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「フーガ・4声」(C調)の場合において

・第1声(入り)=ドレミ~
・第2声(入り)=ソラシ~
・第3声(入り)=ドレミ~
・第4声(入り)=ソラシ~
・第5声(入り)=ソラシ~(オクターブ違い)

ただし、
・「第4声」と「第5声」は、「ストレット」を構成しているとする。
また
・「第5声」とは、「入り」のことですので「第5声」と呼んでいいのかわからないので、
とりあえず、こう書きました。

以上のような楽曲だったとした場合・・・
---------

【質問(1)】
この場合、「主題」と「応答」の区別は、どう判別するのですか?
第1声は、「主題」が原則と決まっている・・・? ので、「ドレミ~」の入りは、全て「主題」と解釈する。なので

・第1声(入り)=「主題」
・第2声(入り)=「応答」
・第3声(入り)=「主題」
・第4声(入り)=「応答」
・第5声(入り)=「応答」
と解釈する。ということでいいでしょうか?


【質問(2)】
「第4声(入り)=ソラシ~」と「第5声(入り)=ソラシ~(オクターブ違い)」は、
「ストレット」を構成しているとしますが、それでも、ここは、
「応答」「応答」という解釈になるんですか?


お分かりになられる方。ご教授いただけると、ありがたいです。
よろしくお願いいたします。

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A 回答 (1件)

原稿書きで徹夜してるんだけどこの質問には簡単に答えられそうだから息抜き。



質問1は問題なし。ただし提示部であればストレットは違反であることと、あくまでも主調の部分での分析になることに留意。曲が進んで属調部分になった場合は主題と応答の形が逆転したりするよね。けれども主題とか応答とかはあくまでもその音列の形によって判断されるので「属調による主題」とか「下属調による応答」とか言われる(と思う)。
第5声とは言わないね。そもそも第1声とか第2声という言い方はあいまいかな。「3声のフーガなら第1声部(or ソプラノ)に主題、第3声部(or バス)に応答、第2声部(or アルト)に主題」みたいな記述をするわけだから。

質問2はとりあえず正解。あくまでも音列の形(構成音)なので楽譜に書き込む場合は「応答」「応答」でいいけど、文章にする時には「第4声に対してオクターブ違いの応答形によるストレットが形成される」みたいな言い方になるんだと思う。

この回答への補足

原稿執筆中→ _φ(._.φ(゜-゜; カキカキカキ
原稿書きで徹夜してるんだけどこの質問には簡単に答えられそうだから息抜き。
・ご苦労さまです。
息抜き。。。
「コーヒーブレイク(タイム)」として、tattom55さんのお役に立てたことが、びみょ~に、うれしいです。(^^;


質問1は問題なし。ただし提示部であればストレットは違反であることと、あくまでも主調の部分での分析になることに留意。
・「ストレット」は、
「提示部」では、違反なんですね???
「“対”提示部」では、あったので、きなしに「提示部」の部分で提示してしまいましたが・・・。一つ、明確になりました。


曲が進んで属調部分になった場合は主題と応答の形が逆転したりするよね。けれども主題とか応答とかはあくまでもその音列の形によって判断されるので「属調による主題」とか「下属調による応答」とか言われる(と思う)。
・そうですか。。。

第5声とは言わないね。そもそも第1声とか第2声という言い方はあいまいかな。「3声のフーガなら第1声部(or ソプラノ)に主題、第3声部(or バス)に応答、第2声部(or アルト)に主題」みたいな記述をするわけだから。
・「3声」の場合、「S.A.T.B」は、どのようなパートになるのか?
ちょっと、疑問に思ってたところなんですが、
「3声」の場合は、「S.A.(T).B」ということなんですか?
「テノール」がないんですか?
または、ケースバイケースなんでしょうかね? ちょっと、疑問です。


質問2はとりあえず正解。あくまでも音列の形(構成音)なので楽譜に書き込む場合は「応答」「応答」でいいけど、文章にする時には「第4声に対してオクターブ違いの応答形によるストレットが形成される」みたいな言い方になるんだと思う。
・なるほどです。
そういわけてみれば、「オクターブ違い」の部分は、他にもありますしね。。。 説明がなかなか、面倒ですね。 f(^^

