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現在、地方の国立大学建築学科に在籍しており、もうすぐ4年生になります。

私の学科は7割が大学院進学で、先生には「大学院に行かないと会社で使い物にならないよ!」と言われていたので大学院に行くのが当然だと思っていて、私も大学院に進学したいと思います。もちろんそういう理由だけで大学院進学を決めているのではなく、どうしてもやりたい研究内容もあります。しかし、最近、このサイトで建築業界や院卒の採用について調べているうちにいろいろなことがわかりました。大学院卒の採用は、技術職では有利だけど、専門的な知識を必要としない職種にとっては学部卒のほうが有利らしいです。
某会社の説明会に参加したところ、総合職(設計、企画、施工など総合的にかかわる部署)に興味がわきました。


前置きが長くなってすいません(汗)
それで、質問内容は


・院卒の総合職の就職について
総合職は院卒をあまり必要としていない職種なのでしょうか?院卒の場合、専門職以外の職種は難しいのでしょうか?


・院卒の設計志望の就職について
設計職は狭き門だということを良く聞きます。もし大学院で設計を専門とし、卒業したときに設計職に就職できなかった場合、どのような就職先が考えられるのでしょうか?


・建築業界の仕事について
総合職というものを募集している企業はあまり多くないように思います。建築業界の仕事はほとんどの企業で専門ごとに細分化されているのですか?設計、企画、施工など、専門ばかりでなく、総合的に仕事をしたい場合には、小規模な設計事務所などに行くしかないのでしょうか?


総合職を志望している自分がホントに大学院に進学していいのかどうか悩んでいます!でも大学院で研究はすごくしたいです!
どなたかアドバイスをお願いします!!

A 回答 (3件)

最初に確認させてください。


将来の希望進路としては、
「設計をするために、企業の設計室や小規模な設計事務所等に就職することを第一に希望している。」のか「ハウスメーカー等に総合職(施工監理や営業など)として就職したい。」のかどちらなのでしょうか?

ご存知だと思いますが、
「設計という仕事でサラリーマンをやれる。(=安定した生活を送れる。)」のは一部の方だけです。大手の設計事務所に勤務するか、ハウスメーカーやゼネコン等の設計室に勤務するとかそういったケースのみです。
小さな設計事務所にスタッフとして勤務する場合は、それは「サラリーマン」と呼ぶにはあまりにも不安定な職場だと思います。また、そういう職場を選ぶということは、いずれは独立も考えるべきだと私は思います。

>設計職は狭き門だということを良く聞きます。
早稲田や東大のように有名建築家を大量に輩出している大学は別として、普通の大学だったら「大手の設計事務所」に新卒で勤務できるのは学年で1人~3人ぐらいしかいないと思います。
その1人~3人になれる自信がないのであれば、設計を目指すべきでないと私は思います。

>もし大学院で設計を専門とし、卒業したときに設計職に就職できなかった場合、どのような就職先が考えられるのでしょうか?
公務員(省庁、県庁、市役所)、ハウスメーカーの総合職、ゼネコンの総合職など建築・建設業界関連の企業です。
昔はこういった業界へ就職するケースがほとんどでした。

しかし、最近の学生は業界を問わず幅広く就職先を選びます。
なぜか、それは建築・建設業界を魅力的な職場として考えられないからです。したがって、電力会社、JR、ITコンサルティング、メーカーの総合職、大手不動産会社、情報通信業界などに就職している建築学科卒の学生がたくさんいます。

>総合職(設計、企画、施工など総合的にかかわる部署)に興味がわきました。
本題ですが、ここで言われている総合職とはどのようなものを想像しているのですか?

