で占められ、人口の大半を占めるウィグル族やカザック、ウズベック、タジック、モンゴルなどは殆ど入れません。 しかし、少数の枠は彼ら中央アジア系の民族にも割り当てられています。 (ここが中国人の老獪なところです。)
中央病院などの管理職はほぼ全員漢族です。 でもふたりいる副院長のひとりはウィグル人。 (きっとお飾りだと思いますが、、、。)
高等教育への選抜試験で少数民族を排除し、漢族だけによるエリート教育を行い、漢族による支配を中国全土に広げる図式は他の地域でも共通しています。 チベット、内モンゴル、広西自治区、雲南省でもおそらく同じだと思われます。
このようにして少数民族の殆どは教育も受けられず、貧困の中で虐げられ続けて来たのです。
No.7
- 回答日時:
中国という国は、4000年という歴史の中で、いつの時代にも紛争を繰り返してきた国であるということを思い出してください。
現在の共産党の歴史も定着する前に、国民党と共産党との内紛があり、結果、現在の中華人民共和国と中華民国(台湾)に分裂しているのです。現在の中国の経済成長と文化レベルの向上といっても、潤っているのはごく一部分(上海・北京・香港を中心)の人々ばかりで、地方はおいてきぼりの状態、不満が上がるのも当然です。
加えて昔から中国は、近隣の他民族(モンゴル・チベット・朝鮮族・ロシア族等)に冷たく、つねに圧力を加えてきました。
もし、内紛といったことになれば、延々と続くでしょう。現在のロシアのように…。ただ、ロシアと違うのは、中国という国は、周囲の国々(台湾・韓国・モンゴル・日本等)に八つ当たりしまくる性格の国民が多いということです。
国連という組織で、「世界の意識」を持って見守っていかなければ大変なことを平気でしでかす国です。
中国にも博識の高い人々が多くいますが、これらの良識が力(文化大革命のような)でねじふせられないことを祈るばかりです。
No.6
- 回答日時:
ソ連がまだまだ健在だった80年代、殆どの人はソ連が崩壊するなんて予想していなかったようですね。
(私はまだ一桁台の時代なので、記憶があまりありませんが)なので、今後中国が分裂するかは予断を許さないと言ったところでしょうか?
もし分裂した場合のシナリオですが、やはり現共産党勢力と、反共産党勢力(で、その為に自由主義陣営側だと宣言した勢力)との内乱という事は十分に考えられます。
そうなると、米露の対立も深まることが予想されますね。
(まぁ、呉越同船で友好関係が深まるなんてシナリオも想定出来ますけど、危機管理は最悪なシナリオを想定するようにしないといけないので)
もちろん、内乱ということになれば核の拡散が一気に広まる可能性もあります。
その拡散は、当然アラブ・イスラム社会にも及ぶ可能性も捨てきれません。
そういえば、先日読んだ故・清水幾太郎氏の著作『日本よ、国家たれ』を読んだのですが、彼は「核」の脅威を訴えていましたね。
兵器は出現と共に、大量生産され、大量消費され、その上で「統一された国家」が出現する。(しかし、それも一時的で幻想である)
しかし、「核」という絶対的な兵器は大量生産されていても、大量消費の時代が来ていない。
いずれ「核戦争」という「大量消費」の時代が来るかもしれない、、、。
(これらが米ソ主体(ソ連がわ有利に)で行われるという予測)
まぁ、彼の論文が作成されたのは70年代頃で、米国の軍事的優位が完全に崩れたと思われていた時期ですので、今から見ると(運良く)予測は外れましたが。
ただ、細かい兵力分析などは、過去の史料として読むとして、大枠で捉えると、実に的を射た分析・訴えだと思いましたね。(すこし、保守的ナショナリズムが強いですけど)
とは言え、今これから「核の大量生産・大量消費の時代に入る」と取れそうな動きもありますよね。
北朝鮮・イランの核問題は言うに及ばず、地球温暖化の観点から「原子力発電」の技術が注目されていますし。(つまり、消費は「原子力発電」も含む)
今は、認められた国だけで出来ますけど、発展途上国が「先進国だけずるい」と言って抗議してきたら無視できないようになるかもしれませんね。(経済的・軍事的優位が崩れれば)
早く、「原発」に変る安全な「発電技術」が開発されればいいんですけど。(「発電」は軍事よりも生活の為のインフラというオブラートに包める分、核兵器より拡散しやすい?)
・・・と、話がずれてきたのでこの辺で失礼しますね。
参考になれば幸いです。
No.5
- 回答日時:
中国は、過去4000年間、ずっと拡張主義でやってきましたから、いくつかの国に分割したまま安定することはないでしょう。
ただし、内戦状態になって、一時的にいくつかの国に分かれることはあり得ます。
その場合、中国国内で、中国の核兵器が使われる可能性があります。
アメリカ合衆国第37代大統領リチャード・ニクソンでさえ、ウォーターゲート事件の時に
「オレをクビにしたら、ソビエトに核ミサイルを撃ち込むぞ」と口走ったくらいですから、中国の軍閥の首領なら、ためらいもなく核兵器を使うでしょう。
アメリカが一番恐れるシナリオでしょうね。
No.4
- 回答日時:
当面、ありえないことだと思いますが、中核を成す漢民族が分裂して複数の国家を造るとは考えにくく、日本にとって影響は少ないでしょう。
一番影響の大きいのはアメリカ。
ソ連解体のとき、ソ連の軍部は核兵器管理をする費用がなくなって、核兵器が海外に流出しそうになりました。
結局、アメリカが100億ドル(=一兆円以上)の援助をソ連に行い、核兵器の拡散を食い止めました。
同様の事態が起こる可能性大ですし、核兵器流出が今度も食い止められるとは限りません。
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