補足日時:2008/03/20 10:13
    • good
    • 0
この回答へのお礼

どうも、ありがとうございました。
だいたい、OKですので、締め切りさせていただきますです。<(_ _)>

お礼日時:2008/03/20 11:19

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Qフーガの意味。

バッハの曲の『小フーガト短調』の
フーガの意味を教えてください。

Aベストアンサー

No.1です。各サイトの説明が非常に難しいので、解説を試みます。

『小フーガト短調』は4声(4つのメロディーの組み合わせ)なので、上からソプラノ、アルト、テノール、バスとよぶことにします。

(1)フーガでは、主題が必ずあります。主題とは、ある短いメロディーです。フーガの中では、この主題が繰り返し現れて、曲全体を支配します。

 『小フーガト短調』では、最初の5小節はソプラノだけで演奏されます。この部分が主題です。

(2)最初の主題の提示が終わると、つぎに応答というものが現れます。応答は、主題と同じメロディーで調を変えるか、音程をずらすかしたものです。

 『小フーガト短調』では、6小節目からアルトに応答が現れます。これは、ニ短調に転調しています。

(3)この応答のときに、対旋律といって、別のメロディーが一緒に現れます。

 『小フーガト短調』では、6小節目からソプラノに対旋律が現れて、応答と一緒に鳴っています。

(4)続いて、テノールで主題、バスで応答が現れます。これで、4つの声部のすべてで主題のメロディーが鳴ったことになります。

(5)このあと、3小節ほどは、主題が鳴りません。これが間奏部です。このあと、テノールとソプラノに分断して主題を出しています。このように、このあとは主題をいろいろなやり方で出現させ、これにいろいろなメロディーを組み合わせることで曲を進めていきます。これを展開部といいます。間奏部もいろいろなパターンで何度か現れます。最後の間奏部のあと、バスに主題が現れて曲が終わります。

このように、主題から出発し、各声部に順次に主題とその応答が現れ、その後は間奏をはさみながら主題が多様に展開されていく曲がフーガです。

『小フーガト短調』は4声ですが、3~6声が多く、特に4声のものが主流です。現代の多くの音楽とは異なって、異なったメロディーが絡み合うように作られています。このような技法を対位法といいます。フーガは、カノン(輪唱)と並んで、対位法音楽の代表です。

『小フーガト短調』をじっくり聴いたら納得してもらえると思いますが、よくわからなかったら補足してください。

No.1です。各サイトの説明が非常に難しいので、解説を試みます。

『小フーガト短調』は4声(4つのメロディーの組み合わせ)なので、上からソプラノ、アルト、テノール、バスとよぶことにします。

(1)フーガでは、主題が必ずあります。主題とは、ある短いメロディーです。フーガの中では、この主題が繰り返し現れて、曲全体を支配します。

 『小フーガト短調』では、最初の5小節はソプラノだけで演奏されます。この部分が主題です。

(2)最初の主題の提示が終わると、つぎに応答というものが現れま...続きを読む

Q小フーガト短調

こんばんは。
今度の期末テストで小フーガト短調(バッハ)が出るんです。
しかも聞き取りがあるので困っています。
先生が作ったテスト対策プリントでわからないことが
あったので知っている方、なんとなく分かる方、
教えてください。
この曲は、主題が何度も繰り返されますよね。
それで曲のうちに何回主題が出てくるかっていう問題なんです。ネットでMIDIを聞いてみたりしたんですけど、よく分かりません。
教えてください。

Aベストアンサー

面白い問題を出される先生ですね。
試験は終わってしまったようですが,私も気になったので,聞きながら数えてみようと思ったのですが,実際に聞いてみると,No.2の方もおっしゃっているように「中途半端な主題」が時々あって,これをかぞえていいものやら,ちょっと迷います。
聞き取りテストということを考慮に入れると,「はっきり主題全体が(つまり,最初のソーレー♭シーラ,だけでなく,3小節分きちんと)聞こえるもの」に限定したほうがいいのかもしれません。

ここは一つ,楽譜を見ながら確かめてみよう,ということで,やってみました。
といっても,手元にオルガン用の楽譜はなかったのですが,クラシック曲の質の高いMIDIファイルがたくさん置いてあるサイトのデータを利用して,それをDTMソフトで譜面に直し,それを見ながら聞いてみました。
一応,データ作成者の異なる2つのMIDIデータを比べて,同じ結果が得られたので,まあ大丈夫だと思います。
その結果,主題が出てくる箇所は次のとおりでした。

