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現在使っているアンプは、プリ部に×1本、パワー部×1真空管がついています。最近、工房に持っていけばアンプをパワーアップ、グレードアップすることもできるということを知り、よりよくなる可能性があるのならそれをやってみたいと思っているのですが、ぜんぜん知識がないもので困っています。もっと温かみのある、太い音をだしたいと思っているのですが、これは真空管の数を増やせばそうなってくれるのでしょうか?また増設するにあたり、プリ部とパワー部では、どちらをふやしたほうがいいのでしょうか?そもそも、真空管の数はどう音に影響しているのかわかりません・・・・。

A 回答 (7件)

 No.3です。


 色々と余計なことを書いてしまいました。 申し訳ありません。

 アンプは、MATAMPの First Lady なのですね。(さきほど、指定のURLを見たゆえ、すみません。)
 このアンプということですと、今日の一般のチューブギターアンプと比べると、少々特殊な構造を持ったものなので、判断がむずかしいところです。
 回路の詳細がわからないので何とも言えないのですが、音の特性に関しては、チューブも重要なものの、アンプ各部を総合して考える必要があると思われます。

 GAINボリューム及びマスターボリュームの無い、昔のタイプのチューブアンプに準じて、ボリュームを上げるに従って音が歪んでいくことを基本としているようなので、これによって逆に、クリーンな音がきれいに出ないのかもしれません。

 とりあえず、パワー管は、EL34と6V6をセレクトできるようなので、これは6V6にしたほうが良いことになるでしょうか。
 そして、プリ管の種類の記述が無いので、何が使われているかがわからないのですが、もし12AX7であれば、GROOVE TUBE の製品リストあたりを見れば、各種の音質を持った12AX7がありますので、検討していただければ良いのかと思います。

 でも、やはり、アンプの専門店にて相談されてみたほうが良いでしょう。


 クリーンの音質については、歪みそのものということではない倍音成分の度合いの話となってきますので、使用するチューブの特性、スピーカーの特性も含め、トーンコントロール回路等、各部の電気回路の設定全体で決まるものとなってきます。

 Dr.zのアンプ等で、12AX7のチューブを2本以上使っているのは、多段での増幅にてオーバードライブさせた歪んだ音も作れるようにしていること(⇒多段でもGAINボリュームを下げればクリーンな音となりますので)や、チューブの一部を、出力をローインピーダンスに変換するバッファ回路として使用すること等の理由によるものです。(12AT7は、リバーブの回路用等かと思います。)
 よって、プリアンプ部で12AX7が1本のみでも、それなりのトーンコントロ-ル回路や、適したパワーアンプ、そしてスピーカーを使えば、太いクリーンの音を作ることは可能です。


 故意にオーバードライブさせて使うような、ギターアンプでのチューブは、確かに過剰に痛められるような状態で使われていると言えるものです。
 マーシャル等の大型のチューブアンプでは、毎日長時間使っていれば、数ヶ月でパワー管がオシャカになりますし、カスタマイズされて、かなりの高電圧で作動させているようなものでは、数十分~数時間でオシャカにしてしまうようなものもあります。

 ということで、一般のオーディオ系で気にされるような微細なノイズの領域ではないようなレベルで、(悪く言えば)けっこう野蛮な使い方をしているのがエレキギターアンプの世界であるという感じでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!real_tubeさんはものすごく博学な方ですね!とても参考になりました。一体どうしたらそういう知識が身につくのでしょうか?私ももっと詳しくなりたいものです。 また何か機会がありましたらなにとぞよろしくお願いします。

お礼日時:2008/04/11 00:29

あと、ギターアンプにおいて、今日でもトランジスタアンプよりもチューブ(真空管)アンプを多く使う理由は、上述もしましたが、チューブのほうが、その特性により、オーバードライブさせて波形を歪ませた時に偶数時の高調波を主として得やすいからです。


 逆に、エレキギターでも、歪ませないクリアな音を出す場合は、トランジスタアンプを使うことも多くなるものです

★ ありがと 教えてくれて。
半導体に信号が流れますと、熱・雑音となります。
真空の中で、電荷をして、信号電流を制御すれば
歪みのない、増幅と なります。近代映画館のメインアンプ
出力は 真空管です。

