少女革命ウテナについて

私は少女革命ウテナが大好きなのですが、同年代の子はあまり知ってる人が少ないみたいなので、他の人がこの作品についてどのように感じているか分かりません。

そこで質問です。
※劇場版・ＴＶ版全話観賞済みの方のみ回答してください。見ていない人は、回答しないでください。

○劇場版とＴＶ版ではどちらが良いか。

○なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか

○劇場版で冬芽が性的虐待をされているが、どうしてあのような描写をしたと思うか。

○一番好きなキャラクターとその理由

○どの話が一番好きですか？

○この作品の中で一番惨めだったキャラクターは誰か

○初めて見たのはいつですか？

○語りたい事などをどうぞ


劇場版はＴＶ版が良作すぎたため期待しすぎて正直つまらなかったように思います。というよりウテナとアンシーのキスとあまりにも百合百合しすぎて嫌いでした。

No.1 回答者： char1977 回答日時： 2008/04/01 17:09

○なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか

ウテナとアンシーが同性なのに王子と姫という関係にあるから

○初めて見たのはいつですか？
本放送（1997）

もうかれこれ１０年も経っているから細かい事は忘れているから答えられない。

No.2 回答者： y_humbert 回答日時： 2008/04/01 18:43

僕も少女革命ウテナ大好きです。

しかしあまり回答に自信が無いので答えられる質問だけ答えていきます。

○劇場版とＴＶ版ではどちらが良いか。
TV版→劇場版の順で見たのですが僕には劇場版がTV版のテーマを凝縮してなぞったもののように思えました。なので短い時間にたくさんのことを詰めこんだ密度が高い劇場版のほうが出来が良いと思います。ただ僕は元々劇場版アニメが好きなので少々あてにならないかもしれません。

○なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか
隠喩的にウテナは王子様、アンシーはお姫様の象徴です。なので伝えている内容としては百合ではないのですが表面上は女の子と女の子が普通以上に仲睦まじくしているので百合に見えるのでは無いでしょうか。

○劇場版で冬芽が性的虐待をされているが、どうしてあのような描写をしたと思うか。
ここがいまいち自信がもてないのですが劇場版の冬芽の役割の一つは死んだ王子様です。王子様はどうして王子様たりえるのか、性的虐待をする相手は何の象徴かを考えると正解にたどり着けると思います。

○一番好きなキャラクターとその理由
完全なるお姫様をし続けなければならない、姫宮アンシーです。もちろんウテナがセットで魅力を高めてくれていると思います。

○どの話が一番好きですか？
TV版では第37話「世界を革命する者」で二人が紅茶とクッキーに毒が入っていると言い合うシーンです。一瞬にしてこんな緊張感を作り出せるのかと感動しました。仲が良いように見えていた二人がなぜ毒入りなんて言ったのか、その理由も素晴らしいです。

○この作品の中で一番惨めだったキャラクターは誰か
表面上は樹璃が惨めですがやはり真に惨めなのは鳳暁生だと思います。王子様で無くなった王子様が世界の果てを作り出してその中で王子様であろうとすることは現実の世界においても最も惨めです。

○初めて見たのはいつですか？
初めて見たのは去年の夏頃で見終わったのが今年の一月くらいだったと思います。

○語りたい事などをどうぞ
劇場版のことですが性を交錯する対象として描いていたのではないかと思います。男と男も男と女も女と女も全部出てくるので。その中で(真の)王子様とお姫様を象徴するウテナとアンシーがキスをするのはごく自然のことだったのではないでしょうか。
またウテナが車に変身するシーンなんかはいくら象徴にしてもここまでぶっとんだことをやってくれるとは思ってなかったのでエヴァンゲリオン以上の、それこそアニメの歴史に残るシーンになると思いました。もちろん僕はエヴァも大好きですがウテナももっと知名度があっても良さそうなものです。
僕の周りにもウテナを見てる友達が居ないのですがやはりこれは語りたい、語り合いたいアニメですよね。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
語り合いたくなるアニメですよね、とても参考になりました。

