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個々の、大学の卒業率について知りたいです。なるべく多くの回答をもらいたいです。(これを入学のひとつの判断材料にします。)よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

卒業率を公表している大学は、ほとんどありません。

そのようなデータが散見されたとしても、アバウトな推測値に過ぎません。算出基準の異なるデータを比較しても、客観的な判断材料にはならないのです。
それと、卒業率という数値が、単純に卒業の難易度を表すものではないことは、参考URLに貼った過去の質問で議論されている通りです。
仮に、各大学の卒業率を正確に比較できる精度の高いデータがあったとしても、卒業率の高い大学だから卒業が容易だとか、低いところだと無理そうだとかという問題ではありません。通学課程なら、卒業に関する条件は同じでしょうが、通信課程は、各人で抱えている学習環境が異なります。同じ条件の中で競い合うのではなく、各人が孤独な状況の中で自分との戦いを続けるのですから、モチベーションの方向性が違います。

通信制大学を選ぶきっかけは、まず自分が何を学びたいかです。専攻分野を特定するだけで、大学の数はかなり絞れます。自分の適性に合わない、関心が薄い分野を専攻すると、モチベーションは1年足りとも続きません。
さらに、各大学を比較する場合に注目すべき点は、何よりも各々の履修システムの違いです。
通信課程での単位修得にあたっては、特にスクーリングの態様が重要になります。卒業の要件として所定数のスクーリング受講が義務付けられているからです。
スクーリングのスケジュールを見て、休暇を取るのに可能な日程か、会場へのアクセスは容易か、あるいは、自宅で受講できるようなネット上での授業配信を実施しているかなどを、入学案内やHPを見ながら様々な角度で検討する必要があります。

それでも、卒業率についてのお尋ねなので、その捉え方を述べます。
既述のようにネット上で散見されるデータは、主観を含んだ推測値です。多くの学生を募集する都合上、各大学が反宣伝的なデータを公表していないため、信頼性のない数値が存在するのもしかたないことです。
各大学の状況によって若干の変動はありますが、卒業率は概ね1割程度です。また、卒業までの年数は、4年のカリキュラムに対して平均で8年前後です。
このように卒業率が極端に低い旨を回答すると、主観的な観点から反論が出ることもあります。しかし、全入学者数に占める卒業者数の割合を機会的に算出すると、どの大学でもだいたい同じような値になります。
ただ、入学者数の中には、教科書を一度も開かないで放置している人や、極端な場合は送付された教材の梱包も解かないままで終わる人、つまり、当初から勉強する姿勢を放棄している人数も含まれます。
これを除外して、履修システムの流れに乗って勉強を続けている人たちを母数にすると、卒業率は20~25%程度に上がります。
これでも、卒業できる割合が全体の1/4にとどまるのは、各単位修得試験の前に所定のレポート作成が課されることがネックになるからです。
このレポートの評価は厳しく、何回も再提出させられる場合もあります。いくら、忙しい中から時間を作って理想的な計画を立てたとしても、これでつまずくと先に進む見込みがなくなります。
そこに、仕事が多忙だという時間的な制約なども重なることによって、全体の半数は途中で挫折するのです。
残りの半数は勉強を続けますが、その中の半数は在籍年限(12年)を超過して除籍になってしまい、結局は、まじめに勉強に取り組んだ人たちの1/4しか卒業できないのです。

以上のことから、大学の卒業率を比べても大した意義はなく、肝心な点は、自分のモチベーションをどのように維持するかに尽きるのです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1101565.html,http:// …
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ある通信制大学の説明会に参加したことがあります。

その説明会で担当者が話していました。やはりANo.1のmorimaru47さんのおっしゃるように4年で卒業はかなり少なかったように感じます(この情報は私に必要なくメモが残っていません)。
通信制大学の合同説明会がありますので、そこでいろいろな大学のブースを回って担当者にちょっとだけ聞いてみるといいと思います。

しかし、単に4分の1といっても、さいころを振って4人に1人が卒業できるものではありません。やらないと卒業できません。
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