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私は零細メーカーに勤めています。
なにしろ零細メーカーなので、今までまともに製品検査表や成績表といったものを作成したことがありませんでした。
ところが先日、初めて他社と共同で商品開発を行ったのですが(製造は当社が行います)
製品製造後、「製造成績表」を提出して欲しいと言われました。
色々調べたのですが、業種が違うからかどうもピンとこないフォーマットしか見つかりません。
お恥ずかしい限りなのですが、製品製造の成績表としてどういった内容を盛り込めばよいのか教えていただけませんでしょうか。
尚、商品については下記の通りです。
1)プラスチックの成型商品
2)製造年月日・ロットNo・製造本数は入れるよう言われました。
3)ロットごとに製品検査を行って欲しい。一日2回検査して欲しいと言われました。
4)一枚の成績表に、複数ロット含めてもらって構わないと言われました。

3)についてですが、これは単純に外観の良・否という形だけで良いものでしょうか?
また、使用材料や配合率なども記載する必要があるのでしょうか。
製品検査を行う際、製造責任者の印鑑(下請け工場)と、検査管理者(当社の担当者)の印鑑を押印しようかと思っています。
しかしそこまで盛り込むと単純にロットごとの「製品検査表」になるような気がするのですが。
複数ロットを羅列した「製造成績表」という事は、各担当者の押印まではいらないのかなど・・・

質問内容が分かりにくくて申し訳ありません。不足があれば補足いたします。
その他、気をつけたほうが良い点などあれば教えてください。

A 回答 (3件)

ご質問の感じでは、おそらく「製品検査表」という感覚でいいように思いますね。


私も製造業系の人間ですので、やはりメーカー側から毎回「検査表を添付するように」ということで言われています。

第一段階としては「製品検査表」と名打って、B4サイズ程度の用紙を用意します。
とりあえず右隅に「社印」を押印しておきます。
用紙はもっと大きくてもかまいません。
出来れば、検査表を見て「どんな部品か」というのが相手側も明確に分かるように用紙の「左上面部分」に「図面を縮小した物」を貼り付けてコピーした表を作るといいですね。

その下の部分には、
。品番(型番)
。品名
。材質※
などを1行ごとに記載します。
ここまでを大体用紙の「半分」くらいで収まるようにやってみてください。

次に「検査項目」についてですが、図面が存在する以上、寸法が入っているところは「公差」が入っていなくても測定して、その数値を記入しなくてはダメです。
ここで問題になるのはその「1ロットが何個単位なのか」ということと、1回の検査で「何個程度測定すればいいのか」ということです。
この2点に関しては相手側とよくご相談の上、表を作る前に明確にしておく必要がありますね。

実際の項目欄は、長方形の長~い枠を作って、それを測定する項目の数と「プラスもう1個」で区切っておきます。
1番左側の枠は使わずに開けておきます。
2番目以降の枠を1つの枠に対して「5~6個」くらいに横に区切ります。
1番上にまず「番号」。(1とか2とか)
2段目は測定した部分の名称。(外径とか内径とか)
3段目は図面上での寸法。
4段目は測定に使用した測定器具の名称。
5段目以降は実際に測定した数値を記入。
(ロットに応じて複数の場合は更に区切りを増やしてそれぞれの数値を入れる)
「1番左を開けておく」と言ったのはこれらの「名目」を記入するためです。
2段目なら「測定箇所」とか3段目なら「図面寸法」とかいった具合に各名目を入れるためのスペースです。

仕上げ段階として測定日とロットナンバー、製造個数、そして最後に「検査責任者」の名前を書いて押印がしてあれば問題は無いと思います。
最後の方に「検査の結果問題はありません」くらいのことを入れておくといいかもしれませんね。
その下に「コメント欄」を作っておくのもアリかも。

※の材質については個人的には「配合比率」までは必要ないと思っていますが、図面上に記載がある場合はやはり検査表に入れなくてはならないでしょうからこの辺についても相手側とよく相談してから表の作成をしてください。

長くなってしまいましたが、ちょっとでも参考にしていただければ、という感じです。
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この回答へのお礼

わかりやすく表の形式まで教えていただいて、ありがとうございました!
単純に、「製品検査表」で良さそうですね~。ありがとうございます。
図面も表示したほうが良いのですね。。。原料は、配合比率までは不要のようですね。参考になります!
出来るだけ簡潔なものにしたいのですが、色々考えながら作成したいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/05/15 09:59

こんにちは。

早速の補足ありがとうございます。

さて、仕様書があり図面もある。そして契約書もある。
配合の指定もある。そして製品が商品。

まず、検査項目は出来上がった物が1.図面通りの寸法か。2・規格書通りの仕様に間違いが無いか。製品を打つ前の 3・材料配合が指定どおりか。4・契約あいての求めている外観に出来ているか。

以上を書き出して、検査してみたらよいと思います。
試し射ちの時は全数、その後の検査間隔は社内で話し合いましょう。
作業者が変わったり、道具が変わったり、材料を入れ替えたり、何か不具合が発生して何か調整したときなどは検査しましょう。

寸法などの検査箇所を決めたり(図面をよく検討ですね)検査方法を決めたりしましょう。測定器を使ったり、外観などでは不良サンプルを契約相手と相談して決めます。また形状(輪郭)などはゲージを作成して検査するのも良いと思います。材料の配合時の検査・確認方法も考えてください。

色々考えて最低限の検査項目を試しに決め込み契約相手とそれで良いか相談して、双方がよければ(あまり厳しい要求は単価を考えて相談しましょう)文章にしておくと後々クレームが出た際に対応しやすいです。

どうでしょうか?わかりずらい部分があればご質問下さい。
要は買う人の立場で安心できるためのに検査し、保障することです。やりすぎは良くありませんが実態を把握するのには重要な事でもあるのでその辺の按配を社内で考えてください。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます!!
とても参考になりました。そういえば、仕様書を作った際(これも初めてだったので悪戦苦闘しながら作ったんです^^;)、「製品検査」という項目を作ってたのでした!仕様書どおりの規格になっているか、それを検査して提出する、という事で良いのですね。
『買う人の立場で安心できるためのに検査し、保障することです』
そうですね。今までそういった努力を怠っていたことを反省いたしました。。。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/05/15 09:54

こんにちは。



補足をお願いいたします。
1、図面はありますか?
2、機能部品ですか?
3、色の指定はありますか?
4、仕様書もしくは規格書または試作段階であれば企画書とか有りますか?
5、もし寸法指定があれば公差は指定されていますか?
6、ご質問の中にある材料の配合比率の指定はありますか?
7、契約書はありますか?

以上思いつくままに書き出しましたが補足願います。

この回答への補足

補足です
1.図面はあります
2.部品ではなく、それそのものが商品(業務用資材)です
3.指定はありません
4.製品仕様書はあります
5.指定していません
6.配合比率の指定はあります
7.先方が販売業者で、専売契約の契約書があります
以上になります。おかしいところがあれば、またお願いします<(_ _)>

補足日時:2008/05/14 17:41
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