まず表の見方を説明します。
たとえば,「6-1(2) d」とあったら,「6小節目の1拍目から,2段目のパートが,主題をニ短調で演奏し始める」ということです。
オルガン用の譜面ですので,キーボードが3段,ペダルが1段,計4段ぶんあります。上から順に(1)~(4)としました。したがって,(4)はペダルです。
gはト短調,dはニ短調,Bはロ長調,cはハ短調で主題が出ることを示します。

1-1(1) g
6-1(2) d
12-3(3) g
17-3(4) d
25-1(3) g(1小節のみ)
26-1(1) g
33-1(2) B(2小節のみ)
35-1(3) B(主題の3小節めから)
41-1(4) B
50-3(1) c
58-1(4) g(1小節のみ,変形)
63-3(4) g

このうち,問題となりそうなところがいくつかあります。
まず25-1です。これは3段目が主題を弾き始めるのですが,1小節だけ弾いたところでこんどは1段目がもういっぺん主題を最初から引きます。
26-1は25-1とは別に改めてスタートしているのだから,別に数えることもできるでしょうが,25-1のほうも1小節だけでは主題というより「主題の断片」にすぎませんので,数えないほうが無難かも。
というわけで,ここでは26-1のほうだけを数えることにします。

これに対して,33-1は2段目が2小節分しか弾きませんが,それをちょうど引き取るような形で,35-1からは3段目が続きを演奏します。
したがって,耳で聞いていると,両者が一つにつながって,主題を1回分演奏しているように聞こえます。

58-1は,「あ,また始まるかな」と思わせておいて,1小節だけで流れてしまい,それも元の主題からかなり変形されているので,これはカウントしないほうがよいでしょう。

というわけで,結局残ったのは,

1-1(1) g
6-1(2) d
12-3(3) g
17-3(4) d
26-1(1) g
33-1(2) B(2小節のみ)~35-1(3) B(続き)
41-1(4) B
50-3(1) c
63-3(4) g

の9回,あとは主題の断片(1小節だけ)が2回,ということになります。
ただ,25-1は,カラオケに例えれば,エントリーナンバー3番の人が歌いかけたら,1小節だけ歌ったところで,ナンバー1番の人が「あ,その歌オレが歌う歌う!」といって,マイクを奪ってしまったような感じもしますので,たとえ1小節であってもカウントしてあげたいような気もします。

今まで何十回となく聞いてきた曲ですが,こんなに気合を入れて聞いたのは初めてかもしれません。(笑)

面白い問題を出される先生ですね。
試験は終わってしまったようですが,私も気になったので,聞きながら数えてみようと思ったのですが,実際に聞いてみると,No.2の方もおっしゃっているように「中途半端な主題」が時々あって,これをかぞえていいものやら,ちょっと迷います。
聞き取りテストということを考慮に入れると,「はっきり主題全体が(つまり,最初のソーレー♭シーラ,だけでなく,3小節分きちんと)聞こえるもの」に限定したほうがいいのかもしれません。

ここは一つ,楽譜を見ながら確かめてみ...続きを読む

Q「応答」の「入りの音」について

「フーガ」の「主題(第1声・主調)」と「応答(第2声・属調)」において、(C調主調の場合)

「応答」の入りの音は、原則的には、「5度上」。
要するに、
「主題」の入りの音が「ド」の場合、「応答」の入りの音は「ソ」です。

しかし、
「主題」が「ソ」の場合、「5度上」だと「応答」の入りの音は「レ」になり、
「ソ」のドミナントが、主調のトニックを支配できないので
この場合は、「4度上」の「ド」。すなわち、「主題(主調)」のトニックにするようですが・・・。
ここまでは、なんとなくわかります・・・。

-----------------------------------------------------------------

では、質問です。
(1)
「主題」の入りの音が「ミ」の場合、
「応答」の入りの音は「シ」(主調の5度上)でいいんですか?

「応答」は、いきなり「属調」にするより、
しばらくは「主調」の色を保持しておいたほうがいいようなので
「シ」は「主調」の「内音(付加音)」なので無難・・・ということでいいでしょうか?

-----------------------------------------------------------------

(2)
「主題」の入りの音が「レ」の場合、
「応答」の入りの音は「ラ」(主調の5度上)では、主調の色ではないので、まずいと思いますので、

それから、
「主題」の入りの音が「レ」の場合、「い音」と解釈し「ド」に解決すると考えると
事実上の「主題」の入りの音は「ド」と考えられるので
「応答」の入りの音は「ソ」(主調の5度上)・・・ということでいいでしょうか?