お礼日時：2008/04/04 21:40

No.3 回答者： moonstagio 回答日時： 2008/04/03 18:33

ウテナは放映時に見ていてはまりましたね。

あの世界観、独特の雰囲気が好きです。



・劇場版とＴＶ版ではどちらが良いか。

ＴＶ版を全部見た後に劇場版を見ました。
なので、ＴＶ版という下地があってこその劇場版だと思っています。

どちらが好きかといわれたらＴＶ版。
けれど、劇場版のよさも所々にあるんです。
事、冬芽という存在は劇場版の方が好きだったりします。



・なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか

ウテナは王子様を目指しているのが１つ。
後はウテナとアンシーの心の結びつきが友情以上に感じられるほどの強さがあったからではないでしょうか。


・劇場版で冬芽が性的虐待をされているが、どうしてあのような描写をしたと思うか。

これは不明です。
何より、このシーンがあったかどうかを詳しく思い出せないので（汗）


・一番好きなキャラクターとその理由

一番というとまた悩みます。
アンシーかな。
成長を遂げ、自分から殻を破った人として強く印象にあるので。


・どの話が一番好きですか？
最終回『いつか一緒に輝いて』
何よりも衝撃を覚えた話なので。
そして、最後の最後にこのタイトル。
私の中で世界感を変えた話です。


・この作品の中で一番惨めだったキャラクターは誰か

惨めというとまた難しいですね。
御影草時か鳳暁生か…。


・初めて見たのはいつですか？

放映当時なので。
1997年4月2日みたいですね。


・語りたい事などをどうぞ

この話はとても完成された作品だと思います。
伏線の張り方からその回収まで。ある程度の放置と回収すべき個所を抑えるというバランスが良かったです。

ウテナは同時に放送されていた他番組におされてしまった感があるので、もったいないですね。
一度は見て欲しいオススメアニメの一つです。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても完成された作品だと私も思います。　
行き場がなくなってしまった御影草時はあの後どうなったのでしょうね。

お礼日時：2008/04/04 21:44

No.4 回答者： 666protect 回答日時： 2008/04/07 01:14

○劇場版とＴＶ版ではどちらが良いか。

　黒薔薇会の話が好きなので、ＴＶですね。物語をきっちり終わらせたという点では、劇場版もいいと思いますが。

○なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか
　ウテナとアンシーが異性の恋人（暁生）以上に、互いを大事に思っているからでは？

○劇場版で冬芽が性的虐待をされているが、どうしてあのような描写をしたと思うか。
　冬芽はウテナを助けようとして溺死してますよね？　「ウテナさえ助かれば自分は死んでもいい」と彼は本気で思っていたのでしょう。それはもちろんウテナがそれだけ大切だからですが、心のどこかに自殺願望（と言うよりトラウマのせいで、自分の命を大事に思えない）もあったのではないかと。それを暗示するためだと思いますが。

○一番好きなキャラクターとその理由
　御影草時（根室教授）です。有能でかっこいいのに実はちょっと情けないあたり、親しみがもてるというか。「永遠を手に入れるための研究をしている科学者」というシュールな設定も好みです。

○どの話が一番好きですか？
　20話「若葉繁れる」と22話「根室記念館」、23話「デュエリストの条件」。この三話は同じくらい好きです。

○この作品の中で一番惨めだったキャラクターは誰か
　公式には暁生や草時ということになりますが、彼らにはかっこいいところもありますからね。私の主観では、高校生の樹璃を食事に誘ってあっさり振られた教師が一番惨めでした。

○初めて見たのはいつですか？
　1997年の本放送時です。

○語りたい事などをどうぞ
　「女の子はダメ男を甘やかしてはならない」という突き放した描き方が新鮮でした。アニメや漫画には、男の願望に媚びた話が多いので。
　ちなみに変な歌が好きなので、「決闘歌」も魅力の一つでした。特に後期のエンディングには、「アニメの最後にこんな歌流していいのか？」と仰天した記憶があります。

No.5 回答者： suuh 回答日時： 2009/06/08 19:55

○劇場版とＴＶ版ではどちらが良いか。

　内容の広がり的にＴＶ版
　
○なぜＴＶ版は百合ではないのに「百合」と言われているか
　百合って、そばにいる幸せだけでも成立しませんか？
　まして、追いかけるのがこの世を生きてく理由だなんて。
　
○劇場版で冬芽が性的虐待をされているが、どうしてあのような描写をしたと思うか。
　短い上映時間で性的傷付きを表現したから。それはアドレッセンス（10代）黙示録だから。

○一番好きなキャラクターとその理由
　アンシー。謎めいていて、ある意味ヘタレた犠牲者キャラで、分析しがいがある。

○どの話が一番好きですか？
　樹里の最後の決闘と、ウテナの遊園地デートとそのときの隠れた嫉妬。

○この作品の中で一番惨めだったキャラクターは誰か
　お兄様
　
○初めて見たのはいつですか？
　2003年

○語りたい事などをどうぞ
　ウィキペディアの人物紹介は、歪んだ個人的思想的解釈が多いので信じちゃだめ。まあ、作者にそういう傾向はあるが、そのレベルで止まったほぼそれだけの作品だと見なすと、作品の意味が無くなる。そういう解釈が書かれていたりするので。