現代・デバイスとして、真空管はLSI増幅器より
安全な物として、使われています。
過去のものではありません。

申し訳ないのだけど、そうだとすれば、
ギターアンプの、真空管の使い方は、真空管を過剰に
痛めてしまうのではないか、と。
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 NO.3です。



 これは、本来の回答ではなくて、回答者のかた一般への補足事項なのですが(申し訳ありません)、エレキギター用のアンプでは、真空管の増幅段に過大レベルの入力を行って、オーバードライブ状態に持って行き、エレキギターならではの歪んだ音を故意に作ることが多くなります。

 このために、多くの増幅段を重ねたり、真空管の電源電圧を通常よりも大きくしたりすることになるものですが、さらに、動作点をあえてずらして上下非対称の波形を作り、偶数次の高調波(倍音)成分を多くして、聴き心地の良い歪んだ音色にするといったことも行います。
 また、単純に高ゲインを得るためから、負帰還をかけることは少なくなるといったこともありますが、歪みの利用はプリアンプ部だけでなく、パワーアンプ部やスピーカーで発生する歪みも適度に利用することになる、ということもあります。

 従いまして、このあたりは、なるべく歪ませないことを心がけるようにする一般のオーディオアンプとは発想が全く異なることになりますゆえ、オーディオ系のかたには奇異なことに思われるかもしれませんが、どうか御理解いただければと思います。

 
 あと、ギターアンプにおいて、今日でもトランジスタアンプよりもチューブ(真空管)アンプを多く使う理由は、上述もしましたが、チューブのほうが、その特性により、オーバードライブさせて波形を歪ませた時に偶数時の高調波を主として得やすいからです。
 逆に、エレキギターでも、歪ませないクリアな音を出す場合は、トランジスタアンプを使うことも多くなるものです。(曲に応じて、チューブアンプとトランジスタアンプを切り替えて使うこともあります。)
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これは想像です。



インピーダンス・トランジスタ→12AU7→EL34 単管Aクラスアンプ。
例えば、こうなっているとして、

★ 増設はしないが、ベターだと思います。相当・無理をして
7ワットを出しているようです。太い音を出すためには、
電力管の馬力を上げて、前段に、負帰還をかけてやります。

このセオリーで進めるならば、ギターアンプそのものをして、
馬力のある物に買い換えるべきだと思います。

★ へたに、改造すると、歪みが激しくなり、
ギター あるいは エレキギター の 弦の響きが
損なわれるからです。また、トランジスタ(LSI)電力
アンプの時代に、あえて真空管を使うのは、
入力される信号が、弦 だからだと、思います。
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 プリ部に×1本、パワー部×1本ということですので、シンプルな真空管の回路の小型のアンプ(ミニアンプ)か、または、トランジスタ(あるいはモデリング)の回路との併用のハイブリッドタイプのアンプかと思います。



 このタイプのアンプに関しては、真空管の数を増やすことは、回路の大規模な改造、と言うか、根本的に回路を変更する必要があるので、アンプ内のスペース的にもこれはかなりむずかしいことになります。 もし、可能だとしても、電源の容量も増やす必要もありますから、改造にはかなりの金額がかかるでしょう。(⇒新たにアンプを購入されたほうが良いかも?ということになります。)

 したがって、音色/音質を変えるに当たっては、NO.1のかたも書かれていらっしゃるように、使用されている真空管(チューブ)を他のタイプにものに交換するか、あるいは、回路上のコンデンサー等の素子の値や種類を変えて対応するといったことになるでしょうか。


 プリ管に使われているチューブは12AX7あたりでしょうが、1本の回路では、あまり音を歪ませることは出来ないはずです。
 よって、求められている”太い音”というものが、もし”より歪んだ音”ということを意味されているのでしたら、やはり段数を増やすことになりますので、上述したようにむずかしいことになります。(ただし、1本のままでも、中国製の12AX7等に変えれば、多少はより歪んだ音にすること等は可能ではあります。)

