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銀行と証券会社の違いを教えてください。
貯蓄から投資の流れの中で、証券会社の役割はますます大きくなるだろうと言われていますが、実際銀行でも保険も投資信託も売れるし、株もそのうち売れるようになる(もう売れる?)ので、違いがよくつかめません。
銀行は預金を行っているという点で、証券会社とは違うと思いますが、そのほかに投資に関わる部分で何か違いはあるでしょうか。
知識がないのでわかりやすく説明してくださると助かります。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

銀行も保険会社も証券会社も、金融商品を扱うという点では同じですが、扱い方が異なります。



・銀行
資金を集め、その資金を元手に貸し出しを行います。集められた資金は、預けた側から見れば預金ですので、金利をつけて銀行が返すことになります。
また、決済手続きのための当座機能(小切手・手形など)は銀行にしかありません。

・証券会社
資金を集めるのではなく、顧客の株取引の仲介を行い、取引手数料で利益を出します。
また会社の株式上場などのとき、新株の引き受け(引き受けて顧客に販売する)ことなども行います。
証券会社は東京証券市場などの取引資格を有しています。
ちなみに、上場企業などの株による資金調達だけを専門に行うものに、投資銀行というもものありますが、銀行といっても内容は証券会社に似ていて、自己資本をあまり持たないために銀行といいます。
(証券会社は自己でも取引を行うため、資金・株などを持っています。これが会計上資本とされます)

昔は銀行の役割と証券会社の役割はちがったのですが、今では会社の資金調達という点から見て、どちらか有利なほうを選んだりしますので、垣根が低くなっています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
たいへんわかりやすかったです。

お礼日時:2008/04/30 11:32

投資に関しては専門用語でいうところの直接投資か間接投資かの違いです。


銀行の場合は預金者と借りる人の間で仲介をする間接投資です。
預金者が銀行でお金を借りている会社の人に会うということはありません。

これに対し、株式は出資者と企業が直接やり取りをする直接投資になります。
株主は企業の台帳に記帳されますし、株主総会へ出席することもできます。
会計上の記帳も株式は資産、銀行からの借入金は負債に計上します。

現実的な業務の面ではインフラ設備の違いです。
大きな企業では通常基幹系と情報系という二大コンピュータシステムがありますが、
双方で即時性、保守性など求められている機能が違いすぎますので、
同一インフラ内で兼業というのはできません。

それでもメガバンクなどは積極的に証券業務に進出しています。
業種的な違いははっきりしていますが、グローバル化が進めば
銀行と証券という業界としての垣根はなくなってくるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2008/04/30 11:32

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