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抗体カラムを作製して,それを用いてタンパク質の精製を行っているのですが,カラム作製後,1,2回の精製では目的のタンパクを分離できたのですが,その後はカラム自体に吸着せずフルスルーに出てきてしまいます.抗体カラムがへたったりすることはよくあることなのでしょうか?

A 回答 (1件)

よくあることです。


カラムから酸などで蛋白を溶出していると思いますが、これはつまり抗体や蛋白を一時的に変性させて結合力をなくしているわけです。バッファーを中性に戻せば変性が元に戻る事も多いですが、次第に変性したまま元に戻らないものが増えてきて結合力が落ちるのもよく見かけます。これは溶出ー中和の条件にもよるでしょうし、個々の抗体の性質にもよるでしょう。
変性によって溶出するのではなく、エピトープ部分のペプチドを用いて競合的に溶出すれば、へたりは少ない事が期待できます。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまってすいません。
とても参考になりましたありがとうございます。

お礼日時:2008/04/04 11:18

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