 これに対し、NO.1のかたが書かれている”パワー管をEL34にする”ということは、”パワーアンプ部であまり歪まないようにして、音ヤセのない太い音にする”という意味となりますが、”太い音”ということが”歪み”とは関係のないことでしたら、同様にプリ管も歪みにくいタイプにすれば良いということになるでしょうか。

 しかし、現在、かなり音は歪むけれども、それにおいて”音ヤセの大きい細い音質になってしまう”といったことであれば、これは、プリアンプ部でのトランジスタやモデリングの回路との併用のせいかもしれませんので、これの対策はなかなかに困難になってくるものです。


 ということで、現在使用されているアンプに手を加えることが可能か?、あるいは、それが価値があるか?はわかりませんが、専門店に問い合わせて、相談されてみれば良いと思います。


 ちなみに、プリアンプ部での真空管の数は、上記のように、”いくつかの増幅段を重ねて歪ませるために数を増やす”ということか、あるいは、”クリーンとハイゲインといったように、異なった音のチャンネルの回路切り替えを設けるために数を増やす”といったことになります。
 これにおいては、プリアンプ部の最終的な出力は、他の色々な機器にも接続できるように、ある程度一定のレベルに調整する(⇒大き過ぎる場合はレベルを下げる)のが一般的ですから、”真空管の数=出力”ではないものです。(電力という意味での出力でもないものです。)
 すなわち、”段数を上げて歪ませる=出力アップ”ではなく、これは単に”音質を変える”ということだけになるわけです。

 パワーアンプにおいては、中型以上のアンプでは、効率良く出力を得るために、プッシュプル方式という回路にて2本または4本のチューブを使うのが通常です。
 よって、”1本よりは2本”、”2本よりは4本”、ということで出力が大きくなるとは言えるのですが、実際には電源電圧やスピーカーの容量/大きさ等を中心に出力が決まってくることになります。(これに伴う、各素子の値と回路構成も重要ですが)

 このようなことで、ギターアンプにおいて”音質に関わる真空管の数”という意味でのものは、”音を歪ませる”ということが中心になると思っていただいて良いでしょう。
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この回答へのお礼

なんどもありがとうございます。しかし、申し訳ないのですが、まだわからないことが2点ほどあります。もし可能ならお答えいただけるとうれしいです。
1、「”太い音”ということが”歪み”とは関係のないことでしたら、同様にプリ管も歪みにくいタイプにすれば良いということになる」という部分なのですが、具体的に歪みにくいタイプはどういった真空管か教えていただけるとうれしいです。

2、太いクリーンの音、細いクリーンの音の違いがわかりません。太いクリーンな音というのは細いそれよりも歪み成分が多いということになるのでしょうか?たとば、Dr.zなどのアンプは太いクリーンな音がでますが、真空管は1本ではありません。太く暖かい音がします。これはクリーンだけれども歪みの成分が多いからということになるでしょうか?

お礼日時:2008/04/10 09:40

管の名前を知らせてほしい。


それが分かれば、おおよその回路構成が知れます。

アドバイスしたくても、このままでは????

この回答への補足

申し訳ないです。はじめからかいておけばよかったですね。以下のページに詳細書いてあります。
http://www.kitaharagakki.com/3273.html

補足日時:2008/04/09 11:25
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アンプにプリ部に×1本、パワー部×1真空管がついているという事で、それがどんなアンプ・ヘッドなのか予想できないのですが1つづつしかない真空管の数を増やすよりは、真空管の種類を変えた方がいいんじゃないかと思います。

(個人的意見ですが・・・)

たとえばパワー管一つとっても6L6系よりは、EL34系の方がお望みの温かみのある太い音、いわゆるブリテッシュ系の音に近付くと思います。また、同じEL34系が乗っていてもメーカーごとでも音もかなり違うのでそれらを変えていっても面白いと思います。

増設に関しては出来るかもしれませんが、正直ちょっと分かりません。

基本的に真空管の数はアンプの出力とも関係してます。
代表的なマーシャルの真空管はプリ部で2段階増幅ですが、5150などのハイ・ゲインはプリ管を5本も使用して3段階以上の増幅をしています。
なので管が増えれば基本的な事を言えば、出力が上がります。
しかしプリでもすべてがゲイン・アップに使用されているわけじゃないので、その辺の構造を理解しておく必要があります。
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