No.3ベストアンサー
- 回答日時:
アリストテレス的な完全な円というふうな単純な天動説はもともとすぐに廃れました。
プトレマイオスの天動説が長く信じられたのは彼の言う複雑な円軌道で目に見える範囲の現象は説明出来たからです。月食のとき地球の影で円形に月が欠けることは天動説でも説明出来ます。星座の移動も惑星の逆行も天動説で説明出来た。仮想的な円軌道の上で惑星は円軌道というわけです。
プラネット(惑星)は惑う(まどう)星です。火星の逆行がよく知られるが空で右に行ったり左にいったりする。
ガリレイの弟子の時代になると望遠鏡が発達したので金星が大きくなったり小さくなったりすることが観測できるようになります。これは金星と地球の距離で起きるわけだが天動説では説明出来ません。
地動説はプトレマイオス以来だがプトレマイオスは慎重な表現した(それでわかる人には意味がわかった)
ガリレイはやや不用心に出版したが異端裁判受けて自説を撤回する。弾圧はなかったという珍奇な説はあるが「教会敷地内では言ってもいい」というのが言論の自由とはいえません(街中で話したらダメってことです)
天体を観測出来るようになったのが天動説が廃れた理由です。観測と説明があわない。
いまでも教科書ではガリレイが望遠鏡発明したなどという珍奇な言い方はあるが、その当時には(レンズ持っていれば)誰もが望遠鏡的なことは試したでしょう(^^) 系統的に天体を観測し記録残したのがガリレイというだけです。
いまから900年くらい前に超新星が爆発した(1054年)。夜でも昼のように明るかった記録は中国や日本に残っています。ヨーロッパ人は文盲(字が書けない)で記録用紙持っていなかったから記録残さなかった可能性はあるが、これまでのところ教会やカトリックには1つの記録もないです。
いまではかに星雲として知られる星の爆発の残骸です。この現象は肉眼で見えるが、天動説では説明出来ません!
No.4
- 回答日時:
天動説に対するトドメは光行差と年周視差で, これらは「地球が動いている」と考えない限り説明がつきません. いずれも太陽系外の天体に対する現象であることもポイント.
なお「地動説だと正しく計算できる」という説明がされることもありますが, 実際には「最初の地動説」は「当時の天動説」に比べて精度は悪く, はっきりいって「使いものにならない」レベルでしかありませんでした.
No.2
- 回答日時:
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