老齢で判断力のない地主との借地権交渉

困っています。
父親が病気になり、父親が経営している工場を閉鎖することになりました。
工場は、数十年前から借地している土地に建っています。
工場閉鎖に伴い、借地を売却しようと思っているのですが、
この土地の地主はボケてしまっており、交渉ができない状態です。
実際に、数年前の借地権の更新時も、更新契約ができない状態で、
現在は地代を供託しています。
地主には子供や親族も居るのですが、借地権について相談しようとしても、
全く話し合いに応じてくれません。

私としては、
・借地の売却
・或いは、建物をアパートなどへ建て替えて、土地を借り続ける
といった方法を取りたいのですが、今の状況では
土地の有効活用ができないまま、地代を払い続けることになってしまいます。

実は、私の父親はアルツハイマーが発症しており、判断能力がなく、母親も
入院中で身動きが取れません。
そこで質問です。
(1)借地を処分、或いは、有効活用するにはどうしたら良いか？
(2)父親が借地している土地の処分を、実子（私）が行っても法的に問題ないか？
についてアドバイスを下さい。
地元の不動産屋に相談しても、地主の状態を見て、交渉は難しいと言ってます。
どうか宜しくお願いします。

No.3 回答者： J_Hiragi 回答日時： 2008/03/24 07:08

度々失礼します。

>地主の方が交渉できる状態ではないのです。
→そうですね。。どう考えてもここがネックですよね。
　ちなみに借地権ですけど（一般的に・・ですが、）借りる年数を
　あらかじめ設定してるかな・・と（あとは更新）思われるんですが
　契約書は確認されましたか？
　交渉が難しいんであれば・・そのまま契約年数まで待つか。
　もしくは簡易裁判所での調停はいかがでしょうか？
　相手が判断能力がなくなったとして裁判官が調停という形で双方に
　損のない形で判断してくれるはずです。
　弁護士はくっつけないと難しいですが、、

この回答へのお礼

ご親切に回答いただき、感謝申し上げます。
契約は数年前に切れたため、すぐに再契約しようと思ったのですが、
そのときは既に地主が判断力のない状態であったため、契約は更新できませんでした。
現在は、地代は法務局に供託している状況です。
いずれにしましても、専門の弁護士に相談するのが良さそうですね。
有難うございました。

お礼日時：2008/03/24 22:09

No.2 回答者： bouhan_kun 回答日時： 2008/03/22 22:14

ん？

借地というからには、借りてるものですから、あなたが売買できるわけないですが。
いらないなら、とりあえず賃貸契約を解除すればいいのでは？契約者の委任があれば、あなたがやってもかまいません。そうすれば、家賃負担はなくなるし。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
借地の所有権が私にあるのではなく、父親にあるのは分かっています。
問題は、その父親と地主の双方に判断力がない状態になってしまったことなのです。
父親がアルツハイマーであること、地主が老人性痴呆性であることから、賃貸契約を解除するにも交渉ができません。
父親に関しては、私自身が法定後見人になれば良いということなので何とかなると思いますが。地主の方が交渉できる状態ではないのです。

補足日時：2008/03/22 22:59

No.1 回答者： J_Hiragi 回答日時： 2008/03/22 11:17

(1)借地を処分、或いは、有効活用するにはどうしたら良いか？

→これはどういう意味になるんでしょうか？
　借地というと貴方の所有にはならないので、処分と言っても
　どういうことになるんでしょうか？あるいは契約解除のことを言われてる？

(2)父親が借地している土地の処分を、実子（私）が行っても法的に問題ないか？
→貴方は後見人などの代理人になれば済む話です。
　具体的には裁判所で選任される必要があります。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
借地の所有権が私にあるのではなく、父親にあるのは分かっています。
問題は、その父親と地主の双方が判断力がない状態になってしまったことなのです。
父親がアルツハイマーで、地主が老人性痴呆性であり、さらに、工場を閉鎖するので、このまま借地を保有する必要がなくなってしまったので、処分に困っているのです。
後見人の件は分かりました。裁判所で選任してもらえるよう手続きをします。有難うございました。

お礼日時：2008/03/22 22:59