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最近、暇なときに本を読んでいるのですが次は何を読もうか迷っているところです。そこで質問ですが今まで読んできて中でよかったと思うような本・小説を教えてください。

ちなみ自分は19歳男で最近は村上春樹の「海辺のカフカ」や太宰治の「人間失格」・フランツ・カフカの「城」などを読みました。

ジャンルは何でもいいのでじゃんじゃん紹介してもらえるとうれしいです。回答よろしくお願いします。

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A 回答 (3件)

カフカが好きな人であれば、日本が誇る天才作家・安部公房の作品は見逃せません。

大江健三郎いわく、「長生きさえすれば、間違いなくノーベル賞をとった人物」。事実、安部作品は外国語訳も多いのです。個人的な一押しは、「方舟さくら丸」。ただ、19歳という年齢を考えると、核戦争による人類滅亡が現実にありうるシナリオだった冷戦時代の精神構造は、少々、とっつきにくいかもしれません。「他人の顔」や「砂の女」であれば、「方舟さくら丸」と違って、核戦争云々の時代的制約は受けないと思います。でも、やっぱり「方舟さくら丸」のほうが、面白いんだなあ、個人的には。

日本SF3大巨頭のひとり小松左京の「復活の日」。多分、小松左京のキャリアで、最高傑作。これも困ったことに、核戦争による人類滅亡が現実的にありうるシナリオだった時代の本なのです。が、そういう時代背景があるということだけ頭に入れてから読めば、さほどの違和感は感じないと思います。上記の「方舟さくら丸」と比べたら、純文学ではなく、SFエンターテインメントの要素が強いからです。この本は気合が入りまくった小説であり、小松左京が科学だけではなく、国際情勢や哲学まで分かっているという、非常にレベルの高いものです。科学についていえば、細菌は完全な生物、ウイルスは生きた生物の中でしか生きられない半生物という基礎知識があると、分かり易くなります。細菌性の感染症には、抗生物質が効きます。他方、ウイルス性の病気に対して、症状を抑えこんだり緩和したりできる薬は多数存在するものの、ウイルス自体を殺す「インターフェロン」という薬は非常に難しいもので、どうもこの本が書かれてから現在に至るまで、インターフェロンはあまり進化していないのではないかという感想を持ちます。C型肝炎にはインターフェロンが存在しますが、副作用のきつい薬を1年くらい、毎週のように注射を続けるという、強固な忍耐力のある人しか、治癒に到達しないという、難しい薬です。また、同じウイルス性疾患でも、インフルエンザやエイズのインターフェロンはありません。インフルエンザやエイズのように、次々と新型が現われるタイプのウイルス性疾患に対してどのような薬を作ることが出来るか、まだ道筋は見えてきません。また、問題のウィルス(正確にはウイルスですらなく、ウイルスの形をとることなく核酸だけで増殖していくという、架空の自己増殖性毒物)について、研究者が、「こいつは重粒子線にあてると、通常型のウィルスに戻る可能性がある。通常の放射能では駄目なんだ。重粒子線が欲しいから、潜水艦の原子炉を貸してくれ」などと発言するシーンがあり、非常に濃い議論をしています。この、重粒子線という概念が、物語のエンディングを理解する際に、重要となります。さらに、この小説は、実はカント哲学が分からないと、理解しがたいシーンが何箇所かありますが、まあ、あまり気にせず、読んでみたほうが早いでしょう。

ジャンルは何でも良いということで、いきなり哲学書を紹介します。キルケゴールの「死に至る病」と「不安の概念」が、比較的、日本語訳もまともで、読みやすい本です。この人の主張は、だいたいこんなノリです。「どんな幸福な人間でも、一歩間違えれば、不幸者に転落してしまう可能性がある。自分が、そのプロセスを示して見せる」。興味があるなら、どうぞ。

ヒトラーの「我が闘争」も面白いですよ。無論、ヒトラーの主張に賛同しながら読むのではなく、反面教師として歴史を学ぶという態度が必要なのですけど。

近代ヨーロッパ史に興味があれば、「タレラン伝」をお奨めします。ナポレオンが最もおそれた男の伝記です。外交の天才と言われ、ナポレオン没落後の講和条件を話しあうウィーン会議に出席、敗戦国代表でありながら、戦勝国に自分の要求を飲ませてしまった豪腕外交官です。

日本史で刺激的なのが、「日野富子 戦う女の肖像」です。従来の「金儲けばかりして、自分の息子を次期将軍にするため応仁の乱を引き起こした悪女」のイメージを覆し、酒と芸術にしか興味がなく政治的には無能な将軍・足利義政に代わって、幕府の財政を支え続けたことを評価、京都に幕府があるという関係上、貴族社会との良好な関係維持も重要テーマであり、その方面でも大きな功績を残したと主張する、興味深い本です。

その他、小説では、夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子」(宮沢賢治をベースとし、仏陀の誕生まで2つの物語が絡みあうというストーリー)、栗本薫「レダ」(著名作の「グイン・サーガ」より、ずっと良い)、大原まり子「スバル星人」(密度の高いPOPで悲しく美しい物語)、エミール・ゾラ「居酒屋」と「ナナ」(自然主義文学の巨匠)、ロベルト・ムージル「三人の女」と「黒つぐみ」(日常生活への神秘の突如とした乱入)、ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」(著名作。不思議の国のアリスを大人向けにしたようなノリ)など。

ノンフィクション系では、山本弘「トンデモ ノストラダムス本の世界」(ノストラダムス研究家の奇妙な実像を描き出す、滑稽な本)、エリック・シュロッサー「ファストフードが世界を食いつくす」(アメリカ社会への重厚な批判の書)、「ローマ帝国愚帝列伝」(そのまんま。作者名、忘れました)、テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノ「音楽社会学」(ただし、少々難解。アドルノは難解な哲学者として知られているが、音楽に興味のある人ならとっつき易い)などです。
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この回答へのお礼

安部公房はなかなか良さそうなのでさっそく探してみます。キルケゴールの不安の概念は少し読んだことがあるのでこの際全部読んでみたいと思います。回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/25 10:45

質問者さまの挙げた本をどれも読んだことがないのですが・・・



森 絵都さん
「リズム」

人には人の、リズムがある。
あなたはあなたの、リズムをみつければいい・・・。

「つきのふね」
あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、静かに精神を病んでいき―。近所を騒がせる放火事件と級友の売春疑惑。先の見えない青春の闇の中を、一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31609125


吉本ばななさん
「うたかた/サンクチュアリ」

奇跡の条件がそろったとき、
会いたい人に、会える川で、切ない別れと前を向く心。

「白河夜船」など。

わたしは、吉本さんの人生の描写の仕方が好きです。
淡く切ない。
人と人が出会い、好きになったり、嫌いになったりして、別れ、また巡り合う。
それがつながって、人生になり、思い出になり、そしていつか散り行く。そういう作品です。
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この回答へのお礼

青春系の本も今度読んでみたいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/25 10:47

勝手な想像をしましたが、おそらくyuhei131様は


「自分のブレゼンスとは何か」というような漠然としたテーマの
文学作品が好みではないかと考え、そういう意味での下記お勧めです。
安部公房作品
「壁」「終わりし道の標に」などテイストはカフカに近いです。
日野啓三作品
「天窓のあるガレージ」「リビングゼロ」「どこでもないどこか」
島田雅彦
「優しいサヨクのための嬉遊曲」
ガルシアマルケス
「百年の孤独」

ご参考になればと思います。
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この回答へのお礼

勝手な想像などではなく図星ですね。これからの参考として本当に助かります。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/25 10:41

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