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不良債権って何ですか?
あと経済に詳しくなるにはどうすればいいですか?

A 回答 (6件)

すごくいい質問です。

マスコミでも定義がしっかり説明されないまま情報がひとり歩きしていて、たいへん問題だと思います。
さて、ご質問に対する回答です。
一般に「不良債権」と言うと、「貸したけど返って来ない金」というイメージがありますが、正確にはそうではありません。
銀行の貸付金は、金融庁のマニュアルに沿って返済の確かさの度合いにより、(1)から(4)の4種類に区別されます。(銀行用語で「分類」と言います。)
大ざっぱに言うと、(1)は返済に何ら心配ない債権(正常債権)、(2)はやや心配な債券、(3)は破綻懸念先に対する債権、(4)は実質破綻先や民事再生法など法的に破綻した先に対する債権です。不良債権とは上記(2)、(3)、(4)に分類された債権のことを言います。
ただ、同じ不良債権と言っても、(2)と(4)では全く意味が違います。(4)はほとんど返ってこない債権ですが、(2)は実際にはほとんど返ってくる債権です。
例えば、借り手の企業が2期連続で赤字決算をした場合、基本的には要注意債権として(2)に分類されます。(←預金担保など確実な担保がないかぎり)
毎月の返済が1回も遅れていなくても、銀行に一切迷惑をかけていないつもりでも正真正銘の「不良債権」です。しかもこの種の(2)分類債権が不良債権の大半を占めているのが現状です。
「不良債権を処理する」と言う時、一体どの不良債権を「処理」するのか、しっかり確認する必要があります。(2)分類債権も全て「処理」するのであれば、大変なことです。連続赤字企業には一切金を貸すな、潰してしまえ、ということになるからです。今のご時世、健全な(?)、頑張っている赤字企業を助けるのが銀行の大切な役割だと思います。某大臣が必要以上に銀行の貸出資産の査定を厳格にして、それを阻害するのは悲しいことだと思います。(某大臣は一方で貸し渋りはいかんと言っているのですから、全く矛盾します。まるで、無責任な上司が相反する指示を部下に出し、自身の保身をしているのと似ている気がします。)
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こんにちは。


 
 「不良債権」とは、銀行などの金融機関が貸したのに返してもらえないお金のことです。どこまでを「不良債権」とするかには、色々基準があります。

 突然経済に詳しくなることはできませんが、次の本を読むと、経済ニュースなどを理解できるレベルには絶対になれますので、我慢して読んでみてください。

 池上 彰(NHK子供ニュースのパパ)『なるほど!日本経済早わかり』
 →これには、「不良債権」「ペイオフ」など、今更人に聞けないような用語が、とっても簡単に書いてあります。
 細野真宏『経済のニュースがおもしろいほど分かる本』
 →予備校の講師だけあって、教えるのが上手です。この人の後に、似たような方がたっくさん出ました。

 山下景秋『日本経済のことがおもしろいほどわかる本』
 →細野さんのと似てますけど、2冊読めば復習にもなっていいと思いますよ。

 『経済学』の本など読んでも、時間がかかるし難しくて、「不良債権」なんて説明してありません。あなたが、学問ではなく、日々の経済ニュースを知りたいという目的であれば、以上の、少なくとも2冊を読んで見てください。これすら読めない場合は、経済の得意な人と友達になって、しょっちゅう答えてもらうことでしょう。
 貴方のような方は、結構多くて、経済は、「分からない」「難しい」と言います。こういった本が最近たっくさん出てきたのだから(以前はなかったから本当に苦労しました)、経済の理解には、大変有効だと思います。

 それでは頑張ってください。
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どうも、カプリコーンです。



早速、答えてみたいと思います。

不良債権>良くない債権

債権>売掛金を回収する権利?

例:一つのゲームセンターがあります。客を呼ぶためにプライズゲームを後払いで買いました。
そのときの取引先、ゲーム機の卸会社に渡したのが支払手形、要するに債権です。
しかし、中に入れる商品をケチってしょうもない物を入れていたため、2週間で潰れてしまいました。
そのゲームセンターが支払うはずだった卸会社へのお金は会社が潰れてしまっていたため当座預金には1円も残ってませんでした。
(普通、取引に使われるのは小切手の使える当座預金)
よって、ゲームの卸会社が持っていたゲームセンターの支払手形は不良債権と化したのでした。

(続きとして、その支払を運転資金として当てにしていたので、あおりを食って卸会社も倒産してしまいました。というパターンもありえる。)

ゲーム業界は順風満帆のようでこれには当てはまらないかもしれないですが。

経済に詳しくなるには・・・、興味を持つことですね。
日経、産経新聞買ってもいいし、簿記を勉強するのもいいですよ。
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 経済に詳しくなるためには、KAMOCHAさんの意見に私も賛成でやっぱり「株」でしょう。


 自分で働いて稼いだお金で買った資産の価値(株価)が日本経済の動向によって上下するので(場合によっては紙くずに。。)、自然と経済に関心が持つようになると思います。
 また、株を買った後に日本経済の情報を収集するには、活字が得意なら比較的平易で読みやすい「日本経済新聞」、テレビなら「ワールドビジネスサテライト」が良いと思います。
 参考になればと思います。
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 経済に詳しくなるには、株を買うのが一番です。

(^_^)b

 10万円ほどでよいので捻出して証券会社へ行き、どれか1つか2つの気に入った銘柄の株を買います。

 するとあら不思議、半年後にはまず確実にいっぱしの経済通になっていることでしょう。(^o^)

 よく、スキーやゴルフが巧くなりたければ上等な道具を買え、といわれますが、それと似ています。 具体的に自分の財布に影響が出て、努力次第でそれを変えられるとなると、自然と、今まで見逃していたいろいろな物事を吸収できるようになります。

 おためしあれ。(^o^)b
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不良債権とは、取引先が経営不振や倒産などで破綻して、売掛金や貸付金などの債権が、回収できなくなったり、約束よりも長期間で回収する債権など、回収が滞っている、正常ではない債権のことを云います。


詳細は、参考urlをご覧ください。

経済については、下記のページをご覧ください。http://homepage1.nifty.com/economics/

参考URL:http://www5.ocn.ne.jp/~sekaihe/huryousaikentoha. …
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