>総合的に仕事をしたい場合には、小規模な設計事務所などに行くしかないのでしょうか?
小さな設計事務所で「総合的に」仕事ができるわけがありません。
なぜなら、小さな設計事務所では『設計』しかしないからです。それはご理解されてますよね?

atoz06さんの言う「総合的に」の意味がよくわからないので誤解を覚悟で書かせてもらいますが、、
ハウスメーカーに勤務すれば、設計の部署、施工監理の部署、営業の部署など様々な部署へ配置転換を言い渡される可能性があるでしょうから、「総合的に」仕事をできる可能性はあると思います。
ゼネコンに関しては、建築学科卒で入社するなら基本的には『現場監督』だと思います。この現場監督の仕事も「総合職」です。

また、「仕事においてどんなものを扱いたいのか?」を明確にする必要もあると思います。
「個人住宅(やマンション)」に関する企画や施工監理、営業をしたいのであればハウスメーカーだし、「オフィスビルや高層マンション」などに関する施工監理をしたいのであればゼネコンです。
また、「大規模な商業施設やオフィスビル、高層マンション」に関する『企画』をやりたいのであれば、大手の不動産会社ということになります。
一般的な総合職のイメージとしては、大手不動産会社の企画の仕事だろうと思います。

>総合職を志望している自分がホントに大学院に進学していいのかどうか悩んでいます!
設計志望でないのであれば、進学はやめるべきです。
しかし、新卒の就職活動は今すでに行なわれています。
今から就職活動をするとなると、結構厳しいですよ。
ただそれでも今日から就職活動をすることを私はオススメします。

>でも大学院で研究はすごくしたいです
「研究をやりたい。」だけでは、はっきり言って大学院への志望動機としては甘いですよ。結果として希望の進路への就職が難しくなることも考えられますから。
「一生の仕事」と「たった2年間のお勉強」とであれば、どちらが大切かはわかりますよね?

>私の学科は7割が大学院進学で、
理系ならどこの大学もそうです。「就職活動」という重要なテーマについて何も考えずに進学してしまう学生がほとんどだからです。
これが非常に問題なわけですが。

>先生には「大学院に行かないと会社で使い物にならないよ!」と言われていたので
「設計」とか「研究職」であればそうでしょう。
教授としては、自分の研究室に優秀な学生を確保したいのでそういう言い方をしているだけだと思いますが。

最後に、私が基本的に認識してもらいたいのは、「研究を一生懸命やること。担当教官からいい評価をもらったこと。」=「就職活動で成功すること。」ではないということです。
建築学科には、機械系学科の学生がトヨタに行くような、「魅力的な企業への学校推薦」というシステムが存在しないわけですから、完全に自分の力で希望の就職先を勝ち取らなければならないわけです。
つまり、どんなに研究が忙しくても、絶対に就職活動を優先すべきだということです。
仮に大学院に進学することになった場合には、その辺を考慮して研究室を選択することをオススメします。
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この回答へのお礼

>「設計をするために、企業の設計室や小規模な設計事務所等に就職することを第一に希望している。」のか「ハウスメーカー等に総合職(施工監理や営業など)として就職したい。」のかどちらなのでしょうか?
正直なところ、設計をやりたいと思っているのですが、実際にその仕事に就けるかどうかを考えると、大学院で設計の勉強を続けてもいいのだろうか、と考えるようになり、このような質問をさせていただきました。大学の設計製図の授業に関しても決して成績が悪いわけではないのですが、学内での賞をとったことはありません。私は「総合職」を設計職に就けなかったときの逃げ道として考えていたのかもしれません。

>普通の大学だったら「大手の設計事務所」に新卒で勤務できるのは学年で1人~3人ぐらいしかいないと思います。
やはり設計は厳しいのですね。

>ここで言われている総合職とはどのようなものを想像しているのですか?
総合職というのは、たとえば設計だけをする仕事ではなく、設計、企画、施工など全てのことを広く浅くする仕事だと思っていました。一般的には、大手不動産会社の企画の仕事を総合職というのですね。

>「研究を一生懸命やること。担当教官からいい評価をもらったこと。」=「就職活動で成功すること。」ではない
やはり研究したいから院に行くというのは甘いですよね。たとえ研究をしに行くといっても、2年間自分の好きなことをして、それが就職に結びつかないのであれば大学院に行く意味はあまりないですよね。


就職か進学か、考えるには時間が少ないのですが、短い時間でじっくり考えたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/21 14:35

