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今ではカメラもフィルムも撤退しました。
旧コニカ社員と旧ミノルタ社員の仲もよくないことを聞きました。
この先、この会社は生き延びることはできますか?
生き延びるとしたら、どの分野でしょうか?

A 回答 (3件)

 localtombiさん こんにちは



 M&Aの結果として合併前の旧会社社員同士で仲が悪い例は多々有ります。私の母の友人の旦那さんで某銀行の支店長をしている方が何名がいるのですが、1つには三井住友銀行の場合では仕事上上司であっても旧さくら銀行の方(現在上司)が死亡した場合旧住友銀行(現在部下)の方は葬儀にも行かないそうです。その位旧会社同士で付き合わないと言うのが常識化しているみたいです。ですから「旧コニカ社員と旧ミノルタ社員の仲が良くない」と言うだけで合併が失敗と考えるのは大間違いです。

 単にカメラ部門だけを考えたら、合併は失敗だったかもしれませんね。それはペンタックスとホヤのM&Aの場合は、ペンタックスブランドのままカメラ部門を残した例がありますから、ソニーにカメラ部門を譲渡しなくても良い方法が有ったのかもしれません。それをしなかった訳ですから単にカメラ部門だけを考えたら失敗だったでしょう。

 しかしどちらの会社もカメラ部門以外の製品を作っています。例えばコピー機で言えばどちらもマイナーブランドでしたが、合併することでマイナーなりに合併前と比べたら強いブランドになった感じを受けます。
 ペンタックスとホヤのM&Aの場合は、ホヤ側としてはペンタックスのカメラ部門と言うより医療器具部門や測定機器部門が魅力で合併したと聞きます。それと同様で、コニカとミノルタのM&Aの場合はコニカの医療機器部門にミノルタが魅力を感じ、ミノルタの新たな技術を導入して一早く他社とは違う一歩先んじた製品作りが出来る工業技術にコニカは魅力を感じたんだろうと思います。そう言う両社の思惑が美味い事行って今まで以上の質の良い製品が作れれば、結果としてこのM&Aは成功だと思います。

 結果としてのカメラ部門の撤退と言う一部の事だけで、合併は失敗と決め付けて考えない方が良いでしょう。京セラだってコンタックス事業部と言うカメラ部門を撤退しましたが、会社全体としては十分利益を出している優良会社です。同じ例では洗濯石鹸等で有名な花王も昔はフロッピーディスクを作っていましたが、今は撤退しています。でも花王事態は黒字の優良会社です。

 以上より合併した後の1つの会社の1部門が撤退したからと言って、合併は失敗と考えるのは早計過ぎると思います。
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この回答へのお礼

なるほど、一側面で語ってはいけないということですね。
確かにおっしゃる通りですね。
一方の社員が創造的な企画を提案したら、もう一方の社員が「それはうちの領域だ」言って、お互いに企画の潰し合いをしている事を聞きましたが、社内モチベージョンが高まらないと、結果的に企業パワーの衰退に繋がっていくような気がしました。

でも、おっしゃっている通りならば杞憂かもしれませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/11 11:47

> コニカミノルタの合併は失敗だったのでは?


A.カメラ部門に関しては、Yes!
成功だったら、カメラ部門をソニーに売ったりしません。
コニカRevioもミノルタDIMAGEも、もっと、もっと、飛躍できたはずです。

皮肉な事は、当時、コニカミノルタよりも更に業績が悪化していた、ペンタックスは国内企業は誰も相手にせず、韓国サムソングループひろわれたお陰で、業績も回復し現在に至っている事です。
本来、写真を撮る道具としては不要な(失礼、疑問を覚える)超多機能はサムソン側からの意向とのこと。

ペンタックスK20Dと兄弟カメラのサムソンGX-20
http://www.samsungcamera.com/product/pro_view.as …
ペンタックスK20Dの撮像素子はサムソン電子製です。
「smc-ペンタックス」ブランドのレンズがシュナイダーブランドで売られる事に戸惑いを覚えます。
ペンタックスは業績も回復したので、最近HOYAに吸収されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/29/n …

ミノルタファンとして、唯一の救いは、一眼レフ部門がソニーで頑張ってくれているところです。
ただ、ソニーにはコンパクトデジタルのサイバーショットがありました。
旧コニカと旧ミノルタのコンパクトデジタル部門の社員は、冷や水を浴びています。
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この回答へのお礼

回答を頂き、ありがとうございます。

いろいろと切り売りしたのですね。
ペンタックスの事情は知りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/11 11:38

合併は難しいもののようです。


多くの場合一方が他方に飲み込まれていくわけです。
今までのルール、システム、考え方が否定されるのですからつらいでしょう。

多くの銀行も合併の連続で第一勧業銀行(現みずほ銀行)には旧第一銀行と旧勧業銀行との人事部が二つあったことは有名です。さらに富士銀行・日本興業銀行と合併したわけですから内情は複雑でしょう。
 
コピーメーカーの三田は京セラに吸収合併され今は京セラ三田です。
(京セラは吸収合併を繰り返して今日に至ります。)

M&Aは世界的に起こっています。

富士フイルムはノーリツ鋼機と業務提携を結び、薬品メーカー富山化学
を傘下に入れました。

コニカミノルタも将来はわかりません、生き残る為にまた他社との合併があるかも知れませんね。


http://company.nikkei.co.jp/kessan/shihyo.aspx?s …
悪くはなさそうです。
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この回答へのお礼

回答を頂き、ありがとうございます。

業績自体は悪くないのですか。
強者が弱者を飲み込むのは仕方ないですが、旧コニカ社員が肩身の狭い思いをしているような気がしますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/11 11:34

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