プロが教えるわが家の防犯対策術!

あるきっかけで、登山に魅せられ、今年で3シーズン目になります。
今迄日帰り登山ばかりでしたが、やはり日帰りだと山域が限定される為、今年よりテント泊を始めようと思っております。
先日テントは購入いたしましたが、シュラフの購入にあたり迷っております。
使用するシーズンはゴールデンウィーク辺りより11月初旬位です。とりあえず冬季は登りません。
例えば、モンベルの場合快適睡眠温度と限界温度のように表示してありますが、あまり下限に余裕を見過ぎると真夏の使用に暑すぎるのではないかというような危惧もいたします。
主な使用時期を6月頃から10月頃とし、山域を日本アルプスとした場合のお勧めのシュラフをご紹介ください。
あと、お勧めのマットなど有りましたらご紹介ください。

A 回答 (5件)

 登山歴からいって、いきなりゴールデンウィークの北アルプスに登るわけではないですよね?


 6月でも場所によってはアイゼン・ピッケルが必要ですし、ルートが雪に埋もれている箇所も多いので、初心者にはとても無理だと思うのですが・・・10月も、いつ冬山になってもおかしくない時期なので、かなり厳しいですよ。
 というわけで、日本アルプスのテント泊は、時期はとりあえず7月末の梅雨明け以降から9月いっぱいといったところが妥当かと思うのですが。

 そのあたりの時期と言うことでしたら、シュラフはモンベルでいうところの#4を選べばOKだと思います。山馴れてきて6月や10月に行動範囲を広げても十分対応できますし。
 ただ、耐寒能力は個人差が非常に大きいので、そのあたりはご自分が寒がりかどうかを考慮して調整する必要があるでしょう。

 極端な話、私は夏の北アだったらシュラフは要らないと思います。シュラフカバーだけでお釣りが来ると。
 でも、そうやって#4のシュラフも暑いと言いながらほぼシュラフから出て寝ている私の横で、カミさんが#3のシュラフを首周りもしっかり絞ってそれでも寒いと言っていたりするわけで・・・

 まあ夏場は多少暑いですが、#4だと6~10月までは対応可能でしょうし、5月や11月も着るものやシュラフカバーを併用すれば対応可能でしょう。高山帯でなければ厳冬期でもなんとかなりそうです。ま、私の場合ですが。
 私も学生時代は夏用のペラペラの化繊シュラフで厳冬期の3000mにも登っていたのですが、今はそんな体力も根性もないので、11月や5月に登るのであれば#2あたりを買うと思います。ただ、この時期の高山帯はヘタすれば厳冬期より難しいので、初心者にはとてもお勧めできませんが。(山岳会等に所属しているのであればまた話は別ですが)

 基本的には薄手のシュラフを1つ購入し、寒い時期には着るものやシュラフカバーで対応幅を広げる、というのが基本です。なので#3までいくと寒がりの人以外はちょっと厚手過ぎるでしょう。

 化繊かダウンかという問題は、もちろんダウンがお奨めです。重量と嵩の点で圧倒的に有利ですから。
 化繊が有利なのは「濡れても乾きが早い」という点だけです。
 その点は、大昔の雨が降ればごく普通に浸水していたテントと異なり、現在のテントは滅多なことでは浸水しませんから、それほど気にする必要はないでしょう。万が一、濡らしてしまっても一晩くらい寝れなくても死にゃしませんから、帰宅してからじっくりメンテすれば良いだけの話です。

 あとはテント泊(に限りませんが)の装備は「金次第」です。
 基本的に軽いモノほど高いので、半端な額で揃えればけっこうな重さになりますが、金に糸目をつけなければその辺を歩いている小屋泊まりの登山者より軽い荷物でテント泊ができたりします。
 目安としては、普通に揃えれば夏の北アルプステント泊2泊3日くらいの山行で、食糧も込みで60Lのザックに15kgほどの荷物になるでしょうけど、テントやシュラフ、マット、クッカー、バーナー等を最軽量のモノを選んでいけば、40Lザックに10kg未満の荷物でいけてしまいます。

 マットについては、予算的に厳しければウレタンの折り畳みマットで夏場は十分でしょう。寒い時期には保温性でやや不安がありますが。
 マットの保温性は重要です。地面からの冷えは非常に大きいですから。
 ウレタン系のマットだと、サーマレストのZライトあたりが軽くて使いやすいかと思います。

http://www.e-mot.co.jp/thermarest/fast.html

 ベストはやはりインフレーター式のマットです。値段も張りますが。
 上記のサーマレストだと、プロライト3が軽くて寝心地も良いですし、人気があるモデルです。

 モンベルのはもっと良いですね。

http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?catego …

 この、ULコンフォートシステムパッドが現時点でベストのマットでしょう。
 私はサーマレストのプロライト3とULコンフォートシステムパッドの両方を持っていますが、ちょっとサーマレストの優位点を見いだせないくらい、モンベルの方が優れていると感じています。軽いし保温性も上だし構造的にエア漏れしにくいし、何より安いし。