 ANo.1さんも言っておられるように、専門職・総合職という言葉はいろいろな会社でよく使っていると思いますが、それぞれ何を意味するかはその会社の文化によって違います。

ですから、専門職とは何で、どうなれば総合職なのかハッキリした定義はありません。「単なる言葉」に振り回されてはいけません。その言葉は中身が何であるか、その都度確かめるべきです。

 より一般に通じる言葉なら、スペシャリストとゼネラリストがあります。建築あるいは建設会社に職を得て、仮に知識・技術・経験(実績)の面で建築設計(その中でもたとえば高層RC構造建築物の設計)のベテランになってもっぱらその仕事に重点的に携わるのなら、それはその分野のスペシャリストと言えますし、企画でも施工でも同様で、それに詳しくてそのベテランならスペシャリストです。
 一方、建築あるいは建設会社に職を得て、営業も企画も設計も施工もそこそここなし、会社の仕事全般がそれなりに分かり管理できる人(どちらかというと広く浅く)がゼネラリストです。ゼネラリストは(能力のある人なら)いずれ課長・部長・役員・トップと階層を上り、会社経営(マネジメント)に携わるのには向いています。逆にスペシャリストはその道に深く携わる人(深く、結果的には狭く)になります。
 ゼネラリストはその会社にいる限りは会社にとって必要で貴重な人材でしょうけれど、会社を出る(転職する)とどの分野を取っても一流ではないので、使いにくい人間になります。逆にスペシャリストになれば、建築・建設分野なら(自分の得意分野の求人があれば)どの会社でも通用します。

 たぶん会社に入ると、その会社の仕事がよく分かるようにするため(理解させるため)に最初のうち(若いころ)は営業も企画も現場経験も場合によっては設計の仕事もひととおりやらされる可能性が大です。それを踏まえて、どの仕事に向いているかの見極めと職種のニーズ(必要性)によって、どんな仕事(職種)を担当することになるかが決まるでしょう。
 また、仮に設計部署に配属されても定年まで設計という可能性は低く、営業に配置転換されたり、企画部門に移ることもあります。スペシャリストになるつもりが会社の仕事の都合でゼネラリストのほうに変わらざるを得ないこともあります。

 話が長くなりましたが、学卒だから×××の仕事、院卒だから○○○の仕事と決まるわけではなく、要は適性とニーズと(社内の)競争(つまり能力、実力)などによって決まると思いますよ。
 いま、社会に出てどうなるか心配しても意味がありません。たぶん自分の思い(希望)通りには行きませんから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。スペシャリストとゼネラリストというものがあるのですね。大学院進学するからといって、建築業界についてあまり調べていなかったことをすごく反省しています。より深く、企業について調べてみたいと思います。

貴重なご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/20 23:17

質問内容がよく理解できない。

専門職と総合職の切り分けが何を基準なっているのか、伝わらない。
建築の専門職、建築の総合職(設計)との差は何?

大手、ジェネコンに入社すると、最初は現場に配属されて現場のあれこれを学び、一級建築士をとって、オフィスワークに入る。
オフィスには、設計もあれば企画もあれば、様々な職種があり、大きなプロジェクトを経験し、中には営業も経験する人がいるかもしれない。
それらを経験して経営幹部に育っていく、中には途中で脱落する人(こちらの方が多いが)もいる。
院であろうが、学部であろうが、たどる道は変わらない。院卒は学部卒より2年経験をしている、という下駄ははかせてくれるが、大差あるわけではない。
まだ、将来構想がハッキリ眼にあるようではないようなので、院で2年間自分を見つめ直すことも重要なことです。
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この回答へのお礼

分かりにくい文章で申し訳ありませんでした!専門職というのは設計職であれば設計だけを行い、総合職は設計以外にも企画、施工、営業など全てをこなす職種だと思っていました。
企業についていろいろ教えてくださってありがとうございます。ゼネコンは、まず現場へ行っていろいろ勉強するのですね。そのようなシステムになっているとは知りませんでした。

私は、確かにまだ将来構想がはっきりあるわけではありません。大学院で自分を見つめなおしたいと思います。

お礼日時:2008/03/20 22:58

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