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新築一戸建て建設にあたり、ご質問させていただきます。
檜の集成材と無垢材だと、集成材のほうが耐久性・コスト面などでオススメなのでしょうか。
住林に行った時に無垢材はワレてしまうので、集成材を使用しているとのことでした。
地元の工務店に行った時は無垢材しか扱えないと言われましたし、
また別の工務店では檜の集成材を扱えます。ランク(等級)は集成材にはありません、とのことでした。
檜の集成材のランクはないのでしょうか。
いろいろと質問させていただきましたが、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

まず、無垢材の良いところは、防蟻性、防腐性が高いのは芯付近で、無垢の芯持ち材には必ず、この部分が含まれていることです。

無垢材を使うなら、樹齢の長い木材で谷間に育った木を使うと、木は真っ直ぐに伸びて、かつ、年輪が細かいので、固くて、狂いも少なく、防蟻性、防腐性の高い木になります。桧では良材が取れる地域として木曽や吉野が有名です。次に、無垢材が良いところは、ほぞ穴を空ける時、ほぞ穴が年輪に垂直に空くことです。なので、荷重が幾重もの年輪を渡って支えられるので荷重に強くなります。

集成材は、蟇目や板目の木を寄せ集めたものです。特に板目の木は湿気による膨張収縮が激しいです。集成材が狂いが少ないという人がいますが、集成材の内部では季節によって膨張や収縮を繰り返していて、それらの力は全て接着剤で支えています。特に柱では常に荷重を支えています。そして、その荷重を支える力も全て、接着剤で支えています。接着面には常に大きな力が掛かり続けています。その結果、経年的に剥離を起こすことが多いです。一旦、剥離を起こした柱は、荷重を支える力は殆ど期待できません。特に、最近の集成材の接着剤には、ホルムアルデヒド対策で、水性高分子イソシアネート系接着剤が使われることが多くなりました。この水性高分子イソシアネート系接着剤は、従来のレゾルシノール樹脂接着剤と良環境下での耐久性はほぼ同等ですが、耐水性が悪く、湿気の多い環境に放置すると剥離を起こすようです。建物は常に雨漏り、水漏れなどのリスクがあります。また、壁体内結露が起こることもあります。どんなに丁寧に施工しても、全く壁体内結露が起こらない住宅を建てるのは難しいです。

また、最近の剛金物構造は、梁の荷重が一点に集中します。板目で年輪方向や接着面に平行にボルトが入った時には、木材が裂けたり剥離の要因になることもあります。更に、集成材は辺材で作られていることが多く、辺材部分は桧でも防腐性、防蟻性があまりありません。柱を単にヤング率が幾つの建材と見てしまうと見えないところも、木というものの内部で強いところ弱いところを考えると見えてくるものは沢山あります。長い目で見ると、集成材の柱は多くのリスクを内在しています。

では、何故多くのHMで集成材を使っているかというと、供給が安定していることと、下手な大工が施工しても、そこそこの家になることだと思います。僕も自分の家を建てるにあたり沢山のHM説明を聞いたり、現場を見ましたが、大手HMは良い住宅を作る技術に秀でたHMということでは無いと感じました。沢山の住宅を売ることが出来るHMだと感じました。その為には建材の安定供給、下手な大工でも施工が可能ということは大きなメリットです。ただ、それらが消費者にとってメリットであるかは、別の問題だと思います。
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■事実1.


桧の集成材と言うのは表面に1mm程度の桧の単板を貼ったものですので、中の構造材のほとんどはホワイトウッド(北欧松)で作られています
■事実2.
桧の心材の耐久性は非常に腐り易いところに置いた場合(地面に杭をつきさして実験します)で7年程度で断面積が半分になります。
それに対してホワイトウッドは同じ実験であれば2年程度です。
■事実3.
木材は水がないと腐りません。バイオリンは表の板はスプルースと言う非常に腐り易い木でできていますが、水をかけることはないので何百年でもそのままです。ですから住宅の壁の中に湿気が入らないなら腐り易いホワイトウッドでも大丈夫です。しかしいい加減な施工や雨漏りで壁の中に水が入ったら悲劇が起きます
■事実4.
桧のムク材は芯を中に有している芯持ち材です。故に、必ず割れます。この割れを防止するために裏に背割りを入れており、この背割りがムク材の乾燥の時に割れの大きさが広くなって割れを逃がします。しかし設置後もそれを続けるので、寸法が安定しません。さらに現代の家は空調が必ず入っていますから、過乾燥になり、引渡し後も木材の寸法が変動しクレームの元になります。・・・・背割りでは割れを吸収できなくて表に割れが入ってきたとか。壁との間にすきまができたとか。
■結果
大手のハウスメーカーにとってはムクの柱はクレーム元ですし、小さな工務店にとってはムクの柱はセールスポイントの武器となります。しかしそれぞれの欠点長所が変わるわけではありません
■質問への回答
集成柱は接着や強度についてはJASで定義されているので、グレードの違いはありません。
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集成材があまり好きではない私も#1さんの回答に大賛成です。

とにかく水に弱い欠点があります。無垢材は、割れてもぬれても粘りがありますが、集成材は水に濡れると接着剤が剥がれてしまいます。さらに辺材を使用している点もそうです。HMの保証期間で考えるならば扱いやすい集成材がよいのでしょうが・・・
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名ばかり工務店のお話でしょうね。

 

一流の工務店は余裕で総檜で作れますし集成材も可能です。 
基本的にコスト面の話しません。
材料落とす気が無いです。 

二流の工務店 丸投げは集成材大好きです。
うちは安いと言うのが癖です。
必ず メーカーと比較して・・

人気工務店なら今でも半年以上待ちで施工です。

三流工務店 総檜での実績無いのでまともな家作れません。
材料も知りません。経験も無いのでまともな家頼むの無理です。 
このクラスになるいと、素人だましです。 
何でも貴方に合わせて会話しますが、
その人の口元を見れば判ります。= 泡吐いてます。


集成材施工に種類もあります。 (材料から違います)
三流工務店では説明しないでしょう。 知らないかも?
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どんな材料も良い点悪い点がありますのでよく知った上で選ぶという事です。


無垢は、産地や節の量でランクがありますが、
集成材は、継ぎ合わせの枚数や強度でランク(種別かな)があります。
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