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pHメーターの説明書に
「KCl補充用の穴は絶えずあけておきまよう」と書いてあります。
その理由として
「サンプルからの汚染を防ぐため」とあります。

どういうことか説明してくれませんか?
穴を開けておくと二酸化炭素がとけ込んでKCl溶液のpHが変わってしまうと思うのですが。。。。

A 回答 (2件)

穴を閉じたまま使用すると、圧力の関係で、サンプルが電極液(KCl溶液)の方に逆流し、電極液(KCl溶液)にサンプルが混入(汚染)します。



開放しておく事により、電極液(KCl溶液)がサンプルに浸透する事が保証され、正しく測定出来ます。

それに、閉じて測定すると電極液(KCl溶液)がサンプルに浸透するのが阻害され、メーターの反応が鈍ります。

測定時は開放して使用し、未使用時にのみ穴にキャップすれば良いのですが、キャップしたままだと温度変化による膨張・収縮で内圧と外圧に差が出る為、測定機に深刻なダメージを与える可能性があります。

なお、二酸化炭素がとけ込んでKCl溶液のpHが変わるのは「起きて当たり前の事」であり、その為に「標準液を使って校正を行ってから測定する」のです。
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電極内部液は、ジャンクションと呼ばれるガラスのすり合わせ、もしくは多孔質セラミックを通じて、検液と接しています。



KCl補充口をふさいでしまうと、温度変化等で電極内部が負圧となったとき、ジャンクションより、検液を吸い込んでしまいます。

この影響は、CO2がKClに溶け込むよりもずっと大きく、特に金属イオンを吸い込んだ場合などは、比較極Ag-AgClが破壊され、使用不能になります。
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