-----------------------------------------------------------------
(例外はありますが、とりあえず、今回は考えないこととします)

よろしく、お願いいたします。<(_ _)>

「フーガ」の「主題(第1声・主調)」と「応答(第2声・属調)」において、(C調主調の場合)

「応答」の入りの音は、原則的には、「5度上」。
要するに、
「主題」の入りの音が「ド」の場合、「応答」の入りの音は「ソ」です。

しかし、
「主題」が「ソ」の場合、「5度上」だと「応答」の入りの音は「レ」になり、
「ソ」のドミナントが、主調のトニックを支配できないので
この場合は、「4度上」の「ド」。すなわち、「主題(主調)」のトニックにするようですが・・・。
ここまでは、なんとなくわかります...続きを読む

Aベストアンサー

>・「厳格なフーガ形式」とは、「バッハ」のフーガではなく、
 それ以前のフーガのことでしょうか?

バッハにも厳格なフーガがあるけどあの自由さというか反則が作品を音楽にしていると思うな。本当の意味での「厳格なフーガ」ってほとんどないんじゃないかなあ。厳格さは理論上だけなのかもね。

>・あれから、調べたら、なんか
 原則では「主音」と「属音」を使うらしいですね。
 
考えてみて。単旋律でしか始められない主題提示で調性をはっきりさせるとしたら・・?

>・「迫り」って、なんて読むんでしょうか?
 「ストレット」のことですが・・・

「せり」なんだろうけど「ストレット」でいいよね。無理に日本語にするから判らなくなるんだよな。「主唱、応唱」「主題、応答」などもその例だよね。アメリカの教科書だと「Subject,Answer」とわっかりやすい!

Q浜辺の歌の意味がわからない

浜辺の歌の1題目、2題目までは意味がわかるのですが、3題目の意味がわかりません。教えてくださいませんか?

はやちたちまち 波を吹き
赤裳のすそぞ ぬれもせじ
やみし我は すべていえて
浜辺の真砂 まなごいまは

西東社刊 「童謡・唱歌 こころの歌」より

Aベストアンサー

はやちたちまち 波を吹き
赤裳のすそぞ ぬれもせじ
やみし我は すべていえて
浜辺の真砂 まなごいまは

東風が波の上を吹き、
着ていた赤い服がすっかりと濡れてしまったことだ
病んだ自分は癒えてきたが、
浜辺の砂,いや,私の子どもはどうしているのだろうか
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hnet/haturatu/hamabenouta/hamabe.html


「はやち」は疾風(はやて)で、
「ち」は東風(こち)の「ち」と同様、古い日本語で風を意味します。

「赤裳」は赤い着物。
「ぬれもひじし」は「濡れ漬つ」という複合動詞の間に、
意味を強める係助詞「も」を挟んだもの。

「漬つ(ひつ)」は、「沾つ」とも書き、水につかる、濡れるという意味。
末尾の「し」は、過去を示す助動詞「き「の連体形。
「すそぞ ぬれもひぢし」で、
裾がすっかり濡れてしまったという意味の係り結び。

「真砂」は、一般にはマサゴと読み、細かい砂を示します。
次の「まなご」も同じ意味。
「まなご」には愛子という意味もあります。
4番が消失してしまったのでわかりませんが、
古渓は「まなご」に真砂と愛子の2つの意味を、
掛けていた可能性があります。


だそうです。
なんか、どこを見ても、この歌の3番はイワクツキのようですね。

http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/01/post_e4b4.html

はやちたちまち 波を吹き
赤裳のすそぞ ぬれもせじ
やみし我は すべていえて
浜辺の真砂 まなごいまは

東風が波の上を吹き、
着ていた赤い服がすっかりと濡れてしまったことだ
病んだ自分は癒えてきたが、
浜辺の砂,いや,私の子どもはどうしているのだろうか
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hnet/haturatu/hamabenouta/hamabe.html


「はやち」は疾風(はやて)で、
「ち」は東風(こち)の「ち」と同様、古い日本語で風を意味します。

「赤裳」は赤い着物。
「ぬれもひじし」は「濡れ漬つ...続きを読む

Q平均律クラヴィア曲集 第1集 演奏の難易度

上記曲集で J.S.Bach 自身が子息の練習用に
示した難易度順のランク付け を載せたサイト
を以前見かけたのですが 今見つかりません。
ご教示願えませんでしょうか。
FAQで恐れ入ります。

第1番のプレリュードは易しくて、第1番の
フーガに進んだところ、3声で私にはむずかし
過ぎますが、発表会ではできた所までを演奏
します。

懲りました。この「音楽の旧約聖書」につき
バッハが指示した練習の順位づけをご存知の
方はお教えください。

個人のサイトでの難易度順は検索済みです。
それは主観的ですので、Bach 自身の順位
づけをお願いします!

