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overseasが後ろから修飾するときが多いですよね。
たとえば、 a student overseaなど。。

これにたとえば、a student at overseas, または a stuedent in overseas などの前置詞をつけるのはやはりおかしいでしょうか?
日本語の感覚としては、「海外の生徒」といった感じになってつい前置詞をつけてしまいそうですが。。。

なぜ前置詞が必要ないのか教えていただけますか?

A 回答 (3件)

こんにちは!



 home, downtown などの言葉同様、用法が少し厄介ですね。

 1)overseas は、-s が必要です。
 2)品詞としては、形容詞、副詞の両方として機能します。
 3)副詞としては、go overseas (海外に行く)のような使い方とstudents from overseas のように前置詞を伴う場合があります。後者は、overseasを名詞として考える立場も成り立ちます。
 4)形容詞として、名詞を修飾する用法では、前置と後置がありますが、意味が違います。

 overseas students → 海外からの留学生
 students overseas → 海外への留学生、海外にいる留学生

 5)3)の前置詞を伴う場合ですが、at overseas や in overseas はあまりない用法だと思います。「海外の」という限定用法でしたら、形容詞として、前置すればいいと思います。例)○ overseas branch 海外支社;×branch at(in) overseas

 以上、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

形容詞として使う時に、後ろからと前からではどう考えていいのか少し混乱しておりましたので、上記の説明でクリアになりました。

確かにat overseas やin overseasは、話していても、英文を読む際にみられる表現ではないのですが、そういう言い方がなぜだめなのか?と聞かれるとうまく説明できずにいたので、大変参考になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/22 22:28

 簡単に言えば、「overseas」が「always」と同じく、「副詞を意味する語尾辞の-s」がついたものだからです。

それから、質問者は、「副詞」の意味知っていますか? 使い方がわからないと理解できないのです。

 つまり、場所、時間を意味する語は副詞として使われるという規則です。ですから、「前置詞+副詞」という使い方は出来ません。前置詞はかならず、名詞と一緒に使います。また、副詞と前置詞との違いは、副詞が「その時点のあり方」を示すのに対して、前置詞は「名詞との関係」を示すことにあります。

 同じように見えますが、「副詞」は「その時点だけのありかた」を示す点に気をつけて欲しいのです。たとえば、「ここ、そこ、どこ、いつ?」というのは、話し手の「指示する場、時間」であり、話し手が別の所へ行けば、「ここ、どこ?」という意味(内容)も変わるはずです。

 これに対して、前置詞の「at」の場合は、「東京大学の学生」という意味で、「a student at Tokyo University」というとき、話し手が別の所へ行っても、「学生の身分」は変わらないのです。つまり、東京大学から離れたところへ行っても、「話す内容」は変わらないのです。

 ですから、「overseas」というときの学生の身分は、海外から戻れば、「普通の学生」に戻ることに気をつけて欲しいのです。なぜなら、「overseas」は、単に「場を表す副詞」であり、学生の身分とは関係ないからです。

 従って、「a student at overseas」という言い方は、「名詞+at+副詞」という言い方になり、「前置詞+名詞」という規則から外れ、間違いとなります。しかし、「overseas」を名詞と見なして言えばどうなるかというと、「外国籍を持つ学生」という意味にとられる可能性が出てくるのです。

 つまり、「副詞」の場合は、「その時点、その場」を意味するのに対して、「at, in ...」などの前置詞は「その対象に対する関係、その場だけの性格でない、どんな性格を持つのか?」といった言い方を使うときに使われると覚えて欲しいのです。

 最後に、「名詞の次に置かれる語」は「副詞」として使われることが多いという点をよく覚えて欲しいのです。たとえば、「home」という語は、「名詞」の様に見えますが、この「ホーム」は、ただ「場所」を表し、話し手の判断を示すだけで、それは、「家」の様に「目に見える」ものでない点に気をつけて欲しいのです。いわば、「ふるさと」みたいなものです。ですから、「go home」という言い方は、「里帰り」を意味し、「あんたが恋しい所とおもう所へ行け!」という意味になるわけです。

 まとめて言えば、英語辞典をよく読んで、「副詞」か?「普通の語なのか?」を見極めて欲しいと言うことです。長くなりましたが、この位で終えたいと思います。
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この回答へのお礼

質問の内容がうまく伝わっていなかったようで申し訳ありません。

前置詞は名詞の前に付くので、Overseasが副詞の意味とする時は、まず前置詞がつかないというのは理解できますが、overseasを名詞と考えて使った時、あるいは訳したときには、in やatを使って表現できるのでは?と聞かれたことがあるので、どう答えてよいのかわかりませんでした。最後にご説明されているとおり、前置詞を使えるかどうかは、副詞か?そうでないかで考えるようにすれば簡単に解決できると説明すればいいですね。

長い解説どうもありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2008/03/22 22:37

こんばんは。



"in oversea(s)" は、間違いではありません。

"at oversea(s)" は、狭い場所を表す "at" という前置詞の性質上、好ましくありません。


>>>なぜ前置詞が必要ないのか教えていただけますか?

oversea(s) という単語は、名詞にも形容詞にも副詞にもなることができます。
前置詞 in をつければ、oversea(s) は名詞、
前置詞を付けなければ、oversea(s) は形容詞。
ただそれだけのことです。

"from here" のように、前置詞の後ろが名詞でない場合もありますけどね。
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この回答へのお礼

訳し方によっては名詞と考えて前置詞をつけていいということですね。
参考になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/22 22:23

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