 サイズは好きずきなのですが、私はずっと120cmサイズを愛用しています。マットがない足元の部分はザックを敷き込むわけです。
 実はカミさん用にサーマレストの女性用プロライト3も持っているのですが、これのサイズが168cmありまして、たまにこれを使うとザックの置き場に困ってしまいます。
 ま、単なる学生時代から染みついた習慣なのですけどね。

 というわけで、マットはサイズはともかくとして、モンベルのULコンフォートシステムパッドがイチオシです。
 マイナーな意見だとは思いますが、私はこのマットに枕(ULコンフォートシステムピロー)を連結するのがお気に入りなんですよ。

 ULコンフォートシリーズには「エアマット」もあるのですが、パッドの方がお奨めです。エアマットは寒い時期にはあまり暖かくなく、却って地面の冷えを体に伝えてしまいますので、完全に夏専用ならこちらでもいいのですが、春秋にも使うということでしたらパッドの方が良いです。
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この回答へのお礼

>登山歴からいって、いきなりゴールデンウィークの北アルプスに登るわけではないですよね?

まさしくそのつもりでおりました。
やはり、ゴールデンウィークにいきなりというのは無謀ですかね。
今まで高山は、6月頃から11月初旬位までの時期しか経験しておりませんでしたが(里山は別として)、今年は残雪の時期の穂高も経験してみたいと思ったものですから・・・。
私、長野県に住んでおりますが、GWの時期はまだ平地でもかなり冷え込む場合があり、それを考えると少しリスクが大きいような気もします。
行先と時期はもう一度検討し直すようにします。

本題のシュラフの件ですが、お話を伺うと、薄手のシュラフをベースに着衣、カバー等で調整というのがよさそうですね。
あと、マットも、お勧めのモンベルのものにしようと思っています。マットって結構重要ですよね。
テント泊となると、最低限必要なものだけでもかなりの出費になりそうです。少ない小遣いの中で工面するのは大変です。
でも、お伺いした経験談のおかげで出費を無駄にせずにテント泊デビューができそうです。
貴重なアドバイスをありがとうございました。謹んでお礼を申し上げます。

お礼日時:2008/03/28 12:46

 Jagar39です。


 5月の穂高はアイゼン・ピッケルワークに関しては「一人前レベル」が要求される山です。まあ涸沢往復だけでしたら初心者でもなんとかなるでしょうし、それでも十分楽しめるとは思いますが。
 6月でも雪はかなり残っているので、夏山最盛期なら何でもないところがかなり難しくなるところもありますし、雪で夏道が覆い隠されるので確実なルートファインディングが要求されます。あまり初心者向きとは言えないです。10月でも天候が良ければ夏山と変わりませんが、荒れれば完全に冬山になりますから、判断も含めて総合的な力が必要です。

 さて、シュラフですが、前にも書いたとおり、3シーズンでしたら#4あたりが適当かと思います。イスカのエアシリーズだと280あたりがモンベルの#4に相当するモデルでしょう。
 実際、夏山に#4は暑がりの人だとちょっと暑いのですが、我慢できないほどではないです。私もちょっと冷える日だと朝方は普通にシュラフに入って寝ていたりしますから(肩口は開放してますが)。それでシュラフカバーや着るものを工夫すればかなり寒い時期でもいけますから、このあたりが最もオールマイティに使えると思います。

 マットはNo.4の方は150cmサイズのものを勧めておられるようですが、前にも書いたとおり私は120cm派です。でもまあ、普通に使うには足元までマットがある150cmが使いやすいと感じるかもしれません。
 ですが180cmサイズはまず「無駄」です。頭の位置は枕を置くので、個々までマットが来る必要はさらさらありませんから。
 私は足元までマットがあると、ザックを置くスペースがなくなってしまうので好みません。空にしたザックを足元に敷き込んでいるので。
 でも、これもテント内のスペースに余裕があるならザックは横に置けば良いだけですから、あまり気にしなくても良いでしょう。ザックを足元に敷き込むのは、4人用のテントに4人で冬山に行くような学生山岳部経験者に特有の習慣のようです。
 今は家族4人で4人用のテントを使っているので、やはりザックは足元ですが・・・たまに2人用のテントで1人で寝ると妙に寒く感じてしまいます。

 あとはザックですかね。
 余裕を持って、と70Lなどの大型のザックを買ってしまうと、ついつい容量いっぱいまで装備を入れてしまいますから、ぐっとこらえて60Lクラスを買った方が良いと思います。さらにこらえるなら50Lを買っても十分なはずです。カメラ機材などを持てばさすがに50Lでは足りませんが。
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この回答へのお礼

度々のアドバイス恐縮です。
やはり、テント泊は夏季をメインに、だんだん幅を広げていこうと思います。
山は逃げていく訳ではないですからね。

あと、ザックですか・・・。

お礼日時:2008/03/29 01:16

6月、秋用


http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?produc …

夏用
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?produc …

10月用
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?produc …

1つのシュラフで初夏から晩秋までオールマイティーにこなせるのはありません、自宅で寝る時も夏と晩秋で布団変えるでしょ?それと一緒ですから。


マット
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?produc …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
よく考えてみればその通りですね。
布団に例えれば簡単に結論が出ます。
ただ、シーズン毎にシュラフを揃えられればいいんですが、なかなかそのようにはいきません。
とりあえず、夏場をメインに考えて選択しようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/29 01:13

