プロが教えるわが家の防犯対策術!

水中で目をあけるとぼやけてほとんど見えないのはなぜ?
眼鏡をかけてないからかとおもって眼鏡をかけてみたけれど、大差なかったのはなぜ?
ゴーグルをかけると水中がよく見えるようになるのはなぜ?
目ではぼんやりとしか見えないのに、水中カメラははっきり映像を映すのはなぜ?
誰か教えて!

A 回答 (2件)

これは人間の目の水晶体等の屈折率が空気中の屈折率に適合しており、


水の屈折率と合わないために起こる現象です。
では、なぜ水中メガネを付けると見えるのかと言うと、これは目の直前に空間があり、直接水に触れていない状態になるためです。
このように水中メガネをかけることにより、屈折した後の映像を空気中で
見ている状態を作り出しています。

水中カメラも同じように防水の耐圧ハウジング内に入れた状態で、
一度空気の層を間に挟んでいます。

ちなみに水中での視力のことを「水中視力」と言い、
ミャンマーのモーケン族は水中視力が優れていると言われています。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/~ganka/moken_2.htm
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど!普通の人間は水中視力が低いんですね!
じゃあやっぱりマンガとかのようにはっきりとは見えないんですね
わかりやすい回答ありがとうございました

お礼日時:2008/04/14 01:42

結局は#1さんと同じことなんですが、説明してみます。



人間がものを見るには、まず対象からやってきた光を目のレンズで網膜に映す必要があります。
レンズで光を屈折させて映すわけですが、なぜレンズで光が屈折するかと言うと、レンズと空気の屈折率に違いがあるからです。

空気の屈折率は約1.000292
一方、人間の目(水晶体)の屈折率は約1.43で、
約1.4倍ほど違いがあるので充分に光が屈折し、網膜に像を結ぶことが出来ます。

しかし、水中では先ほどの空気の屈折率を水の屈折率に置き換えて考えなければいけません。
光は水と目の境界で屈折するからです。
水の屈折率は約1.3334で、
水と比べて約1.07倍ほどしか違いません。
そのため水中では目のレンズでの光の屈折が充分ではなく、結果、像が網膜より後ろに結ぶのでいわゆる『遠視』のような状態になります。
このためぼやけてしまって鮮明に見ることが出来ないのです。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!