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「生まれつき耳が聞こえなくても、口の形や舌の使い方などを学ぶことできちんとした発音ができる。」ということを聞いたことがあります。そういった仕事にたずさわりたいと思うのですが詳しいことがわかりません。具体的な内容や必要な資格、またそういう教育をしている学校などを教えてください。

A 回答 (4件)

私もその資格を目指していた者です。


おそらく言語療法士(ST)の事ですよね。
そのつもりで書かせていただきます。
長くなりますがゴメンナサイ。

STは、聴覚障害・音声機能障害及び言語機能障害の
リハビリテーションを行う専門職のことですが、
民間資格のため、定まった名称はなく、
医療言語聴覚士や臨床言語士と呼ばれる場合もあります。

聴覚障害だけでなく、咽頭ガンや脳性麻痺の方
子どもの発達遅延などによる言語障害なども対象になります。

生まれつき聴覚障害がある為に、
発語ができないケースも多いことから、
療法士は言語機能訓練だけでなく、
聴覚機能訓練を行う場合もあります。

療法士は原因を発見し、患者の言語機能を訓練し、
回復を計るために、医師や各リハスタッフ・
手話通訳士との連携をとりながら訓練をすすめます。

病院の他、心身障害児施設や聴覚言語障害者更正施設などが
職場になります。

資格を取るには、2年程度の養成校を卒業する必要があります。
養成校卒業と同時に有資格者となります。

また、学校で言語指導に従事する場合には、教員免許も必要となります。
教員志望者は、大学で行われている特殊教育の一環である
言語聴覚障害に対する教育を受けなくてはなりません。

私の持っている「医療と福祉の資格ガイドブック」という本に
資格の取れる養成校について等詳しく書かれているのですが、
住所しかわからず、この際と似載せては行けないようなので、
本屋さんで同書を探していただくか、
医療福祉系大学を中心にその資格を取れる学科がありますので、
大学案内をご覧下さい。
また、以下のページ(みみだより323号)が
何か参考になればと思います。

あと、手話通訳士の資格を併せて持っておくのも
大事だと思います。

では、頑張って下さい。

参考URL:http://www.normanet.ne.jp/~mimi/mimi323.html
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この回答へのお礼

miyonさんのいうとおり今まで言語療法士のことをずっと調べていました。それだけではなく、手話通訳士の資格も大事なんですね。「手話通訳士」という名前は知っていたのですが、詳しくは調べていませんでした。HPも参考にさせていただきます。詳しく教えていただきありがとうございました。かなり参考になりました。

お礼日時:2001/02/14 22:36

ろうの子たちは、泣きながら口話を練習しました。


聾学校では、手話は動物的である、口話でなければ健聴者とコミュニケートできない、といったような理由から、口話を教えていました。
でも、みんな苦労しました。
私が高校生で手話サークルにいた時分は、さすがに手話禁止令は聾学校でも取りやめていたようです。


英語は確かに必要でしょう。
でも、私は日本に住んでいて、英語を使わなければいけない状況に全く出会いませんでした。
しかし、ろうの人は確実に日本に住んでいます。
私が手話が使えると分かったとたんの、ろうの人の笑顔。
外国で日本人に会う以上ものがあるんですよ。
うちの子のクラスにもろうの子がいて、みんなで手話を使っています。
英語も大事ですが、この年で手話を使っていけば、母親の私はいずれ追い抜かれてしまうでしょう。


ろうの人に私達の文化を合わせてもらうことも大事かもしれませんが、私達こそろうの人とコミュニケーションをとることを考えるべきだと思います。
口話の資格より、手話を覚える気はありませんか。
日本語ができれば、どなたでも修得できますよ。
通訳士になるのはかなり難しいですが、ST資格を取りたい意欲があれば、きっとmahiruさんにも取れることだと思います。
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この回答へのお礼

手話もとても大事なことだと思います。手話は昔とは違って関心もふえ手話教室なども多くみかけるようになりましたが、やはり使える人が少ないのは確かです。もし口話でのコミュニケーションができればコミュニケーションの幅が広がるのではないかと思ったのです。とても参考になりました。いろんな人の意見も聞けてとてもためになりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/14 22:43

 これを確か「口話法」といったと思います。

「手話」に対するもので、聾学校では伝統的にこの方法で教育がなされてきたと聞いています。その理由は「社会の中で自立するため」ということだったと思います。
 手話はまだまだ健常者なら誰でも使いこなせると言うものではありませんし、地域ごとの違いもかなりあります。そのような社会の中で生きていくために、手話に頼らないコミュニケーションの訓練として行われているそうです。
 ですから、ご質問の趣旨ということで言えば、「聾学校の教員」になるということになるのではないでしょうか。資格としては教員免許状、大学のしかるべき学部学科で勉強するというのが回答になります。
 ただし、私自身、教育学部卒業で特殊教育(あまり好きではない言葉なのですが)2級の教員免許状を持っています。けれども大学で実際に口話法の授業などがあったわけではありません。現在はどうか分かりませんが。
 どちらかというと実際に現場で学ぶことになるのではないでしょうか、私の知っている範囲では口話法の資格というのは聞いたことがありません。
 先に回答があったようにこれからは機械がどんどん進化することは考えられます。しかし、学校現場、教育現場で機械にまかせっきりということは考えられません。機械を使うのは人間であり、メンタルな面でのサポートも必要でしょうし、やはり、そこに教えてくれる人がいると言う安心感は機械で代用することはできません。
 現実に道が開けるかどうか無責任なことはとてもいえません。あとはご自分で判断なさってください。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすくて大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/14 22:29

回答ではありません。


 果たしてそういう仕事に将来性があるのかどうか、ちょっと疑問に感じます。

 既に、聾者が発音練習をするためのソフトが開発されています。PCのマイクに向かって発音すると、その波形と、正常な発音の波形とが図形として比較できる。また正しい舌や口の動きをグラフィックで見せてくれる。このようなシステムを使えば独習が可能です。これがポータブル、ウェアラブルになれば、いつでもどこでも自分の発音チェックができるようになるでしょう。
 いずれこのような、自分で訓練できる安い機械と競合することになったら、とても食べて行けなくなりそうです。杞憂なら良いのですが...
 むしろ、こういう機器の研究・開発・改良においてキーマン的な役割を果たすという事を目的に、勉強の一環として実地に発音の訓練を手伝う経験も積む、というのなら見込みがありそうです。他に、音響学、音声学、言語学、信号解析、音声認識、人工知能、人間工学などの幅広い知識を浅くても良いから習得しておくのが望ましいと思います。勉強にはむしろ大学の工学系の方が良さそうですね。最近ではリハビリ機器・介護機器などを専門で研究している研究室も多くなってきています。
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この回答へのお礼

発音練習をするためのソフトが開発されていたことも知らなかったです。実は私がこの話しを聞いたのが5年以上前ですから、そういうソフトが開発されてるのも当然ですよね。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/14 22:25

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