なぜ抗がん薬で腎障害になるの？

こんばんは。医療系の質問になりますが。
抗悪性腫瘍薬（抗がん薬）の副作用で腎障害が起きるのは何故でしょうか？
メカニズムをわかりやすく教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

No.2 ベストアンサー 回答者： doc_sunday 回答日時： 2008/04/19 21:26

白金系の抗がん剤が有名ですが、下記のような一般向け広報がありますのでご覧下さい。

↓pdfファイル(無料、全文読めます）付き。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/127/6/12 …

この回答へのお礼

適切な資料を教えてくださってありがとうございました（´ω｀）
非常に役に立ちまして、次の病院実習に向けて頑張れるような気がしました。とても嬉しかったです！！（´∀｀）

お礼日時：2008/04/20 15:49

No.1 回答者： Mandheling 回答日時： 2008/04/19 20:45

抗がん剤にもいろいろあって、どれも腎障害が起こすわけではないと思いますが、

一般的に、抗がん剤は猛毒なので、（健常人にとってまさに百害あって一利なし）
副作用は必ずでますし、他の薬に比べて強く出るものです。
当然、腎臓への負担も大きいと思われます。

病院の調剤室では毎日調剤が行われていますが、
通常の薬なら多少吸ってしまっても人体には何の問題もないのですが、
抗がん剤は、陰圧室内のさらに安全キャビネット内で行い、
調剤している薬剤師が、また他の薬に、
抗がん剤にわずかでも暴露されることの無いようにしています。

この回答へのお礼

早急なご回答、ありがとうございます。
私の質問の仕方が悪かったのだと思いますが、私が知りたかったのは、なぜ“当然、腎臓への負担も大きいと思われます”なのかということなのです。偉そうな言い方で申し訳ありません。

たとえば、抗がん薬で骨髄抑制が起きるのは、骨髄の正常細胞が抗がん薬により増殖を阻害されてしまうからですよね。そして、骨髄抑制が起きることで血球が作られなくなるので赤血球が少なくて貧血になり、白血球が少なくなり易感染状態になり、血小板が少なくなるので出血傾向になるという障害がありますよね。だから創をなるべく作らないようにするのが大切ですよね。

たとえば、感染症にかかりやすくなってしまうのは、抗がん薬の作用により、免疫に役に立つリンパ球（Ｔ細胞・Ｂ細胞）の分裂が抑制されてしまうから免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなってしまうのですよね。

ですが、なぜ腎障害は起こりやすいのでしょうか？　そのメカニズムが知りたいのです。抗がん薬が、身体に吸収されるまでの間にどう作用するのでしょうか。どう影響してしまい、腎臓に負担をかけてしまうのでしょうか。それが知りたかったのです……。
本当に偉そうな物言いで申し訳ありません。そして、早急に解決しようと試みてくださって嬉しかったです。ありがとうございました。

お礼日時：2008/04/19 21:02