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一般に言う電力不足の解釈について質問したいと思います。
発電所の供給(送電)電力を例えば100としたときに、単純計算的に各需要家で消費電力を差し引いていって0(若しくはマイナス)になってしまった場合のことを電力不足と考えていいのでしょうか?
また発電所が送るのは電圧であって送電電力という記述を見るとどういう意味がよくわからず困っています。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

超~~~~~簡単に説明すると



コンビニがパン100個仕入れました。

そしてパンを買いたいという人が200人居ます。(1人1個として)

A.半分の人しか買えませんよね。これが電力(パン)不足。
ではどうすれば電力(パン)不足を解消できるか?

それは、コンビニがあと100個を仕入れるか、半分の100人にパンを我慢してもらうか。
言い換えると、発電所で発電容量を増やすか、顧客が節電するかのどちらか。

以上、回答ですが以下は流してくれて結構です。
ちなみに、なぜ深夜電力が安いか?
コンビニは常にパンを100個仕入れています。
でも夜間は30人しか買いに来ません。
そこで店長さんは通常(昼間)は1個100円で売っているパンを50円に値下げしたところ、70人のお客様が買いに来ました。

半額にしても売り上げは上がっていますよね。これが深夜電力。
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この回答へのお礼

分かりやすいイメージをありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2008/05/22 11:32

電気を水道に置き換えて考えて見ましょう。



ただし、電気は貯められませんから、
発電所はタンクを持たないポンプ場と考えましょう。

ポンプ場の能力を超えた水需要が生じると
一斉に水圧が低下し、全ての家庭で水が使えなくなるでしょう。
すなわち、ポンプ場(発電所)の能力を超えた需要が生じると
全ての需要家に影響が及んでしまうのです。

そういう状態になると、社会への影響が大きすぎるので、
緊急的には、水を沢山使う工場に一時的に給水を止めます。
No.1の回答の通り、一部を停電させることと同じです。

もっとも、ポンプ場に余力があれば(発電所に余力があれば)
このような問題は起きないわけですが、
余計なポンプ場を造るとコスト高になりますから難しいですね。

また、ポンプ場が送るのは、水圧でも水流でもなく水量(m3)です。
同じように考えると、発電所が送るのは電圧でも電流でもなく電力量(Wh)ということになりますね。
毎月の電力料金も使用電力量に対して支払っていますね。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
参考にさせて頂いてます。
質問文の発電所が電圧を送っているという表現なんですが
実際の電力網を極力簡単に考えたときに、二端子対回路で言うところの送電側(電源)が発電所で、受電側の負荷(需要家)として変電所やら柱上トランスやらが間に入っていて最終的に家庭用のコンセントにはAC100Vが届く(つながった機器に交流100Vを印加する)ということを表した僕なりの勝手なイメージ(表現)です。
要するに発電所と需要地が巨大なR回路で電源相当が発電所かなっていうのが僕の想像でした。そんなわけで電力を送るという表現がいまいちピンとこなかったみたいです。(誤解を招いて申し訳ないです)

補足日時:2008/05/22 11:37
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#2は究極の電力不足の状態ですね。


通常、電力不足というのは余力がある割合(電力会社によって異なります)より低くなると余力が殆ど無いと言うことで電力不足状態と言っています。
発電能力は文字通り、発電所の発電可能電力を集計することになりますが、電力不足に陥ると翌年度、さらには翌翌年度は余力がなくなる危険性が予想されます。そんなときになってから新規に発電所を建設しようとしても間に合わないのです。
つまり、電力不足の回避は長期的な需要予測に基づいて電源開発計画を立てていかねばならないということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2008/05/22 11:27

>発電所が送るのは電圧であって  ????


電圧を送るというのは単に信号を送ることですが、エネルギーを送らないと発電所の役割が果たせません。発電所は電力を作って送電します。電力とは単位時間当たりのエネルギーです。単位は[W]あるいは[J/s]です。
電力不足とは、正常の需要電力>消費電力=送電電力(≒発電電力) の状態です。つまり発電電力が足りないので、電圧や周波数が標準値より下がって、需要設備が定格能力以下の状態で運転されることで、消費電力=発電電力となります。
逆に電力が余るという状態は、電圧や周波数が上がって、需要設備が必要以上に電力を消費することで、正常の需要電力<消費電力=発電電力となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
まだ浅学で煩わしい表現で申し訳ありません。
なんとなくイメージを掴むことができました。

お礼日時:2008/05/16 23:32

電気についてのかなり専門的な知識が無いと 正確に理解することは難しいです



以下はイメージです

発電能力は決まっています 電気は 貯める事はできませんから 消費した分だけ発電します

消費が増減しても発電量は瞬間的には変えられません 秒~数十秒(装置によっては時間単位)の時間がかかります(燃料を増減したり、水量を増減したり、制御棒を操作して発熱量を増減したりして)

発電量が増減されるまでの時間は、消費が増えた場合は電流が増え発電電圧が下がります その後 発電量が増えるに従い 電圧が元に戻ります
発電能力を超えてしまうと、電圧が下がったままになります
それでも消費が増えると 発電機が過負荷で停止し 停電します

消費が減る場合には 発電電圧が上がり 発電量の減少に従い電圧が元に戻ります
電力の変動は 短時間では電圧の変動で対応されます

現実の電力網は 数百台以上の発電機で構成されています
もし発電能力ぎりぎりの状態で 1台の発電機が停止すれば 雪崩現象を起こして次々に停止します

そのような状態にならないように、監視し、危険が予測される場合には 一部を停電させる等で対応します
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2008/05/16 23:34

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