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重力加速度ってどういう意味ですか?1秒ごとに
速度が速くなるんですか?素人にわかりやすくお願いします。

A 回答 (5件)

fuuraibou0 ですが、東京タワーのてっぺん(333 m)から物を落とすと、


約8.2秒かかり、
地上に達したときの速度は、9.8×8.24=80.75(m/秒)です。
つまり、平均の速度は、40.37(m/秒)で、40.37(m/秒)×8.24(秒)≒333(m)になります。
だから、落下距離 h (m) は、地上に到達した時の速度 V を 2 で割って、平均速度 (V/2) に地上へ到達したときの時間 t (秒)をかけた値で、h=(V/2)t ですが、V=9.8×t で、h=4.9×t^2 でもあります。

なお、これは地球上の話ですが、月では重力の加速度が地球の(1/6)で、1.6(m/秒^2)になり、地球よりもゆっくりと落下します。
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この世は誰が作ったのか、不思議な自然法則があって、「ニュートン」と言う方が発見されました。

「万有引力の法則」です。
まっ、発見しなくても存在しているのですが・・・。

つまり、質量のあるものには何でも働く力で、引き付けるだけしかしません。反発は今のところしていないようです。

地球は自転しています。つまり「遠心力」がかかっています。
「引力」と「遠心力」の合力を「重力」と言いますが、赤道上と極では遠心力のかかり方がちがうので、重力には場所によって多少の差があります。他の方が回答されているように、微々たるものですが。

この「重力」とは、物を一定の力で引き付ける作用をします。
たとえば自転車に乗って、ペダルを一定の力で踏み続けると、自転車はだんだんと速度が上がってきますよね。そのペダルを一定の力で踏む力が「重力」なわけで、自転車が進む方向が落ちる方向と考えると少しわかり易いと思います。
一定の力をかけ続けると、物はどんどん速く動きます。(摩擦は無視します)
「重力加速度」って、「重力」によって「加速」される「度合い」であり、地球上では一般的に、「9.8m/s^2」と言われています。
単位の分母がs^2になっているから、直感的にわかり辛いですが、わかり易くバラすと、「毎秒、秒速9.8mずつ速くなる」と言う「度合い」を意味しています。

つまり「重力」と言う一定の引き付ける力で物を引っ張ると(落とすと)、1秒後は秒速9.8mの速さになり、2秒後はさらに秒速9.8m速くなるから9.8+9.8で秒速19.6mになり、3秒後はまたさらに秒速9.8m速くなるので、9.8+9.8+9.8で秒速29.4mになり、4秒後は・・・となるわけです。

地球の重力と言う一定の力で物を引き付けると、1秒ごとに、秒速9.8mずつ増えていく(加速していく)ので、そのときの加速度を「重力加速度」と言い、値は9.8となり、「1秒ごとに秒速○○m増える」と言うことで、単位が「m/s^2」になるわけです。

ちなみに余談ですが、地球の重力加速度を使って物を落とし続けると、354日後には光の速さになります。あくまで計算上でです。
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この回答へのお礼

わかりやすい解説どうもありがとうございました!
色々と勉強になります。

お礼日時:2008/03/27 21:12

こんばんは。



>>>1秒ごとに速度が速くなるんですか?

大体そんな感じです。
1秒ごとに、下向きの速度が、9.8m/s(秒速9.8メートル)ずつ増えていきます。

東京タワーの上でなくてもよいのですが、
どっか高いところから速度ゼロでスタート(物体から手を離す)すれば、
1秒後の下向きの速度が9.8m/s
2秒後の下向きの速度が19.6m/s
3秒後の下向きの速度が29.4m/s
・・・・・
となっていきます。


どっか高いところで、物体を真横に投げると、
横方向の速度は(空気抵抗を無視すれば)ずっと一定。
下方向の速度は、上記と同じで
1秒後の下向きの速度が9.8m/s
2秒後の下向きの速度が19.6m/s
3秒後の下向きの速度が29.4m/s
・・・・・
となっていきます。


物体を真上に19.6m/sで投げれば、
1秒後は上向きに9.8m/s
2秒後は停止
3秒後は下向きに9.8m/s
4秒後は下向きに19.6m/s
5秒後は下向きに29.4m/s
・・・・・
となっていきます。


物体を斜め上に投げ上げ、
その、投げ上げた瞬間の、上方向の速度が19.6m/s、横方向の速度が5m/sであれば、
1秒後は上方向に9.8m/s、横方向に5m/s
2秒後は横方向だけに5m/s
3秒後は下方向に9.8m/s、横方向に5m/s
4秒後は下方向に19.6m/s、横方向に5m/s
5秒後は下方向に29.4m/s、横方向に5m/s
・・・・・
です。
このとき、物体の位置(物体の速度ではありません)の軌跡は二次関数のグラフそのものになります。
ですから、二次関数のグラフは「放物線」と呼ばれます。

ちなみに、
「放物線」は英語で parabola と言いますが、これは、衛星放送を受信するのに使うパラボラアンテナの語源になっています。
パラボラアンテナのお皿の断面は、二次関数のグラフになっているんです。
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この回答へのお礼

非常におもしろい回答ありがとうございます!
かなり勉強になります。

お礼日時:2008/03/27 20:52

昭和33年にできた高さ333mの東京タワーのてっぺんから、物を落としたら、どんな重い物でも、1秒後の速度が9.8(m/秒)、2秒後に 2×9.8=19.6(m/秒)、3秒後に 3×9.8=29.4(m/秒)になります。

このときの1秒ごとに 速さが加速される割合、9.8{(m/秒)/秒=m/秒^2} が重力の加速度です。

といっても、これは地球上での話で、同じ地球上でも、赤道は 9.80 ぐらいで、北極では 9.81 ぐらいなので、平均したら 9.806 ぐらいですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。でも本当にそんなに
早く落ちるものなんですか!?

お礼日時:2008/03/26 03:45

加速度の説明のために、まず速度の説明をします。


速度は、時間当たりどれだけ移動したかを表す割合です。
従って、速度が0であれば全く移動しないことになります。

加速度は、時間当たり、どれだけ速度が変化したかを表す割合です。
従って、加速度が0であれば速度の変化がないことになりますから、
一定速度ですし、
加速度が0より大きければ、速度がどんどん早くなっていくことになります。

地球の重力によって発生する加速度のことを、特に重力加速度と呼びます。
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この回答へのお礼

少し意味がわかりました!ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/26 03:48

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