テント泊は自分だけの空間が保てて、小屋泊りでは味わえない楽しみがありますよね。


夜、隣に寝ている人を気にせず満天の星空を眺めたりできるのもテント泊ならでは!ですね。

6月~10月頃のアルプス、真夏はいいとしても6月や10月は
気温が0度あたりまで下がる時も多くありますので
1枚のシェラフで「これがベスト!」というものはなかなかありません。
使用限界温度みたいな記述は人それぞれ体感が違いますので
あくまでも参考にされたほうがいいのでしょうが、寒い時に合わせて
チョイスしたほうが「快適に寝られる」という利点はありますね。
私は2つ使いまわしていますが、3シーズン用はイスカのアルファライト500。
イスカはかなりリーズナブルで、このアルファライト500は一応2度まで対応(参考値デス)で重量は1キロほど。この上の700というのもあります。
テント泊なので軽量化を図ることが重要だと思いますので
その点ではダウンに劣りますが、私が使った限りでは収納性も良く
コンプレッションすればかなり小さくもなります。

秋口の朝などは単体だと多少寒く感じるかも知れませんが、フリース着用や
薄手のダウンジャケットなどを重ね着すれば快適でした。
11月初旬まで楽しむのであれば、500よりは700かなあという気はします。
さもなくばモンベルの#2~3のダウンでしょうか・・・

シェラフの選定・・・これは自分で体験しないとなかなかピッタリなものが見つかりませんが
快適な眠りを重視なら、シェラフに記載の温度プラス5度・・・
要するに0度対応のシェラフなら、外気温5度ならかなり快適と考えていいと思います。
表示0度で外気温も0度だと、前述した上手な重ね着が必要になるでしょうね。
以上、戯言ですみませんm(__)m

参考URL:http://www.isuka.co.jp/
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この回答へのお礼

>テント泊は自分だけの空間が保てて、小屋泊りでは味わえない楽しみがありますよね。

そうなんでしょうね。私も登山の途中、稜線上のテント場を通りかかるたびにこんな場所で夜を明かすことができたらという気持ちで、
羨ましさと、いつかは自分もという想いで通り過ぎます。

シュラフに関しては他の方も仰っておられるように、一枚で万能なんてものはなさそうですね。スリーシーズンという範囲でも広すぎるようです。
お勧めのイスカというメーカーについて調べてみようかと思います。やはり嵩張らないことは重要な要素でしょうから。
あと、記載温度プラス5度というのはいい目安になりそうです。その基準で探してみようと思います。
さっそくご回答いただき大変感謝いたします、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/28 12:42

シュラフのお奨めは難しいのですが、


自分などは関西の真冬のテント泊でバロウバック#1でも寒く
感じる人間もいれば、#2.#3あたりでも熱く感じる人もいるわけで、
シュラフは快適温度が下がれば下がるだけ冬場でも(もちろん夏、秋でも)快適にすごせるわけですが、
その分、パッキングが嵩張る、重量が負担になるというわけで、
その辺は体力やザックとの相性の問題もあります。

無難にいえば、初めての購入で冬季を考えないなら#3あたりが
いいと思います。これにシュラフカバーをつければ、たいていの人は
快適に過ごせると思います。秋頃で寒いと感じるならば
インナーシュラフも併用すればいいでしょう。

お金に余裕があって、体力に自信がないなら、ダウンが一番ですが。

もっとも、日帰り山行の経験しかないのであれば、
まずは小屋泊山行から始めてみてはいかがでしょう。
テント泊はテント、シュラフ、調理道具に食材と荷物の重量が
一気に増えますので、いきなりはあまりお奨めできません。
北アルプスあたりで1日10時間程度の行程をこなせれば、
テント泊もまあなんとかいけるのかなという感じです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
確かに個人差というのはかなり大きな幅がありますよね。
実際、私はかなりの暑がりでして、その反面、家内は北海道出身のわりに猛烈な寒がりで、同じ家に住んでいるとは思えないほどの違いです。
また、暖かさと容積、質量という相反する要素の選定にも迷うところです。
少し大きめの番手をベースにして、あとはカバー、インナー等の調整でまかなおうと思います。

>まずは小屋泊山行から始めてみてはいかがでしょう。

小屋泊が身軽でいいとも思うのですが、私、お恥ずかしいことにかなりいびきをかきまして、(半端じゃないそうです)狭い小屋の中でほかの大勢の方に迷惑をかけることに躊躇しているためと、
体力があるうちにテント泊の醍醐味を味わってみたかったということがあります。
もっとも、混みいった狭いテントサイトでも、いびきは迷惑には変わりないでしょうけれど。

年齢も40代後半になりますが、まだ体力には多少自信がありますので、なんとか担げるのではないかと思っています。
たいへん貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/28 12:38

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