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石油からガソリンや灯油、軽油、重油などが出来ますが、それらを生成するプロセスを教えてください。また生成のプラントにはどのようなフィルターが装置されているのですか?

A 回答 (2件)

トッパー(常圧蒸留装置)を使用して、原油からアスファルト・重油・軽油・灯油・ジェット燃料・ナフサ・ガソリン・LPガスに分離します。


分離方法は、原油の中に含まれるガソリンや軽油などの成分の沸点の違いを利用します。
個々の大まかな沸点は次の通りです。
・アスファルト・C重油・B重油・A重油(350℃以上)
・軽油(240℃~350℃)
・灯油・ジェット燃料(170℃~250℃)
・ナフサ・ガソリン(35℃~180℃)
・LPガス(~35℃)

例えば、三角フラスコを5個並べて置きます。
三角フラスコはガラス管で、ソレゾレ蓋をして連結しています。
5個目の三角フラスコは、最後にガラス管を空中に放散するようにします。
一つ目の三角フラスコに地底から採取された原油を入れます。
一つ目の三角フラスコを原油が沸騰するまで過熱します。
連結された2つ目の三角フラスコは350℃に加熱します。
連結された3つ目の三角フラスコは240℃に過熱します。
連結された4つ目の三角フラスコは170℃に過熱します。
連結された5つ目の三角フラスコは35℃に過熱します。

1つ目の三角フラスコの底面でグツグツ沸騰しても蒸発しない成分がアスファルトなど残渣油です。
2つ目の三角フラスコの壁面に液体として張り付いた成分が重油です。
3つ目の三角フラスコの壁面に液体として張り付いた成分が軽油です。
4つ目の三角フラスコの壁面に液体として張り付いた成分が灯油やジェット燃料です。
5つ目の三角フラスコの壁面に液体として張り付いた成分がナフサやガソリンです。
5つ目の三角フラスコのガラス管から最後に噴出すガスがLPガスです。

大まかに説明すると以上のような方法で精製しています。
最悪時、爆発するので実験する時は、圧力と温度管理、可燃ガスの室内への充満に充分注意する必要があります。

参考:中段
http://www.wak2.co.jp/chottomimiyori.html
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、誠にありがとうございました。よく理解できました。

お礼日時:2008/04/19 19:21

フィルターはわかりません。

単なる金網だったりしますのて゛。

追加して
脱硫、脱窒、脱金属(鉛が入ると触媒がおかしくなるので)
改質(n-炭化水素を側さが多くなるようにする都か、オクタン価を上げる)
切断(重油から軽油・ガソリンなどを作る)、広義の改質
炭化(ピッチから水素を取って炭にする。取った水素は改質に使用、炭は燃す)
触媒を燃して劣化を回復する(触媒表面にタール状のものが付着すると触媒能力がなくなるのでこれを燃やして触媒の再利用)
覚えているのはこのくらいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました、参考になりました。

お礼日時:2008/04/19 19:22

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