Aベストアンサー

記憶違いではないかと思います。バッハ自身が難易度順に配列したといわれているのは、2声のインヴェンションで、これは、息子、ヴィルヘルム・フリーデマンのためのクラヴィア小曲集の中での配列が根拠になっています。同曲集には、平均律クラヴィア曲集の断片も収録されてはいますが、第1巻の最初の方のプレリュード数曲のみです。フーガはまだ書かれておらず、配列もハ長調から半音ずつ上がっています。3声のシンフォニアは全曲収録されていますが、配列は、必ずしも難易度順とは思えない個所もあります。
長年音楽を職業にしてきましたが、バッハ自身による平均律クラヴィア曲集の難易度順というのは聞いたことがありません。平均律クラヴィア曲集の原典版楽譜の解説にもそのような話は記載されていませんし、同曲集の詳細な楽曲分析と演奏法解説で知られている市田儀一郎の著書にも出ていません。念のため、ドイツ語のサイトも検索してみましたが、そのような情報はありません。
第1巻第1番のフーガは3声ではなく4声で、技術的にも最初に弾くべき曲ではありません。ただ、平均律はどれもプレリュードとフーガの組み合わせで、技術的な難易度がそろっているわけではないので、プレリュードが易しくフーガが難しい曲もあれば、その逆もあります。プレリュードとフーガを組み合わせて弾く限り、全曲を番号別に難易度の分類をするのは簡単ではありません。大雑把な考え方として、フーガの声部が少ない方が易しく、シャープ、フラットなどの調号が少ない方が易しいということは多少ありますが、3声のフーガが4声のフーガより難しい場合もありますし、調号が少なくても非常に難しいものもあります。
基本的には、学習者の技術上の得手不得手や手の大きさなどを考慮して、教師が選曲すべきですが、参考になるものに、ハンガリーの作曲家で、優れたピアニスト、また教育者でもあったベラ・バルトークが難易度順に編集した版があります。これは、第1巻、第2巻の両方、全48曲を難易度順に並び替えたもので、順番も妥当なものだと思います。第1巻しか持っていない場合は、第2巻の曲を飛ばしていくしかありませんが、最終的に両方の巻を習得したいのであれば、第2巻も混ぜた方が少しずつ難易度を上げていくことができます。ほかに参考にできるのは、原典版を出版しているヘンレ社のホームページに出ている難易度の分類です。こちらの方は、バルトークのように具体的な順序を提案してはいませんが、その代わり、プレリュードとフーガも別々に難易度の分類をしていますので、別の意味で参考になるでしょう。ちなみに、第1巻第1番のハ長調は、バルトークの版では22番目になっており、ヘンレ社の分類では、プレリュードは「やさしい(等級2)」、フーガは「中くらい(等級6)」となっています。

バルトーク校訂版の配列
http://expiano.org/piano/bach/news/2010/08/bartok_wtc.html

ヘンレ社の難易度分類
http://www.henle.de/jp/detail/index.html?Title=The+Well-Tempered+Clavier+Part+I+BWV+846-869_1014

インターネット上の日本語の書き込みは、ほとんどがアマチュアやマニアによるものなので、参考にはなりません。
一つだけ私見を付け加えると、バルトーク校訂版の最初の曲が第2巻の第15番ト長調になっているのは、必ずしもすべての人に納得のいくものではないと思います。2曲目からの順番は大方妥当だと思います。

記憶違いではないかと思います。バッハ自身が難易度順に配列したといわれているのは、2声のインヴェンションで、これは、息子、ヴィルヘルム・フリーデマンのためのクラヴィア小曲集の中での配列が根拠になっています。同曲集には、平均律クラヴィア曲集の断片も収録されてはいますが、第1巻の最初の方のプレリュード数曲のみです。フーガはまだ書かれておらず、配列もハ長調から半音ずつ上がっています。3声のシンフォニアは全曲収録されていますが、配列は、必ずしも難易度順とは思えない個所もあります。
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